自然とARTと海苔小屋と⁉︎
6月13日はKOCCHI特別授業 第2弾!!
(第1弾も振り返りで後日ご紹介いたします〜)
今回のテーマは「芸術(ART)」
題して
「KOCCHI ART CLASS 〜芸術は海苔小屋で爆発する〜」
海苔小屋でART⁉︎ と思った方も多いのではないでしょうか
この辺りは後ほどお話しいたします❤️
さて、当日はとても気持ち良い晴天🙌
小学2年〜中学3年のお子さんが午前から参加してくださいました!
午前中は利府の陸前浜田駅前の公園に集合し散策からスタート!
まずは浜田洞窟遺跡へ👣
新緑の季節🌿
を通り越してジャングルと化した道中
身を屈めながら進むこの感じは
散策というより冒険(笑)
まもなく遺跡!!と思いきや
草ボーボー
身長168㎝の私の背を余裕でこえる草たちが行手を阻みます
(普段は草刈りがされており、足元も整備されているそうですが、まだ未整備の時期だった模様)
足踏みするKOCCHI代表Yoshitaka氏
さて、戻るしかないのか⁉︎
いや、「ここは私の出番だ!!」
と私(Satomi)が足を踏み入れることに👣
はい、気分はトトロのさつきちゃん
私が進んでみると
なんと子供たちもついて来るではありませんか
「こっちだよ〜!」「もう少し〜!」と子供同士で称え合う姿
まさに冒険!!!
そして到着した浜田洞窟遺跡がこちら!
“海水の侵食によってできた天然の洞窟を利用した縄文時代の遺跡“(利府町生涯学習課情報)
とのことで、県内でも珍しく非常に貴重な遺跡とのこと
遺跡好きな私にはとても刺激的な場所でした( ͡° ͜ʖ ͡°)
そしてこんな草むらの中にも関わらず生き物センサー感度の高い子供たち
脱皮間もない蜘蛛🕷(苦手な方すみません)
ミミズや泡虫?などなど情報量が多い自然の中から
次々に生き物たちを発見する感度の良さは流石です
次に向かうは馬の背🐴
先ほどの道が初めから中々の難所だったためか
こちらの不整地は皆さんなんのその!
はじめの難所を恐る恐る一歩ずつ歩いていたお子さんが
「ここは歩きやすい♪」
と語る姿から、この短時間での成長を感じたのでした^ ^
そして到着!こちらが馬の背✨
絶景😍
“「馬の背」は長い年月の波の浸食によって今の形となり、約250mほど海に突き出た姿から、天然の桟橋と言われています。“(利府町ホームページ情報より)
そして向かいには「子馬」も眺望できます↓
運が良ければエイも見えるこの場所!
エイや生き物を探して散策へ♪
「ふぐ!!!」「2匹いる!!!🐡🐡」
「エイがいた痕跡がある!」
「カモメ!」
「ホタテの貝が貼り付いてる!」
はい、生き物センサー全開💡
他にも「巨人の足跡」なんて発見も💡
ちなみにYoshitaka氏の目線はこちら
「隠れミッキーならぬ隠れ木顔?」
アートな木の根
アベンジャーズ
私の目線はこちら
自然の中で何に目を向けるか 意識を向けるか
本当に人それぞれ💡
自然の中にある沢山のARTをみつけ
それぞれの異なる視点の共有は
意識や見る視点が拡がり 自然と笑顔が増える時間
みんな違う視点があるから
色んな発見がある
なんて豊かな時間でしょう💐
この後太古の森も散策したのですが
草に隠れた木苺やキノコを発見する子もいて
全体を見るのが好きな私に
ググッと足下に焦点を当てるコツや発見の楽しみを
子供たちが教えてくれました❤️
お昼休憩を挟んだ後は本日のメインイベント
ART CLASS🎨✨
会場は海苔小屋画廊🎨
海の近くにある元は海苔作業場であったこの場所は
あの大震災で被災しましたが
10年の時を経て画廊として復興されたそうです
この画廊をつくられたのが今回の講師の先生
画家で元学校の美術教諭でもある櫻井忠彦先生🎨
先生の作品をはじめてみた時の私の感動🥹✨
絵を見ていただければ伝わるものがあるのではないでしょうか
先生の作品は 偶然できた紙の皺を利用し
その中に自然の形象を見出し
宇宙からミクロの世界からイメージを受け
自らの感性で形を選択 彩色して描かれているそうです
この世界観、たまりません!!
今回は先生の手法をご教授頂きながらのARTの時間を満喫いたしました🎨
全体を濡らした紙に
赤 青 黄の三原色を自由に筆で乗せていきます🖌
乗せ方は自由!
思うままに色を乗せて行き
紙の上で色を重ねてみたり
何かイメージを描いてみたり
手にも(笑)
そして描いた絵は外で天日干し🌞
その間子供たちは思い思いの遊びを展開!
「あ!電車🚃!!」
なんと素敵な環境なのでしょう✨
「子供の集中力は短いから、やる時パッと集中して、後は自由に過ごす、メリハリが大切ですよね〜」
と先生の温かいお人柄とこの環境が
本当に心地よい空間でございます😌
絵が乾いた後は
先生の技法でもあります
紙をくしゃくしゃっとしてみて
何か見えるものはあるかな⁉︎ の発見の時間
何が隠れているかな〜と想像の世界を拡げていく皆さん
ちなみにYoshitaka氏の発見はこちら
「踊る女の人」
私はこちら
「龍と龍使いの猫たち」
はい
世界観が表れますね〜
自然の中に隠れるART
色や皺の中から見つけ出すART
まさにART一色の1日は
海苔小屋画廊でパッカ〜ん✨と
私の中のワクを拡げて終えたのでした🎨
一つの作業をとってみても
その中に含まれる意味は人それぞれです
自然の中では
「壮大な景色を眺めるのが好き」
「波を見ているのが好き」
「生き物を見つけたい」
「大切な人とただ歩きたい」
同じ絵を描くでも
「描くことがただただ楽しい」
「誰かと一緒に描くことを共有する時間が好き」
「絵の具で自由に遊ぶのが好き」
「イメージを形にしたい」
などなど
それぞれのペースを尊重し
誰かと比べることなく
自分のやりたいを大切に過ごせる時間や環境
五感を使った作業は
自分と向き合い
自分の軸をより強いものにしてくれる
そんな風に私は思うのです〜
今回も豊かな時間を共に過ごしていただき
感謝感激雨霰でございます✨
ご協力いただきました櫻井先生 娘さん
ご参加いただいた皆様
ありがとうございました😊
✏︎Satomi✏︎