展覧会開催時にありがちな不安④〜在廊はしたほうがいい?〜
どうも〜
ここから突然読み始めてしまった人はこちらをご覧ください。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ということで、今日は在廊はしたほうがいいのか?について書こうと思います。
今日も最初に結論を書きますが、在廊は“しなければならない場合もあるが、そうでなければ好きにすればいい”です。
会場の中には作家の在廊を義務とするケースもあるので、その場合は選択の余地がないのですが、もし会場にスタッフが常駐していて作家在廊の義務がない場合は好きにしたらいいと思います。
が、そんなこと言っているとなんの話にもならないので今日は在廊した場合の利点と欠点について見知った範囲で書こうと思います。
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【在廊した場合の利点】
・旧来の友人、知人に会える
→展覧会を開催するとプチ同窓会になる場合があります。
また、普段自分からは連絡を取っていない友人や、知人がふらりと現れることがあります。
そうした場合もちろん近況報告をしあうなど、個々で楽しめばいいと思うのですが作品を介した新しい話ができたりできなかったりする機会はあまりない気がします。
・作品への新たな知見、フィードバックを得られる
→作品や展示の方法など、人の見方によって感じることは違います。
場合によっては自分が意図しなかった、もしくは気がつかなかった新たな可能性を他者によって再発見されることもあるでしょう。
今まで会ったことなかった人や、新しい環境で作品を見せることで自分の強みや、弱点、または次回への改善点について考えるきっかけを得られるのは貴重なことではないでしょうか。
・会ってみたい人に会えることもある。
→展覧会をきっかけに、話してみたかった人、意見を聞いてみたかった人にDMを送ったり、お知らせをしたりと場合によっては会場に来てくれる場合もあります。
とはいえ、これはあくまで相手の都合や興味次第なので来なかったからといって他意はないです。
ボーナスチャレンジみたいなものなので、その場合はまた次の機会に備えましょう!
もちろん人によりますが、例えば私は展覧会はいつでもやっているものではないし、大抵開催するときは作家の気合が入っている時でもあるので、タイミングさえ合えば行きたいなと思っています。
ただ自分自身で見ず知らずの人の展覧会情報をキャッチするのは非常に難しいというか、困難に近いので、これは自分勝手で申し訳ないですが、できたら自ら視界に飛び込んできて欲しいです。
【在廊することの欠点】
・会いたくない人が来る
→嫌いな人が来ることもあります。
その場合はそれぞれみなさんの方法で対処しましょう。
・言われたくないことを言われる
→作品や展覧会について関係する場合は、仮に否定的なことを言われたとしてもだからダメということはありません。
そういう考え方もあるんだな〜という前置きの後、それが自分にとって正当なのか、不当なのかを一度考えてみるといいと思います。
不当だと思うならそれでいいのです。
ただ、言われたことが作品や展覧会についてではなく例えば個人情報や、人格否定などであれば、無視しても構いませんし、言えるのであれば「答えたくありません」など意思表示をしたらいいと思います。
大変残念だなぁと思うのですが、来場者の中には作品や展覧会ではなく作家という枠をこえて“個人”に興味を持つ人もいます。
それが結果的に作品にとって必要なことであれば、あぁそうですかという感じなのですが、場合によっては“学生”とか“女性”であることがその人の興味の大部分を占めていることもあります。
そうした時は相手にしなくていいです。
嫌だなと思ったら離れていいです。
もしスタッフに助けを求められる環境なら、自分ではなくスタッフに対応してもらうことも考えましょう。
・その時間働けない
→作家といえど、作品を作ることのみで生計を立てている人は少ないですし、仮に作品だけで生計を立てていたとしても在廊中に新規作品の制作に没頭することは難しいのではないかと思います。
また、展覧会は開催するだけでそれなりに費用がかかるにもかかわらず、その期間中在廊することでさらに自分の月々の収入を下げてしまうことも考えられます。
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在廊していたほうが作品(やグッズ)は売れますか?と聞かれたことが多々あるのですが、確かにAlt_Mediumでの今までの傾向としては作家が在廊していたほうが売り上げが良いケースが多いです。
おそらくAlt_Mediumで展覧会を開催してくださる方は新人に分類されることが多いので、ギャラリーとの付き合いよりも作家個人との関係性によって購入に至る場合が多く、逆に見ず知らずのスタッフから説明されると少し敷居が高いように感じてしまうのではないかと思います。
じゃぁお前らなんのためにいるんだよという感じですが、私たちはできれば作家のみなさんが在廊しない時でも、展覧会を観に来てくれた方達にとって意義のある環境を提供したいと思っています。
なので、もし差し支えなければ作品の話をたくさん聞かせていただけたら嬉しいです。
そして私たちスタッフも作品への理解を深め、作家が在廊していない時でも、作品鑑賞・購入のお役に立てたらと思っています。
最後はいい人アピールで締めてみました。
利点欠点はまだある気がするので気が向いたら知らないうちに書き足します!
ばいばーい
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Alt_Mediumではスペース利用者を随時募集しています。
卒業制作の学外発表や、個展、グループ展などを計画されている方はどうぞこの機会にご検討ください。
展覧会開催ははじめてという方から、ベテランの方まで幅広い作家様にご利用頂いております。
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