Alt_Mediumの2024年11月のお知らせ
どうも〜
この前近所のスーパーに行ったら、ハロウィンが終わる前からクリスマスデコレーションが始まっていました。
11月ってハロウィンとクリスマスに挟まれて、な〜んかいつも所在なさげな月ですよね。なんかいいイベントあるといんですが。
関係ありませんが、ギャラリーの近くに新しいお花屋さんができました。
この記事に興味を持ったみなさんは、おそらく建物の前に立った瞬間「それでどうやって入るの!?!?!?」って思うかもしれませんが、「お庭」っぽいところをずんずん行って、「あ、、、穴、、?」って思うところから入ってください。
そうでもなければそんな経験なかなかできないと思うので、私の言葉を信じてください。
基本的に週末営業だそうなので、覗きに行く際は事前にスケジュールを確認してくださいね。
とっても素敵なお花屋さんです。
Hljóð(ヒョウド)
https://www.instagram.com/hljod_tokyo/
◤11月開催される展覧会◢
※現在開催中
2024年10月25日(金)~11月5日(火)
矢島陽介 個展「 a way of seeing」
〔展覧会概要〕
Alt_Mediumでは10 月25 日(金)から11 月5 日(火)まで、矢島陽介による写真展「a way of seeing」を開催いたします。
このシリーズは、矢島が自ら撮影した写真をモチーフに絵を描き、さらにその絵を撮影するというプロセスが中心となっています。モチーフは、絵画や写真における基礎的な対象であり、これまで矢島が繰り返し撮影してきた被写体である静物写真と、後ろ姿のポートレートで構成されています。絵は、ネガフィルムのように反転した状態で描かれたものもあり、それをフィルムで撮影することでネガ上に正しい絵が浮かび上がるという構造が生み出されます。
矢島は、キャリア初期に読んだスーザンソンタグのテキスト「A Little Summa(小さな大全)※」の一節が、その後の活動に影響をもたらしていると言います。
また、同じくキャリア初期に、世界同時多発テロのニュースを見たこともその後の制作に大きな影響を与えていると言います。アメリカとイラクのニュースが飛び交う中、矢島は” 表だと思っていたものが実は裏から見たら裏だった”というごく当たり前のことを改めて意識します。それは社会に対するある種の懐疑的な視点を矢島に植え付け、結果としてネガとポジの構造を介した本作の制作にも繋がっています。
矢島は本作において、フィルム写真の構造を用いながら絵画と写真の境界を探る過程を提示しつつ、見る側の認識のあいまいさを含めた今日のわたしたちを取り巻く「ものの見方」について考察することを試みています。写真を用いたさまざまなアプローチを続ける矢島の作品を、この機会に是非ご高覧ください。
〔プロフィール〕
矢島陽介 / YAJIMA Yosuke
1981年生まれ。
2009年「1_WALL」入選以来、積極的にグループ展や個展などで作品を発表。2013、14、16 年にはオランダ・アムステルダムで毎年開催される「The Unseen Dummy Award」(Unseen)で入賞。
また、2017 年にはIMAプロジェクト主催「LUMIX MEETS BEYOND2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #5」(IMA gallery / 東京)に出展し、2015年には写真集『Ourselves / 1981』(自費出版)を刊行。
〔Website〕
https://www.yajisuke.net
〔instagram〕
https://www.instagram.com/yjmysk28
〔展覧会詳細〕
https://altmedium.jp/post/202410yajimayosuke/
2024年11月15日(金)~20日(水)
「Visual Echoes」
〔展覧会概要〕
異なる視点が交差する空間。
職業も年齢も性別も異なる4人が、それぞれの手法で生み出す作品群。
重なり合う調和とズレ、響き合いながらもすれ違う。ゆるやかに観る者の意識に触れる。
同じ場所に集いながら、決して同じにはならない表現の対話。
〔プロフィール〕
オオキヨシマサ / OKI Yoshimasa
京都芸術大学通信教育学部写真コース 在学中。
〔instagram〕
https://www.instagram.com/yoshima44/
akemori hirokazu
京都芸術大学通信教育学部写真コース 在学中
〔instagram〕
https://www.instagram.com/rochefortphotograph/
おりしー / JAY
京都芸術大学通信教育学部写真コース 卒業
〔instagram〕
https://www.instagram.com/ja_elcami/
楠瀬美樹 / KUSUNOSE Miki
京都芸術大学通信教育学部写真コース 卒業
〔Website〕
https://miki-feeling.org/
〔instagram〕
https://www.instagram.com/mikikusu/
〔展覧会詳細〕
https://altmedium.jp/post/202411visualechoes/
2024年11月22日(金)~27日(水)
吉田実穂 個展「森に漕ぐ」
〔展覧会概要〕
スダジイの花が匂って充満する雨の日に
身体を取り巻くすべてのものが呼吸していることを知覚する
空白を覆いつくす 物言わぬ人たちの思念のゆき交い
小舟で漕ぎ出すと 水面のゆらぎは連続して一つの水になり 身体と風景を運ぶ
緑の錯雑の中、あらゆるものが流動していく
〔プロフィール〕
吉田実穂 / YOSHIDA Miho
静岡県生まれ、京都精華大学芸術学部卒業
自然の風景をモチーフに、生を取り囲んでいる生命、視点の変化や越境をテーマに油絵を制作している。
主な活動に、2016年アーティスト・イン・レジデンス(Arteles / Haukijärvi,フィンランド)、個展 (Oギャラリーeyes / 大阪)、2020年個展「呼吸する窓」(浜松鴨江アートセンター / 静岡)、個展「色と息」(KiKi千住東の家 / 東京)、2022年個展「光の粒が生い茂り森になる」(iibaギャラリー / 神戸) など。
〔instagram〕
https://www.instagram.com/totsu_awaumi/
〔website〕
https://totsu-awaumi.tumblr.com/
〔展覧会詳細〕
https://altmedium.jp/post/202411yoshidamiho/
2024年11月29日(金)~12月4日(水)
岩崎美ゆき 個展「むこうの海では、雨がふっている」
〔展覧会概要〕
今の私にとって写真をやること、写真とは
記憶でもなく、記録でもなく
自分の証明でもない
一枚を見ること
全体を見ること
光景を撮って、見ること、組むことは、いつも同じ風や波のない船旅のようなもので楽しい
鑑賞者の得た感覚と、自分の感覚と、その移ろいを眺める
〔プロフィール〕
岩崎 美ゆき / IWASAKI Miyuki
2018年 武蔵野美術大学卒業
〔個展〕
2023「なみまの再会」(Alt_Medium / 東京)
2022「よあけの深淵」(Gallery Niepce / 東京)
2021「折りたためる海」(Alt_Medium / 東京)
2020「My Garden(2015-2020)」(Alt_Medium / 東京)
2019「この海は、泳ぐためではありません」(Alt_Medium / 東京)
〔グループ展〕
2018 武蔵野美術大学 平成29年度卒業制作・修了制作優秀作品展
2017 町田市立国際版画美術館インプリントまちだ展2017(映像と写真による参加)
〔受賞〕
2018 武蔵野美術大学卒業制作優秀賞受賞
2017 第17 回写真1_WALL 審査員奨励賞(増田玲選)
〔写真集〕
2024「なみまの再会」(UMINARI)
2023「よあけの深淵」(UMINARI)
2022「この海は、泳ぐためではありません」(UMINARI)
〔ポートフォリオサイト〕
https://mi-iwasaki.tumblr.com/
〔instagram〕
https://www.instagram.com/miyuki_iwasaki_w/
〔展覧会詳細〕
https://altmedium.jp/post/202411iwasakimiyuki/
◤10月に開催された展覧会アーカイブ◢
草野 椿 、橋口 未緒 二人展「highway/lowway」
目良 敦 写真展「目のまえのすべての過去は」
◤取り扱い商品のご紹介◢
岩崎美ゆき『この海は、泳ぐためではありません』
2019年に岩崎美ゆきがAlt_Medium(東京)で発表した作品「この海は泳ぐためではありません」にさらに作品を加え一冊の本にまとめました。 本作では岩崎は自身とは縁のない式根島を撮影しています。 いまだ手つかずの自然を残しながらも、人為や天災によって徐々にその形をかえゆく土地を岩崎は、“少し閉じながらも変わりゆく場所” と表現しています。 そこに立っていた岩崎の風景と、そこに立っていない鑑賞者が見る“写真に写った風景”。 それぞれ対峙した際に生じる風景の揺らぎ感じる作品です。 また巻末には小川七によるテキストも収録。
〔作家プロフィール〕 https://signandroom.stores.jp/news/63f489a0e2f3b635a8b5880c
===
撮影:岩崎美ゆき
発行:UMINARI
デザイン:横澤進一
サイズ:210×267 mm
ページ数:44頁
発行年:2022年
状態:フルカラー、ソフトカバー
《書籍詳細》
https://signandroom.stores.jp/items/63e21d3934e0177d801c3202
Alt_Mediumではスペース利用者を随時募集しています。
卒業制作の学外発表や、個展、グループ展などを計画されている方はどうぞこの機会にご検討ください。
展覧会開催ははじめてという方から、ベテランの方まで幅広い作家様にご利用頂いております。
展覧会についてご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
※学割、リピーター割引もございます。
〔ギャラリー詳細〕
http://altmedium.jp/
***
【お問い合わせ】
Alt_Medium
〒161-0033
東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F
TEL:03-5996-8350
E-mail:inquiry@altmedium.jp