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世界の端を見に行こうの2

こんにちは、アーリーです。

壁抜けバグなどによって制作者の意図しない光景を見て、良いな〜と思う行楽「世界の端を見に行こう」の2です。

今回紹介するのは『みんな大好き塊魂』の世界。
塊を転がし様々な物を巻き込んで大きくする名作シリーズの二作目に当たります。
2023年にはリメイク版である『みんな大好き塊魂アンコール+王様プチメモリー』も発売されました。
忠実に再現されたのか今回の壁抜けバグもオリジナル版から健在で、同様の手順で行うことができます。

街を巻き込んで島を巻き込んで太陽を巻き込んで色々なことがあったメインストーリーをクリア後、エンドコンテンツとして「薔薇ステージ」と呼ばれる、やり込み要素が出現します。

そのクリア条件はなんと「薔薇100万本」を巻き込むこと。
薔薇および薔薇の花束がこれでもかと配置された3種類のエリアで塊を転がし、ひたすら薔薇のみを巻き込み続けます。
巻き込んだ本数はデータに記録されいつでも中断・再開が可能とは言え、これはまともにプレイしたのでは到底辿り着けない果てしない数であり、「やらなくてもいいオマケ」としてプレイヤーにゲームを完了させることなく鎮座し続けることになります。

さて、この「薔薇ステージ」は開始をするとランダムで三種類のエリア「町」「スキー場」「レース場」の内どれかが選ばれ、ステージを中断するまで薔薇転がしが続きます。
今回は「レース場」に赴く必要があるため、まずはお目当てを引き当てるまで開始と中断を繰り返します。

レース場中央にある薔薇の舞う結婚式場に到着したら、手順スタートです。
薔薇を巻き込みつつ道なりに進んで行くと、薔薇を持った動物たちの奥に初々しい学生の2人がベンチに座っているのが見えます。

ここで、2人の間を割って入るように塊を捩じ込みます。当然無理なスペースのため塊が震えて弾かれそうになりますが、そのまま踏ん張り留まっていると、次第に塊がベンチの裏側へと沈んでいくのがわかります。

地面に着き、僅かに移動ができるようになった状態で少し横にある柵の隙間へまたしても塊を捩じ込むと、ポン、と柵の外側へ飛び出すことができます。

あとは自由に、誰も居ない何もない広いレース場を転がして回りましょう。
薔薇ステージはカメラ位置が固定という仕様があるため、時折主観モードに切り替え静かな景色を眺めるのがいいでしょう。

メインストーリーに登場するこのレース場エリアは、スポーツカーやバイクなどがびゅんびゅんと忙しなく走り、自身の塊も勝手に転がり続けるという特殊なステージになっています。
故に閑散としたレース場を見て回る機会は通常存在せず、薔薇ステージのオーケストラ風BGMも相まって、とても穏やかで優雅な気持ちにさせてくれます。

海に浮かぶ小島を越えた辺りでは、突如底が抜けたように沈み込み、縞々の地層や、先ほどまで居た建物たちを下から眺めることもできます。

みんな大好き塊魂』の「世界の端」観光は以上です。
また次回(あるかわかりませんが)お会いしましょう。ありがとうございました。バイバイ。

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