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【MTG】ちょっと待って!そのレア、ピックして大丈夫!?【WOE】

はじめに

皆さんこんにちは、ラック君と申します。

『エルドレインの森』リミテッド攻略の記事へようこそ!
今回のテーマは『リミテッドで取るべきでないレア5選』を紹介したいと思います。

リミテッドにおいてレアはほとんどが強力であり所謂ボムレアとも評されデッキ内で最重要とされますが、レアもピンキリあります。

中には構築向きや統率者向きでリミテッドでは残念ながら弱いものも多々あります。
それら『ピックしてはいけないレア』として紹介していきます。

前回の記事では積極的にピックしたいカードを紹介しておりますので是非ご覧ください。
それでは最後までお付き合いください。


『迷ったらレアを取れ!』は本当か?

リミテッドの格言の一つに『迷ったらレアを取れ!』と言われているものがあります。

これはピックする際に複数枚欲しいカードがある時にはよりレアリティが高いほうをピックしたほうがいいという意味で使われます。

コモンよりもアンコモン、アンコモンよりもレア、といったふうにより高いレアリティの方が強力なカードが多いのは事実ですが、それが常に正解とは限りません。

なぜならリミテッドのデッキはアーキタイプにどれだけ寄せれているかやマナカーブがしっかりしているかが最重要であると考えています。

それらデッキの完成度を高める際に必ずしもレアリティが高いものをピックすることはなく、あくまでもそのピックを検討しているカードがデッキにおいて仕事をするのかどうかで決めたほうがいいと思います。

この項目では『迷ったらレアを取れ!』を否定するかのように、半端なレアよりも強力でかつデッキで確実に仕事をするカードを紹介します。

実際に筆者もドラフトにおいて以下のカードをレアよりも優先してピックしたカード達です。

良かったら参考にしてみてください。


●優先した方がいい神アンコモン

・《イモデーンの徴募兵》

神話アンコモンです!

とてもアンコモンとは思えない性能をもち、そのあまりの強さから「レアリティ詐欺」とさえ言われるこの環境屈指のカードです。

出来事カードの唯一の弱点として、対象が不適正になると呪文そのものが立ち消えになりますが、このカードはその心配がありません。

カウンターされない限りはカード2枚分の仕事がきっちり出来る点が強みです。

このカードを使って簡単に勝ったり、あるいは使われて逆転負けしたりすることが本当に多くあり、この環境での勝利貢献度が最も高いカードと個人的には思っております。


・《お菓子を狩る者》

令和最新版《砕骨の巨人》

どちらか片方しか使えなくてもデッキに入る高スペックのクリーチャーです。

出来事カードで使う際に、対象不適正にならないようになるべく『ネズミトークン』にプレイして『協約』されないように気をつけたいですね。


●優先した方がいい神コモン

・《塔の点火》

《ショック》に色々おまけが付きました

『エルドレインの森』のテーマである『協約』が付いているのが今までのリミテッドの除去とは一線を画すと言っても過言ではありません。

『協約』することで1マナ3点はかの《稲妻》を彷彿とさせる高火力となり、さらに『占術1』が出来ることも重要です。

なぜならこの環境はマナフラッド受けが少ないので、多く土地を引きすぎることは敗北に繋がりやすいです。
それを『占術1』が緩和してくれます。

さらにこのカードで除去したクリーチャーを追放出来るのも重要です。

黒の強力な2マナクリーチャーの《不気ミント》《もつれる群体》を適切に処理出来る点が評価できます。

名前がかわいい
強そうに見えてあまり強くない!?

・《がぶりんご飴》

「迷ったら《がぶりんご飴》を取れ!」

初手でも取りたい高スペック除去です。

『協約』で後半でもほぼ確定除去として機能するのでかなり優秀です。


『ピックしてはいけないレア5選』

●エントリーNo.1《大食い戦争》

赤のテキストが長いカードはなんとやらとは言われますが、このカードも過去の例にならいそうです。

この種のカードは構築向きなのでリミテッドではアンプレイアブル(プレイ不向き)なのでピックは避けたいです。

赤黒や赤緑で『食物』『宝物』でなんとか出来るのか試したりもしましたが、アーティファクトを生け贄に捧げるので繰り返し使えないと残念ながらダメダメでした。

それでもなんとか使い道はないかと考えますと、《蒐集家の保管庫》が永続的にアーティファクトを生成できるので相性は良さそうかなと思います。


●エントリーNo.2《強靭の徳目》

白徳目や黒徳目がこの環境のベスト神話レアだけに期待が高まりますが、このカードは期待外れでした。

マナ3倍になるのはすごいですが、プレイするのに7マナは重すぎますしその頃にはマナを必要としていません。

この環境でマナを注ぎ込む先はいくつかレアに存在していますので、シールドでそれらを両方引いた時は検討してみてもいいのかもしれません。

出来事カードのカード回収はリミテッドで使えそうですが、アンコモンの《森林地の寺祭》のほうが使い勝手が遥かにいいです。

2枚ピックすると永久にぐるぐる出来ます!

●エントリーNo.3《穢れの大釜、アガサ》

全体強化の起動型能力を持つクリーチャーですが、能力起動が6マナはあまりにも重すぎます。
しかも自身は強化の対象外とか熱心なテストプレイヤーが仕事をし過ぎたとしか思えません。

それでも使い道を探して見たところ《獣の血筋》をエンチャントすると多少は使えるかもしれません。

《穢れの大釜、アガサ》自身もコスト軽減の恩恵を得られるのでこれで1赤緑で全体強化が使えます。

赤緑のクリーチャーで起動型能力を持っているのは《新緑の偵騎》《がめつい巨人》です。

これらの起動型能力を軽減できるのは使い道があるかもしれません。


●エントリーNo.4《平和の世継ぎ、ウィル》

ストーリー的に重要な人物でかつ神話レアにも関わらず同じセットのコモン《眠りの救済者》とほぼ同性能というか若干負けてる気もします。

《眠りの救済者》は『協約』とも相性抜群でどんどん強くなっていきます。自身で生け贄に出来る《希望ある祈祷》とのシナジーは本当に強いです。

以上の理由からも《平和の世継ぎ、ウィル》をピックする理由がありません。


●エントリーNo.5《アイレンクラッグ》

変身したらマナアーティファクトとしての価値が無くなるのが何とも言えないです。
装備コストが3マナも重いですね。

実質装備コスト0マナの《特注の戦闘装束》を見習っていただきたい。

それでも使い道を探しますとシールドのようにゲームスピードがやや遅めのの環境なら+3+3装備品は強いのかもしれないです。

《大群の笛吹き、トーテンタンズ》が装備品に出来ると共に『ネズミトークン』が装備先として使えるので相性はいいはずです。


終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ラック&バイス@AlphaBetaUnlimi

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