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アル・ホールSC戦 プレビュー

こんにちは。パルです。間隔がすくいてしまいすみません。前回は、エジルについて書いていきましたが、今回は再開後初戦のアル・ホールSC戦のプレビューを書いていきたいと思います。

最初に

まずアルサッドとアル・ホールSCの順位について書いていきます。
アルサッドは17試合10勝2分5敗で勝点32の3位に位置しており、18試合を消化している2位のアル・ラーヤンSCとは勝点9差。17試合を消化している1位のレフウィヤとは勝点10差という状況です。
アルサッドが目標としている2連覇には落とせない状況であり、レフウィヤとアル・ラーヤンSCが勝ち点を落とすことが絶対条件です。
一方のアル・ホールSCに関しては17試合3勝5分9敗の勝点14で残留ラインギリギリの10位に位置しており、降格プレーオフに臨むことになる11位のウム・サラルSCとは勝ち点では並んでおり、得失点差で上回っている状況です。
アル・ホールSCとしても残留のためには負けられない状況となっています。
前半戦ではアウェイでアル・ホールSCに2-1で競りかっていますが、勝ち越しゴールを決めたのは後半のATで苦しんだ中で勝ちを手にした試合でした。
今節の試合も順位には差があるものの非常に難しい試合になりそうです。
ここからはアルサッドの注目すべき点について書いていきます。

予想フォーメーション

フォーメーションは4-2-3-1だと予想します。
1サアド・アッ=シーブ
2ペドロ・ミゲル
6タレク・サルマン
16ブーアッラーム・フヒー
3アブドゥルカリーム・ハサン
23ハーシム・アリー
5チョン・ウヨン
10ハサン=アル・ハイドゥース
19ナム・テヒ
45アクラム・アフィフ
11バグダード・ブーンジャー

ハサン=アル・ハイドゥース、ペドロ・ミゲル、タレク・サルマンに関しては怪我明けなので変わるかもしれませんが、そこまで大きな変化はないと思います。

1.バグダード・ブーンジャーの重要性

この試合での一つ目のポイントはバグダード・ブーンジャーがゴールを決められるかがポイントになってきそうです。
バグダード・ブーンジャーのゴールはクラブワールドカップ後のリーグ戦では9試合4ゴールとなっており、接戦の試合では中々ゴールを奪うことの出来ない状況が続いています。
そのためアクラム・アフィフにマークが集中するようになり、ボールを触れる回数が減っています。アクラム・アフィフはボールを触りながらリズムを作る選手であるため、ボールを触れないと調子を崩していくのに加えて、アルサッドの攻撃はアクラム・アフィフに依存しているため前線にボールが入らない状況が増えることも意味します。
バグダード・ブーンジャーがゴールを奪うシーンが増えていけば、アクラム・アフィフの部分のマークが分散するため、ここの改善が一つのポイントになりそうです。

2.アクラム・アフィフとナム・テヒの関係性

上にも書いたようにアルサッドの攻撃はアクラム・アフィフに依存しています。
また、アフィフはサイドでのプレーが多く、中を固められた時にサイドに追いやられる事も多く見られます。
その時に中を固められた状況を打開することの出切るプレー出来る選手はナム・テヒです。ナム・テヒはPA内でボールを受けるプレーが特徴の選手です。
PA内でナム・テヒがボールを受けることが出来れば、振り向いてからのシュートでゴールを決めることが可能ですし、切り込んできたアクラム・アフィフとのワン・ツーで崩すことも可能になります。
ナム・テヒとアクラム・アフィフの関係性は状況を打開するだけでなく、アクラム・アフィフのプレーの幅を広げるという意味でもポイントです。

3.ガビの穴を埋められるか

先日ガビがアルサッドから退団しましたが、ここが最大のポイントになってきそうです。
アルサッドがカウンターを受けた時に守備が崩壊せずに失点を重ねなかったのはガビの守備強度が高かったためです。アルサッドの守備の部分においてはガビの貢献度が非常に高かったので、ここを上手く埋められるかがポイントになりそうです。
おそらく同ポジションにはチョン・ウヨンが入るのではないかと予想されますが、チョン・ウヨンの厳しい守備は問題ありません。しかし、厳しい守備をするが故に早い時間帯にカードを貰うこともしばしばあるので、守備強度を保つには早い時間帯でのカードを貰わないことは必須だと思います。

最後に

今週もご覧いただきありがとうございました。COVID-19の感染が拡大しているので、気をつけてお過ごしください。
ブログの感想や、Al Sadd JAPANとして活動したいなどコメントやTwitterのDMにてお待ちしてます。

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