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Alt_Mediumの2024年9月のお知らせ

どうも〜
なが〜い夏休みが終わり、さぁ頑張るぞ!と思ったら台風です。
そういえば毎年忘れちゃうんですが、夏と秋の間は台風がここぞとばかりにやってくるんでした。

あ〜秋が待ち遠しいです(くるのか?)

ということでAlt_Mediumの9月のお知らせです。


◤9月開催される展覧会◢

※現在開催中
2024年8月30日(金)~9月4日(水)
木下 茜 個展「Dynamism in Serenity」

2024年8月30日(金)~9月4日(水)
木下 茜 個展「Dynamism in Serenity」

〔展覧会概要〕
地球は、私たち人間の目に静穏(Serenity)に見えるその瞬間でさえ、常に変化している (Dynamism)。大地はゆっくりと動き、風雨によって削られながら、新たな地形を刻み続ける。そしてその仕組みは一部解き明かされているものの、依然として多くの謎が存在する。私たちは謎の球の上で、ときにそれがもたらす災害に翻弄され、ときにそれが生み出す景観に魅了されながら生きている。
今回、私がニュージーランドとオーストラリアを訪れた際に撮影した自然の写真を展示し、さらにそれに関する説明文を地球料学の視点から執筆することで、美術展と博物展の融合を目指した。ニュージーランドの雄大な氷河地形、オーストラリアの壮大な石灰岩地形や古代の姿を残す森林を撮影したこれらの写真は、私たちに自然の美しさを改めて感じさせる。
撮影を通じて、私は地球のダイナミズムを感じずにはいられなかった。写真は時間・空間を切り取り記録する技術だが、その撮影の前後の長い時間、そしてフレーム外に続く広大な空間において、自然は絶えず変化を続けている。地球科学の知見があったからこそ、自然の残した痕跡を読み取り、前後の時間で受けたであろう作用や、どんな広角レンズを使ってもフレームに収まることのないような大きな空間に働く力に想いを馳せることができた。地球科学の視点から説明文を執筆したのは、自然の背後にある現象を知ることが、写真が切り取った時間・空間の外を想像する助けになるだろうと考えたからである。
時間的にも空間的にも人間のスケールを遇かに超えた雄大な自然と、その中を生きる生命の姿をお楽しみいただけたら幸いである。


〔プロフィール〕
木下茜 / KINOSHITA Akane
九州大学大学院理学府地球惑星科学専攻卒業、博士後期課程中退
理学修士

〔活動歴〕
2024王子ネピア製品「鼻セレブ」のペット写真公募にて写真が採用され、限定パッケージとして商品化2023個展「はじまり」(屋上 / 東京)開催FUJIFILM主催「あなたが主役の写真展」にて100選に選出

〔instagram〕
https://www.instagram.com/v._.v__a/

〔X〕
https://x.com/0ctahedral

〔展覧会詳細〕
https://altmedium.jp/post/202409kinoshitaakane/


2024年9月6日(金)~9月11日(水)
norimasa ejiri「手で見る、手で聴く ⇄ 目でさわる、耳でさわる」

2024年9月6日(金)~9月11日(水)
norimasa ejiri「手で見る、手で聴く ⇄ 目でさわる、耳でさわる」

〔展覧会概要〕
自らの手作業の痕跡である陶彫刻を被写体として撮影し、デジタル空間上でまったく別次元のものへ再構築を試みています。有機素材である土(立体)と無機質なピクセル(平面)の異なるメディウムを往還するプロセスの中で、”触覚をトリガーに身体化された記憶へと” もう一歩踏み入れることはできないだろうか?彫刻を起点に据えたうえで、デジタル写真による表現の可能性を提示したいと考えています。


〔プロフィール〕
norimasa ejiri
自らの五感を開き、しかし一方では自らの知覚や思惑が及ばない外部を招き入れていくことにより現前する形を探求しています。 瞬間の中に生命を予感させるメディウムの選択として、現在は写真と土による塑造・焼成を往還しながら、身体化された記憶に接続しうるような作品制作を心がけています。

京都芸術大学大学院通信教育部 芸術研究科芸術専攻修士課程 写真・映像領域、在学中

〔活動歴〕
2021 京都グラフィー2021+スペシャルプログラムS3「ジャパンフォトアワードエキシビジョン+イントゥイション」INTUITION LABELの一員として作品展示(ホテルアンテルーム京都 / 京都)

〔受賞〕
2020「Mellow Art Award 2020」入賞

〔作品掲載〕
2021『377,975km² vol.1』(INTUITION LABEL)
 『JAPAN PHOTO AWARD 2021 + INTUITION VOL.1』(JAPAN PHOTO AWARD)

〔instagram〕
http://www.instagram.com/norimasaejiri

〔展覧会詳細〕
https://altmedium.jp/post/202409norimasaejiri/


2024年9月13日(金)~25日(水)※木曜日休廊
金子佳代 個展「MONTAGE」

2024年9月13日(金)~25日(水)※木曜日休廊
金子佳代 個展「MONTAGE」

〔展覧会概要〕
『paper works 』というシリーズ作品を2019年に発表した。79枚のドローイングの切り抜きが透明な袋に入っていて、箱の中に重ねられている。観るひとが上から一枚ずつ手に取り、隣の箱へそっと移動させながら順に観ていく…という展示方法だった。壁面にぱあっと展示すると、シリーズをいっぺんに俯瞰できてしまう。この作品ではそうせずに、シリーズの中にあるグルーヴやひらめきをじっくり巡っていく時間を作りたかった。

 複数のショットを組み合わせて、時間、空間、意味の連続性を超えた表現を作りだす映画制作技術を“モンタージュ”という。この言葉に出会ったとき、あ、これだ。と思った。わたしがあのとき試みたことはたぶん、モンタージュだった。

 このたび『paper works 』 をDOOKSの視点で編集した『MONTAGE 』を出版いたします。わたしはこの機に『paper works 』を材料に、新しいコラージュを制作しました。
 この展示は、ひとつのシリーズ作品から再び生まれたそれぞれの新作を、同時に観ていただけるという企画です。

金子佳代


〔プロフィール〕
金子 佳代 / KANEKO Kayo
2001年 多摩美術大学立体デザイン科ガラス科卒業。

〔個展〕
2024 個展(Cy / 神奈川)、「ARCHIVES」(珈琲ヤマグチ / 京都)
2023「A VIEW BEYOND」(Alt_Medium / 東京)、「SOMETHING GINGHAM」(taffeta / 石川)、「平行世界で集まる」(LAMAPACOS / 東京)、「描いたあとから物語2 」(twililight / 東京)
2022「YELLOW PIECES」(black bird books / 大阪)、「SILENT POETS」(April Shop / 東京)、「描いたあとから物語」(twililight / 東京)
2021「floaty」(Alt_Medium / 東京)、「金子佳代 個展」(homspun shop / 東京)
2020「collage some」(Alt_Medium / 東京)、「Shell & Without shell」(stripe room / 東京)
2019「Paper Works」(Alt_Medium / 東京)

〔instagram〕
https://www.instagram.com/kayodory/

〔展覧会詳細〕
https://altmedium.jp/post/202409kanekokayo/


2024年9月27日(金)~10月9日(水)※木曜日休廊
草野 椿 、橋口 未緒 二人展「highway/lowway」

2024年9月27日(金)~10月9日(水)※木曜日休廊
草野 椿 、橋口 未緒 二人展「highway/lowway」

〔展覧会概要〕
武蔵野美術大学映像学科卒の同期である草野椿・橋口未緒による写真展。


〔プロフィール〕
草野 椿 / KUSANO Tsubaki
福島県いわき生まれ。
2022 年 武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業
約 6 年の間に日常的に撮り溜めた写真から展示を構成する。
過去の断片を再構成することで、流れた時間を現在の視点で捉え直す。

〔instagram〕
https://www.instagram.com/tsubaki.kusano/


橋口 未緒 / HASHIGUCHI Mio
2018 年 八王子学園八王子高等学校美術科卒業
2022 年 武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業
突発的な記録写真を用いて、無意識の視点を可視化する。

〔展覧会詳細〕
https://altmedium.jp/post/202409kusano_hashiguchi/


◤取り扱い商品のご紹介◢

金子佳代『floaty』

金子佳代「floaty」展に際して発刊された、作者初となる作品集。
あらかじめモチーフを決めてから描き始めるのではなく、まるで絵そのものに導かれるようにして一つの作品を作り上げていく金子。
本書にはそのような道筋を辿って集められた軽やかなイメージがおさめられています。

〔作家プロフィール〕 https://signandroom.stores.jp/news/62f5f5febef38160ad0f760a

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出版:私家版
絵:金子佳代
デザイン:岩渕恵子
撮影:篠田優
サイズ:185 × 247 mm
ページ数:59pp.
発行年:2021年
状態:新品、並製本

《書籍詳細》
https://signandroom.stores.jp/items/6125c24b7acd1645556c0836


Alt_Mediumではスペース利用者を随時募集しています。
卒業制作の学外発表や、個展、グループ展などを計画されている方はどうぞこの機会にご検討ください。
展覧会開催ははじめてという方から、ベテランの方まで幅広い作家様にご利用頂いております。
展覧会についてご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
※学割、リピーター割引もございます。

〔ギャラリー詳細〕
http://altmedium.jp/

***

【お問い合わせ】
Alt_Medium
〒161-0033
東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F
TEL:03-5996-8350
E-mail:inquiry@altmedium.jp

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