横浜「霧笛楼」
1981年にオープンした横浜の仏蘭西料理店「霧笛楼」
ちょうどその頃ハマトラブームで元町商店街を歩くと、ミハマの靴を履き、キタムラのバッグを持って、フクゾーの七分袖のシャツを着て、スタージュエリーのアクセサリーをつけ、ポンパドールのフランスパン抱えて…
なーんて女の子達がワンサカいたなぁと懐かしく思いました。
ユーミンの「海を見ていた午後」を聴いて山手のドルフィンでソーダ水を頼んでソーダ水の中から貨物船を見る?…なんてことも流行っていた頃でした。
(実際はユーミンの歌の後にメニューに加わったそうですが…)
1階は、心地良いプチホテルのラウンジを思わせる、レストラン&バー。
2階は、襖の横浜絵やオリエンタルな家具調度を飾ったお座敷の個室。
3階は、東洋と西洋を結ぶ、シルクロードをイメージしたバンケットルーム。
大佛次郎の小説「霧笛」の舞台となった元町百段坂のふもとに立地することから、「霧笛楼」と命名されたそうです。
横浜と言えば中華街ですが、あの頃誰もが憧れだった仏蘭西料理店が「霧笛楼」でした。
学生時代よく行っていた元町も社会人になってから遠のいてしまいました。
お皿が絵画のようだと言われている霧笛楼の食器
サーブする方々もとても感じ良くゆっくり落ち着いた空間で食事できます。
フジーリのフラン ブロッコリーのディップ風ソース
オマール海老の軽いフュメ・タルタル仕立て
鴨と木の子のポトフ フォアグラ風味
マッシュルームのクリームスープと貝類の淡雪 トリュフ風味
モンサンミッシェルのムール貝のパイ包み
漁師風スープ
サワラのグリエとかぶのリゾット
フィレステーキ マデラ酒風味
りんごのコンポートとコンフィチュール
ムースリーヌ
これは以前行った時のメニューですが、
つきだしから冷たいオードブル、暖かいオードブル、スープとパイ包みなど、メインが出てくる前のメニューが激ウマです。