「ふくしゅー」しようぜ! #27
さくさく。
新記事のネタを思いついたような気がするけど、霧散してしまった…
第11問
音楽は好き(ただしオンチ)なんだけど。
というか、これも悩めば解けたかも?
「周波数(f)」とは1秒あたりの振動数のことであり、「波長(λ)」は(ここでは)音波の周期的な長さを表す。ここで、「波の速さ(υ)」、すなわち音の届く速さは室温のため340m/sec.とする。
これらには速度を求める図のような下図の関係がある。
波の速さが決まっているので、E4の周波数がどれくらいか分かれば答えが導かれることになる。
1オクターブ音が下がる(→A3)と、周波数は半分になる。(このことは知っていた)すなわち220Hz。
果たして途中の音であるE4はどれくらいかと言うと、1オクターブを12等分(つまり白鍵・黒鍵関係なく1段階)する平均律を用いると、A3の音に対して2の(12分の7)乗倍となる。
$${2^\frac{7}{12}≒1.5}$$から
$${220×1.5=330}$$
したがって、おおよそ330Hzということが分かる。
上図から
$${340÷330≒1.03}$$(m)
第12問
答え グレーゾーン金利
この記事を執筆している現在ではだいぶ下火になっているものの、一時期「過払い金返還請求」云々のCMがありとあらゆる弁護士事務所や司法書士事務所から出されていたのを覚えているだろうか?
その中で言及はされていなかったものの、「還ってくるお金」というのがこのグレーゾーン金利部分のこと。
現在では、出資法の上限金利が利息制限法の上限である20%(条文上は二割)に引き下げられ、これを上回る金利で貸し付けたもの(人・業者)は行政罰を受けることになった。
第13問
答え ②アケメネス朝
これもたぶん落とさずに済んだ問題。
まず正しい「ヘレニズム王朝」の紹介から。
①セレウコス朝シリア
アレクサンドロス大王の父であるピリッポス2世時代の将軍、アンティオコスの子、セレウコス1世二カトルが紀元前305年に王を名乗ったことに始まる。
主に現在の小アジア地域を領土としたが、紀元前64年、ポンペイウスに敗北し滅亡。
③プトレマイオス朝
マケドニア王国の貴族ラゴスの子、プトレマイオス1世ソーテールが同じく紀元前305年にファラオを名乗ったことに始まる。
エジプトを領土とし、アレクサンドリア図書館や世界の七不思議のひとつアレクサンドリアの大灯台などが建設されたのもこのころ。
クレオパトラ7世(世界三大美女のひとり)の時代(紀元前31年)、アクティウムの海戦にてオクタウィアヌスに敗れ滅亡する。
④アンティゴノス朝マケドニア
フリュギア(現在のトルコあたり)の太守であったアンティゴノス1世により紀元前306年に成立。
一時期は小アジア全土と北シリアからイラン高原に至る地域を領土としたが、他のヘレニズム王朝や共和政ローマとの戦争にて敗戦を重ね、ついに紀元前168年、第三次マケドニア戦争の敗北により領土が共和政ローマに四つの自治領として分割され滅亡する。
一方の②アケメネス朝ペルシア
そもそも、アレクサンドロス大王の時代よりかなり前、紀元前7世紀後半にペルシア人の長であったテイスペスがエラム王国の都市アンシャンを征服したことに歴史が始まる。
その後、紀元前550年にキュロス2世がメディア王国を滅ぼし、続いてリュディア、エラム、新バビロニアを滅ぼした。彼の息子カンビュセス2世はエジプトをも併合して古代オリエントを統一した。更にダレイオス1世と子のクセルクセス1世は古代ギリシアに手を伸ばそうとするが失敗。
紀元前330年、ダレイオス3世の時代アレクサンドロス大王とのガウガメラの戦いに敗れ滅亡する。
第14問
答え 郷土富士
「小京都」と答えてた。
地理的にどういう特徴があるのか、まとめてみようかな?(あわよくば出題封じ)
「郷土富士」に明確な定義はないが、静岡県のHPには「全国ふるさと富士」として400座(山はそう数える)以上が紹介されている。
今回、白地図にプロットされているのは…
(○○富士、通常名、標高、所在都道府県)
蝦夷富士 羊蹄山 1,898m 北海道
出羽富士 鳥海山 2,236m 秋田県・山形県
日光富士(下野富士) 男体山 2,486m 栃木県
上総富士(大阪富士) 富士山 285m 千葉県
越後富士 妙高山 2,454m 新潟県
加賀富士 大門山 1,571m 富山県・石川県
能登富士 高爪山 341m 石川県
若狭富士 青葉山 693m 福井県・京都府
信濃富士 黒姫山 2,053m 長野県
尾張富士 275m 愛知県
伊勢富士 堀坂山 757m 三重県
伊賀富士 尼ヶ岳 958m 三重県
近江富士 三上山 432m 滋賀県
丹後富士(田辺富士) 建部山 316m 京都府
播磨富士(播州富士) 笠形山 939m 兵庫県
丹波富士 高城山 462m 兵庫県
大和富士 額井岳 816m 奈良県
紀州富士 龍門山 756m 和歌山県
伯耆富士(出雲富士) 大山 1,709m 鳥取県
いわみふじ[さんべさん・ さひめやま]
石見富士 三瓶山(佐比売山) 1,126m 島根県
備前富士 芥子山 233m 岡山県
長門富士[十種ヶ峰・十種峰] 989m
島根県・山口県
周防富士(右田富士) 矢筈ヶ岳 461m 山口県
周防富士 氷室岳 563m 山口県
讃岐富士 飯野山 422m 香川県
[こうつざん]
阿波富士 高越山 1,133m 徳島県
筑紫富士(筑前富士・小富士・糸島富士) 可也山 365m 福岡県
薩摩富士 開聞岳 924m 鹿児島県
第15問
答え 1-A 2-D 3-B 4-C
1 ハリボ
1920年、ハンス・リーゲル(Hans Riegel)が出身地であるドイツのボンに創業した同名の会社から発売。
姓名と地名の頭文字から命名された。
日本では、昭和60年に販売開始。
2 ティムタム
1964年、オーストラリアのアーノッツ・ビスケット社から発売。
1958年にケンタッキーダービーを制した同名の競走馬が由来。
日本では平成6年に販売開始。
3 キットカット
元々は1935年にイギリスのロントリー社から「チョコレートクリスプ」の名前で発売。
1937年に「キットカット」のブランドが付く。
1988年にロントリー・マッキントッシュ社(1969年にマッキントッシュ社と合併)がスイスのネスレ社に買収された。
日本では、昭和48年に不二家から販売され、現在ではネスレ日本から販売されている。
4 キンダーサプライズ
1974年にイタリアのフェレロ社から発売。
卵形のチョコレートの中にカプセル入りの玩具が入っていることが特徴。
日本では、平成9年ごろカンロ社から販売されていたが、現在は行われていない。
(現在よく見られるのはフルタ製菓のチョコエッグ)