FreRic 37th「グラスの空」解説・裏話などを紹介
皆さんこんばんは、Alpha0099です。
さて、今月もnoteのお時間です。
今月のnoteは、今月行われた魔王祭2023で初公開となったグラスの空の解説、裏話です。
涙絆は特に解説するものがなくて解説記事を見送ったので、１２月に公開した「1日目」ぶりの解説記事となります。
それではまいりましょう。
グラスの空 歌詞
晴れること忘れた空
閉塞感続く街の中
何をしても変わらないと
諦め感じてた
不安定なこの世界の中で
飛び立つことをずっと拒み続けた
雲の奥に広がる無限の青空を
何も見ずにただ一人きり
グラスの空の奥に 広がるあの景色は
きっと今よりも素晴らしいから
この場所を出て飛び出そう 己の殻を捨てて
恐れることは何もない
飛び立つこと選ぶ者
眺めては「自分には無理」だと
決めつけて閉じこもった
過去はもう戻らない
どんなに長く立ち止まってても
空白の過去だけが重なってゆく
何もできずに終わるその後悔を
もう繰り返したくないから
グラスの空の奥に ここにないものがある
きっと己の手で掴めるから
この場所を出て飛び出そう どこまでも高くへと
ここが見えなくなるまで
グラスの空の奥に 広がる未来がある
辿り着けると信じているから
新しい風を求めて 遥か遠くへと往く
広がる青空は目の前
グラスの空の奥に 広がるあの景色は
きっと今よりも素晴らしいから
この場所を出て飛び出そう 己の殻を捨てて
恐れることは何もない
解説
今回は「自ら変化を選ばないと何も始まらない」という気づきをテーマにしました。
同じ環境を変えること、何か新しいことを始める事は準備が大変であるばかりか、失敗することのリスクを背負う必要があります。
私自身の話なのですが、何かを変化させるというのはものすごく時間が掛かるタイプで、今置かれている環境が満足のいくものでなくても、その環境を変える事は難しく、あきらめてしまうことはかなり多いです。
この歌詞のAメロではそのような「踏み出せず、何も変えられていない現状」を表現しました。
しかし、変化を取り入れずに何もしないでいると、学びや経験を何も得ることはできず、時間だけが過ぎていきます。
その間も自分の周りはどんどんと変わっていき、気づいたら自分だけ取り残され、最後には「結局何も成し遂げられなかった」という想いだけが残ります。
この部分は主にBメロの歌詞で表現しています。
その悪循環を断ち切るためには、自分の中にある恐れを捨てて、自ら変化を起こし、今の自分に無いものを取り入れる必要があります。
グラスの空（この歌詞では「今の自分の目に映る空」という意味）を抜けて、まだ見たことのないものを見つけに行く。その決意をこの歌詞のサビで表現しています。
今回のMVはサビとそれ以外で表情が大きく変わる映像となっていましたが、Aメロ、Bメロは何も変えられない現状、サビはその現状を抜けた先を表現するため、映像の表現を大きく変化させていました。
今回の楽曲は割と普遍的なテーマで作成したのですが、今の自分は結局現状維持を選んでいるのではないか？と、周りの人を見る中で感じたことがきっかけでこの歌詞を書きました。
裏話・小ネタなど
今回の楽曲は魔王魂3rdアルバム「pandora」内の楽曲「グラスの空」で作成しました。
この楽曲は今月３日に行われた魔王祭2024の応募作品として制作した楽曲で、魔王祭で流したバージョンではNo.7ではなく私が歌っています。
私の生歌は2023年8月に公開した「だんだんマニアックな曲になっていく魔王魂メドレー」ぶりで、FreRic楽曲としては初となります。
クオリティ的に納得できれば正式版も自分が歌えればと思っていたのですが、修正にものすごく時間が掛かったこと、収録の際にお手本とした仮歌（NEUTRINOを使って生成したもの。正式版で歌わせたバージョンとは少し違う）の歌声と比較したら自分の歌声がものすごく下手に感じたので、正式版はNo.7に歌わせました。（変化させてねえじゃねえか）
ただ、魔王祭で公開した自分の歌声も予想以上に良い評価をいただいたので、近い将来は自分がソロ出演するというのも考えてみたいと思っています。
ちなみに、私が歌ったバージョンは自分で修正、ミックスを行っていました。
今回は仮歌があったので、修正作業は仮歌を参考にしながらやっていました。
自分の音程が合っているか、タイミングは適切かなどの細かいところを、自分の耳で聞いて確認するだけでなく、仮歌と照らし合わせながら行いました。
それにより修正作業が大幅に楽になった・・・というわけではなく、あまりにも修正するべき箇所が多くあることが分かったので今回も完成音源までいくのに1週間近くかかりました。ただ、正確性に関しては魔王魂メドレーの時よりかはよくなったと思います。
これ以降FreRicなどで自分が歌うことがあったら、今回の作業で得たことをさらに向上して、本当に自分がFreRicで歌っても問題ないレベルの音源を作りたいと思います。
私の生歌第3弾はもうしばらくお待ちください。
というわけで本日はグラスの空の紹介でした。
今回はMVをかなり頑張ったので、まだ見ていない方は是非ご覧ください。
また、魔王祭のバージョンでは私が歌っているので、こちらのバージョンもNo.7版との違いを楽しみながら見ていただければと思います。
※グラスの空は43:55ごろからです。
では、本日のnoteはここまでです。最後まで閲覧ありがとうございました。
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