火と陽と人と
お友達の皆さん、こんにちは!
KOCCHIのさとみです♪
秋分の日も過ぎ、秋の香りがする季節となりましたね〜
最近は彼岸花が咲く姿や
金木犀の香り
木々の紅葉に目を奪われては足を止め
夏の終わりを感じている今日この頃でございます🍁
さて、つい一週間前になりますが、
夏の終わりを満喫すべく
「サバイバルKOCCHI ワクワクデイキャンプ」を開催いたしました✨
「キャンプをしてみたい」とのリクエストの声も頂き
まずはデイキャンプを楽しめたらと思っての今回の企画!
色々と場所を検討した中で、
「折角やるなら、中々行かないような場所が楽しいよねw」
と、私たちのお気に入りの場所を選んで見ました!
それがこちら!
こちら、無人の野営場で、玄人キャンパーが利用するような場所!
携帯の電波は入りませんので、まさに自然の中でデジタルデトックスをしっかりできる場所になります✨
船形山の登山道入り口になっているため
登山の方はいらっしゃいますが
キャンプ利用者は本当に少ないレアスポット💡
人も少なく、川が目の前にある環境はとても心地よく
私たちは実はよく出没します w
そんな今回の企画、有り難いことにたくさんの方が参加してくださいました✨
天気に恵まれ、気温も高く、まずは川遊びへ繰り出します✨
吊り橋を渡り〜
森の中を歩いていくと〜
小さい子も遊びやす水場に到着💡
「冷たい〜!」と言いながらも
どんどん水の中へ入って思い思いに遊びが始まります
みんな子供たちは見事に全身水びたし!!
水を見ると入りたくなるのはなぜなのでしょう〜
不思議なものです(о´`о)
陽の力もあって長らく水遊びを満喫する時間をとった後は
火の時間🔥
キャンプと言えば焚き火!
焚き火と言えば火起こし!!
火起こしと言えば???
メタルマッチ(別名:ファイヤースターター)!!!
皆さん、これ、ご存じですか?
こちらは、現代版の火打ち石になります🪨
着火性が高いマグネシウムなどの金属を削って火を起こす道具
今回はこれ+マッチを用いて火を起こすことからスタートです🔥
火花をちらすだけでは火はつきません
以下の手順が必要となります
①火花を飛ばす
②火口へ着火(麻紐やティッシュなどの燃えやすいものへ)
③細い枝などに火を移し、焚き火を少しずつ大きくする
この手順をするための道具がこちら!
引火しやすい天然素材として
・麻
・油を多く含む松ぼっくり
その他、身近な材料として
・コットンへワセリンをつけたもの
・牛乳パック
それ以外に火を育てていくために必要な
細枝!
これは子供たちが懸命に集めてくれました
道具が揃ったところで火付けのスタート🔥
「マッチで火をつけるようにやるんだよ〜 まずは練習してみよう!」
と火花を散らす練習からスタート!!
中々難しいかな?と思いきや!!!
子供たちはコツを掴むのがとても上手!
綺麗に火花が出ることを確認した後はいよいよ本番✨
大人も子供も夢中になって火付けに挑戦!!
子供同士でコツを伝え合っている姿も♡
「火がついた」
というわかりやすい結果と達成感はクセになり
何度も挑戦する子供や大人が多数✨
私も初めて挑戦した時に
火が着いた時の感動は忘れられません(о´`о)
火は上に向かって広がっていくから
マッチの持ち手は下に持つと良いよね〜
なんて気づきをもとに学んだり
一気に薪を入れたらどうなるかな?
と実験してみたり
火の育て方を自分たちなりに考えながら学んでいきます🔥
そして3歳のお子さんも火付けに挑戦!!!
大人が見守る中 動きを少しずつ自分のものにしていき
ちゃんと着火成功👏
「3歳でも出来るんだな〜」
と大人の驚きの声も聞こえてきました✨
子どもたちの「やってみたい」を
安全管理のもと経験できるように見守る
KOCCHIでとても大切にしていることです
火を育てた後は 自分達のお昼ご飯作り!
今回は竹を使って棒パンを作りました🥖
特に何も教えていないのですが
子どもたちの中には 焼き加減のコツを掴んだ子もおりまして
「ふんわり焼きたい時」「カリカリに焼きたい時」
などの加減をマスターしている子も👏
大人が子どもに教わりながらパン焼きを楽しむ場面もありました✨
シチューやポトフもみんなで美味しく頂き
デザートにはマシュマロ 焼き芋🍠 焼きリンゴなどなども🍎
火を起こし 火を育て その火で自分達のご飯を作る
昔は当たり前だったことが
便利な現代 当たり前では無くなったように思います
「火育」という言葉があります
“火を身近で体験したことがない子どもが、火の扱いや特徴を実践的に学ぶこと“
を言うそうです
時代の進化とともにオール電化も進み
火に触れる機会はとても少なくなったと言われています
家でいたずら心にマッチやライターを扱おうものなら
「危ない!!!」なんて声も飛ぶことが多いでしょう
“経験したことがない“ことは “加減を知ることができない“ということになります
“火を扱ったことがない“ということは、“火が持つ特徴や危険性がわからない“ということになります
人はそもそも新しいことや未経験のことは挑戦したいという欲求を持っていて
火を得たことで人類は進化してきたとも言われていますから
火育を通した学びは
火を知ることで 火を育てることで
「自分自身を育てること」
このように思います
「火がついた」という小さな成功体験は
自分に自信を与えてくれる経験です
「火がつかない」の中にも
どうやったら着くのか?
という探求が始まるきっかけが詰まっています
人間が生きていくための『地頭』を身につけていくことに
少し危険を伴うこれらの挑戦の作業の中には
たくさんの要素が含まれている
脳の司令塔である“前頭前野“を刺激してくれるこれらの活動は
人間をより成長させてくれる
そんなことを改めて感じて考える時間を持つことができたように思います✨
今回もたくさんの学びや経験を共にして頂いたことに
心から感謝です✨
いつもKOCCHIを応援していただきありがとうございます😊
追伸
今回の会場だった「旗坂キャンプ場」へ向かう途中には
美味しいお水のお恵みスポットが✨
火と太陽と水
どれも有り難い恵みですね✨
気になった方は生きる原点に立ちかえることができる自然へ
是非足を運んでみてはいかがでしょうか♡