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10/11 札幌CL 優勝 三神ザシアンフェロマッシ

お久しぶりです、アルテアです

コロナやその他諸々でモチベが下がったり忙しかったりですっかり腕が鈍ってたのですが、友人の練習に付き合っているうちにちょっと勘を取り戻せたかなと自信をつけ、リハビリがてらに出た札幌CLで何故か優勝できてしまったので、備忘録がてら適当に記事を書いてきます。

1 環境予想
2 デッキレシピ
3 当日のマッチアップ
4 その他

1 環境予想

横浜の結果も出て、ある程度どんなデッキがいてどんな形なのかが確認出来た中で、再度札幌の環境予想

tire1 マッドパーティ セキタンザン ルカメタザシアン
tire2 三神ザシアン 子ズガ ムゲンダイナ

多分こんなものかなと
手元にあるデッキでこれらのデッキをみれるのは三神ザシアンだけだったので、とりあえず三神ザシアンを軸に調整開始

頭一つ抜けて数が多そうなのはマッドパーティ
札幌のポケカプレイヤーでも指折りの強豪プレイヤー、rainくんとらいじんくんが考案したマッドパーティが何故か無料公開されてたので遠慮なく読む

ちなみにその記事がこちら
二人にリンク掲載の許可を貰いました
ありがとね、二人とも
ぶっちゃけこんな駄文読むよか、クオリティが高いこっちの記事読んだほうが100億倍有意義ですわ

完成度も非常に高く、若干ながら自由枠もあり、何を見るかどこを補うかで攻め方を変えざるをえない、一筋縄ではいかないこのデッキ
地元ということもあり、作成者本人のrainくん含め何人かはマッドパーティを握り、予選で何回か当たるだろうなと予想
とりあえず組んでみて、持ってた三神ザシアンと試しに対戦してみたらまあ勝てない勝てない
体感7-3か8-2ぐらいの不利でした
三神スタートで先2オルジェネ撃てたとしても返しで倒されザシアンが用意出来ず負け、倒されなくてもマッパのスピードに追いつけず負け、三神が倒された後にスタンプを撃ってもポットデスで手札リカバリーされて負け
そもそも山が薄くてスタンプが刺さらないという点も強い

そういうわけで三神ザシアンにノイズにならない程度でのマッパ対策を調べてたら答えが見つかりました
それが今回のタイトルにもなってる通り、フェロマッシです

詳しくは後述しますが、このカード、マッパ対策になるのは勿論、三神ザシアンとも非常に噛み合いがよく、更にはセキタンザンも見れるという優れたカード
そんな感じでフェロマッシ入り三神ザシアンを調整することになりました

2 デッキレシピ

調整した結果がこちら
いわゆるグズハラ型の三神ザシアンが軸です

デッキコード gLggHn-3adnOS-LLPQQn

ポケモン 12

三神 2
スタートしたいように見えて、こいつ風船付けても逃げられないし、最低限オルジェネが言える枚数として2

ザシアン 4
3にしようか悩んだが、マッパが多いと予想した上で当たったらほぼ確実に先行取れるだろうし、先行ふとうのつるぎ3ドローはやっぱりチート
最大枚数積んで最初のターンに少しでも出す確率をあげたい

ザマゼンタ 1
ムゲンダイナ、セキタンザン対策
下手なVMAX使いはこいつでディズニーツムツム
特殊エネ破壊が地味に美味しい

フェロマッシ 1
今回のジョーカー
マッパだけでなく、タッグチームやVMAXのようなサイド3枚取れる相手をビーストゲームで倒すと4-2(2-4)というきれいな流れが出来る
オルジェネと違い殴りながらサイド先行出来て、なお且つサイドプランに無駄がないのは強い
「三神ザシアンは三神にGX技を使う、だから三神にGX技を使われなかったら勝てる」
そんな甘い考えで三神ザシアンに望む相手を粉砕しましょう

クチート 1
運次第ではあるが手札にキープされているデデンネを呼び出して無効化したり出来るし、普通にピーピング自体強いし、手張り+付け替えorソーサーで殴れるのも○
ただそこまでパワーカードでもないので1

デデンネ クロバット 1
ドロソ担当
このデッキは無人を採用してるので、ドロソ担当をデデンネだけにすると自分の無人で事故るという笑えない自体があるので1-1で採用

ワタシラガ 1
サポート回収
ダンデをピン採用してるのでそれを回収したり、ボールからボスに繋がる可能性がある札として採用
一応殴れる(殴ったことはない模様)

グッズ 22

タッグコール 1

縁の下の力持ち
このカードで三神とグズハラを持ってきて後1オルジェネの敷居を低くしたり、フェロマッシとグズハラでマッパを粉砕したり
グズハラでの手札コストとしてもう一枚余分にカードを持ってこれるのもgood
1枚が2枚になるカードが弱い訳がない
ただそこまで依存するようなカードでもないので一枚採用

メタルソーサー、クイックボール 4
三神ザシアンでこれらを減らす理由ある?

プレシャスボール 1
ピンポイントでデデンネか三神かフェロマッシを持ってこれる枠としてピン採用

入れ替え 3
逃げる要素として風船を2枚採用してるのでフルではなく3枚

付け替え 3
後1オルジェネと言うにはフル採用したいとこだが、手札で腐ってクロバットのドロー枚数が減ることもあり、1枚抜きの3枚

スタンプ 2
使いたいタイミングで握れる最低限の枚数は2枚だと個人的に思う

スクラッパー 1
打点ずらしとして採用されるお守りやフライパンを剥がすために採用

風船 2
グズハラで持ってこれる道具枠として採用
このデッキは三神以外逃げコストは2以下なので十分
サイド落ちケアで2枚

大きなお守り 1
打点ずらし
マッパやムゲンダイナはこの1枚で窮地を凌げることが出来た
ただスクラッパーで壊されやすいということもあり、そこまで頼りにはしてない
ピン採用

サポート 11

グズハラ 2
タッグコールで持ってこれる最強カード
オーロラと風船持ってきてオルジェネの手助けしつつ、場合によっては無人で妨害したり
はたまた風船とビーストエネでフェロマッシを即起動させたり
サイド落ちケアで2枚

博士の研究 4
一時期3枚にしたけど、流石にフル採用が安定

マリィ 1
個人的にあまりマリィの妨害は信頼しておらず、シロナの方がいいのかもしれない
許されるならこれも博士の研究にしたい

ボスの指令 3
ポケモンカードやるにおいて必須カード
ワタシラガの採用もあるので4ではなく3枚

ダンデ 1
ムゲンダイナやセキタンザン相手にザマゼンタで突っ張るときにどこかでこれを使わないと2パン出来ないので採用
なお、ムゲンダイナと当たらなかったので今回使いませんでした

スタジアム 2

無人発電所 1
妨害札として採用
デデンネやオドリドリなど、なんだかんだ特性持ちのGXは未だにいるので全然腐らない
ただ自分のデデンネやクチートも腐るので注意しよう

トキワの森 1
エネ触りたいときや圧縮したいときに
グズハラで持ってくるときは盤面をよく見てどちらがいいか判断しよう
まあだいたいどっちかサイド落ちしてたりもう持ってたりで、選択の余地もくそもないときが多いけど

エネルギー 13

鋼8
水1
オーロラ3
ビースト1

普通の三神ザシアンは鋼8水2オーロラ2が多いけど、このデッキは特殊エネに結構依存した形になってるので水を1枚オーロラに
ビーストは言わずもがな
ただもし仮に2枚採用出来たとしても1枚で十分だとは思う

3 当日のマッチアップ

1戦目 マッドパーティ(rainくん)
まさかの初戦で当たるとは
更にデッキはマッドパーティ
いけるやん!と思ったのもつかの間、相手がヤバチャを出さずにプレイしていった結果、フェロマッシでの2枚取り計画が崩れ、そのままズルズルとペースを握られることに
最後の最後に相手のサイドが3枚になったところでスタンプを撃つも、ボスを引かれ負け

なお本人に聞いたらヤバチャを出さなかったのはたまたまらしいです

2戦目 マッドパーティ
2戦連続マッドパーティ
ただ今回は相手の方が壮絶に事故っていて、ほぼワンサイドゲームで勝ってしまった

3戦目 三神ザシアン(ちぅさん)
ミラー対決
序盤に相手のマリィがぶっ刺さり、思うように動けず、オルジェネも先に言われ、プラン変更
オルジェネを言わずにこちらから先に殴ることに
相手のザシアン等を倒していき、終盤
こちらサイド2枚、相手は3枚
前にはエネがついた無傷の三神
要求値を上げるしかないと最後の望みを託し、デデンネのGX技、ビリリターンGX、前にエネ付きザシアン
相手は麻痺を回復しつつボスの指令を言わなければ勝てない
逆に言えば、それさえしてこなければこちらの勝ち

結果は

三神の麻痺は回復したものの、ボスの指令が飛んでこず前のザシアンが生き残り、そのまま返しで三神を倒しゲームセット、勝ち

4戦目 マッドパーティ
まじで予想通りにマッドパーティに当たりまくる
そして対策として突っ込んだフェロマッシ、ビーストエネがサイド落ちすることなく、タッグコールも引けた
やっぱりマッドパーティにはフェロマッシだね(ニッコリ

5戦目 セキタンザン(ノンカフェくん)
当初こちらが予定通りに動けず、相手側は好調
セキタンザンが進化してVMAXで殴ってきたところでなんとかプラン通りザマゼンタが完成、反撃へ
一体目のセキタンザンを倒し、相手側はザマゼンタを突破する手段であるカモネギを引っ張ってこよう2体目のセキタンザンを進化、少しでも時間稼ぎをしようとするも引けず、そのまま2体目のセキタンザンVMAXを突破し勝利

4-1ながら、初戦で負けたrainくんがなんと予選全勝
そのおかげでなんとか4-1ラインでも予選通過出来ました
ありがとう、rain

決勝戦1回戦

三神ザシアン(らいじんくん)
こちら、先行
表の三神にエネを付け、裏のザシアンがふとうのつるぎ
まさかの鋼エネ2枚ヒット

相手、ザシアン単体でふとうのつるぎでターンを返す

返しにザシアンを表に出し手張りしてブレイブキャリバー

早い話が事故勝ち
流石に申し訳なかった

2戦目 子ズガ

ここで遂に不利対面にあたる
負けかなぁと思いきやここでもまさかのお相手が事故る
3ターン目、4ターン目でも子ズガが出てくることなくこちらはオルジェネ宣言も完了
相手の子ズガが完成するも既にサイドレースはこちらが制しており、そのまま序盤のペースを押し切って勝ち

決勝戦 ピカゼク

今大会初めてスタートがデデンネで軽く絶望する
相手のスタートはクワガノン
グッズロックされて展開を鈍らされてはたまらんと早々にザシアンを準備
幸い、クワガノンでグッズロックされることはなかったのでそのままザシアンでアタック、クワガノンを突破
返しにピカゼクが2体登場、前のピカゼクのフルドライブで後ろのピカゼクにエネが貯まる
ここで勝ち切るにはフェロマッシのビーストゲームでの4枚取りしかなく、ゲームプランを決定
フェロマッシへのサーチ札をキープしつつ入れ替えを駆使してそのままもう一枚ザシアンでアタック

返しの相手のターン、マリィでキープしてたサーチ札を流され、そのまま傷ついたピカゼクでフルドライブ、もう一度後ろのピカゼクにエネを貯める

ちなみに対戦後に何故ピカゼクは逃げなかったのか聞くと、ゼラオラは採用しておらず、逃げて傷ついたピカゼクにエネを貯めてももしボスの指令でそのピカゼクを駆られたらゲームプランが崩壊してしまうのと、フェロマッシが採用されてたのは知ってたがその場ではすっかり失念してしまったとのこと

ラストターン、なんとか博士の研究は引けてたのでそのまま使う

ビーストエネとフェロマッシが同時にきました

そのまま前のポケモンを逃し、フェロマッシのビーストゲームでピカゼクを倒し4枚取り

なんとか優勝することが出来ました

この後嬉しさの余りこのご時世にも関わらず握手をしてしまい、ジャッジの方々に怒られました

本当に申し訳なかったです……

4 その他

こんな感じで決勝は運に助けられた形で優勝いたしました

今回フェロマッシを採用してみて改めてビーストゲームの強さを実感しました

というのも、VMAXが登場してサイドプランが3-2-3(2)になりつつある現環境で、隙をついてビーストゲームを決めることで3-3ないし2-4と綺麗なサイド取りが出来るのはとても大きなメリットだと思います
これにより、三神ザシアンミラーにおいても先にオルジェネを撃たれた場合でも、ザシアンを準備しておくことで

ザシアン 三神にブレイブキャリバー
フェロマッシ 三神にビーストゲームGX(サイド4枚取り)
ザシアン ザシアンやデデンネを狩って終了

といったように例え先にオルジェネを撃たれても十分に勝機が出てきます

他にも、GX技の選択肢が増えたことでオルジェネが最優先という固定観念みたいなのが抜けたおかげで予選3戦目のようなデデンネのGX技を使うことで窮地を脱する事ができたりと三神ザシアンのプレイの幅が広がったような気がします

環境デッキの一つであるセキタンザンの弱点をつける事もなかなか優秀な点の一つです

以上で今回の記事はここまでとなります
駄文に付き合って下さり、ありがとうございました

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