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River Probe Betが過少になりがちなスポット

ALPTのやぶやぶと申します。

本記事では
・BB vs BTNのSRPでBBのRiver Probe Betが過少になりやすいスポット
・BTN側のexploit
を簡単に紹介します。

筆者:やぶやぶ
(https://x.com/829yabuyabu)
校正:sf,ALPTメンバー
(https://x.com/sf_NLHE)


例 854QK

BTN vs BB SRP Flop:xc,33%bet Turn :x,x River:?

TurnでQ,RiverでK、更にはFlushやStraightが見えるボードです。

一見BTNに有利そうですが、BB側は3rd pairの8xでBet頻度があります。

仮にCheckしてBTNにBetされても8xは高頻度でCallするハンドです。

しかしながら実際には
・River Bet過少
・Check/Fold過多
となっている方は多いのではないでしょうか。

またBBはBTNのBXBに対してA highやlow pairなどでもCall頻度があります。

仮に3rdペアがBet過少/XF過多だとBTNのBetにOverfoldとなってしまいます。

AJや65sなどもCall頻度あり

別例

上記と同じようなスポットを2つ紹介します。

別例①BB vs BTN SRP J54KQ

この場面でもBB側のJxはRiverでBlock Betを打っています。

別例➁J73AK

Turn,RiverでAとKと落ちましたが、BB側のQJ,JTはBet頻度があります。

いずれも実戦的にBet過少になりやすいスポットです。

BBのleakとBTN側のexploit

BB側のleakとしては
・Thin Value Bet過少
・Thin Value Bet過少によりBluff過多
(Block Bet)
という事が考えられます。

BTN側は上記を念頭に置き

RiverでBBがCheckした場合は

1.A highや3rd pairがCheck過多,Fold過多ならBluffを増やす

2.A highや3rd pairがCheck過多、Call過多ならValueの下限を低くする

RiverでBBがBlock Betしてきた場合は

・Callを増やす

といったexploitを行うといいと思います。

終わりに

BB vs BTN SRPにおいてBBのRiver probe betが過少になりやすいスポットを紹介しました。

『FlopのTPはRiverで3rd pairになってもThin Valueを検討できる』

というHeuristicは覚えておくと実戦で役立つかと思います。

BTN時にはBB側のThin Value Bet過少を考慮しexploitを行っていきましょう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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