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15年を共に生きている愛すべき存在。

私のかけがえのない大切な愛するパートナー。

愛猫は、私の心の支えです。

大阪でペットショップで一目惚れして出会い

異国へ移民した時も、私のわがままで一緒に連れて行って

離婚して帰国する時も、私のわがままで日本に連れて帰ってきた。

これほど私の人生を共に過ごし、見守り支えてくれている存在はいなかった。

たとえ言葉は話せなくても、泣いていたら側でじっと座ってくれて。

楽しそうにしていたら、側でしっぽをピンと立ててクリクリの目で、一緒に楽しそうにしてくれて。

お風呂上がりは必ずドアの前で待ってくれていて。

仕事や出先から帰ると、必ず玄関で歓迎のポーズいっぱいに出迎えてくれて。

夜には一緒にペットで寝て。

日が当たる日は、一緒に日向ぼっこして。

そうして一緒に15年以上の時間を過ごしてきた愛猫は、私にとって

大切な家族であり、大切な親友であり、大切な我が子同然の存在だった。

そんな今年16歳になる愛猫を、先日病院に連れて行くことになった。

ここ数日、血尿が出ていて心配になりかかりつけ医へ。

結果、尿道結石だった。

そして先生からの気になる言葉。

「心臓が丸い気がする」

私は耳を疑った。心臓?

尿道結石の検査の為に撮ったレントゲンから先生が気になり、先生は、さらにレントゲンとエコー検査を追加した。

私はただ願った。

『どうか思い違いでありますように。』

でも、私の願いは届かなかった。

見つかったもう一つの病気、それは

『心筋症』

先生に「今、息を切らしたりしやすい?」 など質問されたけれど、特にずっと何も思い当たる変化はなかった。

今まで気付いていなかったこの『心筋症』は、先天性によるものだろうと先生は続けた。

心筋が分厚くなっていて、本来の血液量を体内に送り込めないことで必要以上に心筋が鼓動を打つことで、筋が厚くなってしまうのだと説明を受けた。進行していくとこんな怖いことも起こりうるという説明も受けた。

「絶対に私が守る。」

「どんな事でも、私にできることは全てする」

「感謝と愛情を今まで以上に伝えながら一緒に過ごそう。愛猫と一緒にいられる時間は、決して当たり前ではない。かけがえのない大切で貴重な時間なんだ。」

私は改めてそう思いました。

そして今日から、毎日朝晩に心臓の薬を飲ませることになった。

家に帰宅して、愛猫を見ながら、早く気付けなかったことが、申し訳なくて泣いた。

『今日はたくさん検査頑張ってくれてありがとう。今日から毎日、頑張って薬飲もうね。』

『一分一秒でも一緒にいたい私のわがままで、これから病院やお薬が増えるけれど、どうか私のわがままを許してね。』

そう愛猫に伝えながら。

ただ毎回どうしても薬が上手く飲ませられず、二人で格闘してしまう。

ネットで調べた飲ませ方(錠剤)をいくつか試しても、上手く行かなかった。

毎日のことなので、少しでも愛猫へストレスを与えたくない、、。これから色々試そう。

これから愛猫の持病としっかり向き合っていこう。

そう決意しました。

そして、こうも思いました。

大切な家族(ペット)のどんな些細な変化でもあった時は、「ここまで?!」と思う検査だとしても、多くの飼い主さんに検査をして欲しい。と。

私はそのおかげで、愛猫が心筋症である事が分かったから。

どうか、大切な動物たちが、一分一秒でも元気に長生きして彼らの大切な家族の側にいられますように。そう心から願っています。



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Alsole〜心と体の通訳屋さん。〜
頂いたサポートは、セラピスト向け実践英会話を本として出版する夢のため、そして愛猫の小雪が起こしてくれた奇跡を書き綴った『〜ペットロスと向き合うためにー私が行った10のこと〜今からできる愛する家族とのお別れの準備』を出版する夢のために使わせて頂きます。