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FreRic 39th「それゆけワンダーランド」解説・裏話など

皆さんこんばんは、Alpha0099です。

さて、今月もnoteを更新していきます。

今月のnoteは、11月4日に公開したFreRicの新作「それゆけワンダーランド」の解説・裏話などを書いていきます。

騒音のない世界の楽曲をFreRicで使用するのは今回が2回目、前回は2023年8月に公開した「八月の流星群」だったので1年以上ぶりとなりました。

そんな「それゆけワンダーランド」の歌詞について、本日は書いていこうと思います。

それではまいりましょう。

それゆけワンダーランド 歌詞

誰かの声を聞いて
この場所に来た
Lonely boy Lonely boy
驚きと喜びが
繰り返される世界

電子の双眸に映る
少し未来の
Brand New World Brand New World
どこまで続いてるか
分からない路を行く

Ah 何もなく過ぎてく毎日に
退屈していたその時
誘う声が聞こえたんだ
「ここじゃない世界に行こう」

空中に浮かぶ
とこまでも続く
不思議な世界を一人歩く 
自分の両足で今

誰かの声を聞いて
この場所に来た
Lonely boy Lonely boy
驚きと喜びを
少しずつ味わって

初めて出会う奇跡
体験してく
Brand New World Brand New World
どこまでも続いてく
発見は止まらない

一つ一つ感じてく
芽生える想い 忘れない
記憶宿す 出会うことできた全て

今ここに 僕がいる
この時は一度きりで
一期一会噛みしめ
二度とない奇跡送る

少しずつ増えてゆく
驚きと発見の記憶
まだまだ終わりはない
探してる知らない土地を 

一つずつ訪れる
新しい世界巡る
一つずつ知ってゆく
可能性を信じてく Ah...

空中に浮かぶ
とこまでも続く
不思議な世界を一人歩く
自分の両足で今でも

誰かの声を聞いて
この場所に来た
Lonely boy Lonely boy
驚きと喜びを
少しずつ味わって

電子の双眸に映る
少し未来の
Brand New World Brand New World
どこまで続いてるか
分からない路を行く

一つ一つ増えてゆく
出会えたもの 忘れない
記憶に宿したことを胸に秘めてこれからも

絶えず路は足されてく
冒険は続いてゆく
それゆけ 終わりなどない
ワンダーランド

歌詞の解説

この歌詞でモデルとなっているのは、私が1年前からプレイしている「VRChat」の思い出です。

詳しい話は先月のnoteに公開したのですが、この経験が自分の中でかなり記憶に鮮明に残っていたので歌詞にしてみました。

1番は主に始めてすぐの頃の経験を、2番以降は主に1年間続けて思ったことを書いています。

先月のnoteでもきっかけを書いたのですが、私がVRChatを始めたのはYouTubeの配信がきっかけでした。

魔王祭やどんどん亭さんの配信を見て、VRMアバターをもらったことで実際に始めたというのが私のVRChatにおけるルーツなのですが、VRChatを知るきっかけになった人物の配信や動画を見たことを1番Aメロでは誘う声が聞こえたんだ「ここじゃない世界に行こう」と表現しています。

ちなみにサビの「誰かの声」というのも、1番Aメロと同じく、きっかけになった人物を指しています。

そしてBメロでは配信で見た世界に実際に降り立って、自らの手で実行する様子を、サビでは始めたばかりの頃に感じた、新しいことを経験していくことの楽しさを表現しました。

そして2番は、そこから少し日数が経過して自分が思ったことをいくつか歌詞にしています。

2番冒頭では今ここに僕がいるこの時は一度きりで 一期一会噛みしめ二度とない奇跡送るという歌詞がありますが、これはVRChat内で起こる体験は一度きりで、別の日に全く同じことを体験できるわけではないということを表現しています。

例えば同じワールド、イベントに行ったとしても「誰と出会ったのか」「何をしたのか」「喋った内容」「初めて来たのかそうでないのか」などは回ごとに必ず変わります。

同じことの繰り返しはまず発生しない、発生してもかなり確率は低いのだから、毎日の経験で感じたことを大切にしたいという想いを冒頭で表現しました。

そしてその中で増えてゆく想い出と、それらがこれからも続いていく様子をそれ以降の歌詞で表現しています。

まだまだ終わりはない探してる知らない土地をや、自分の両足で今でもがそれらを表現している歌詞です。

そして最後の歌詞で、日々新しいものが追加されてゆくこと、それによって毎日新しいことを経験するという繰り返しは終わらないということを歌っています。

そんな、自分にとって記憶に鮮明に残ったVRChatの思い出を、それゆけワンダーランドで歌詞にしてみました。


裏話・小ネタなど

今回は騒音のない世界で公開されている「それゆけワンダーランド」を使用して製作しました。

騒音のない世界を代表する人気曲で、公式動画の再生数は900万回を超えています。

この楽曲は2022年にラジオアプリ「GERA」内の特番「FREE MUSIC FAN CLUB」でも紹介されており、それを聞いたときにいつかFreRicでも使いたいと思っていたのですが、なかなかテーマが浮かばずそのままになっていました。

そして今回のFreRicでようやく、自分の記憶に鮮明に残っているVRChatの経験をもとに「それゆけワンダーランド」の歌詞を書くことができました。

MVもVRChat内で撮影しようと思っていたのですが、撮影のノウハウがそこまでなかったこと、使用できるアバターと使用できないアバターがあること
などがあり、没になりました。

そしてこの作品の公開日は11月4日となっていますが、これは私がVRChatに初めてログインした日でした。

これを公開するなら節目にした方がいいと思って、公開日は11月4日としました。

ちなみに今回の歌詞はVRChatをやっている人しか分からない小ネタもあり、具体的には以下のものがあります。

空中に浮かぶとこまでも続く不思議な世界
→VRChatのワールドは基本的にはUnityによって作られており、作り始めの段階では何もなく、地面から作らなければならない。作った地面の外に出ると奈落に落ちるという性質を表現しています。

一つずつ訪れる 新しい世界巡る 一つずつ知ってゆく 可能性を信じてく→トラストランクに関連する言葉が使われています。MVの配色もトラストランクを意識していました。(訪れる=Visitor、新しい=New、知ってゆく=Known、信じてく=Trusted)



そんなわけで今回は「それゆけワンダーランド」の歌詞解説を行いました。

私はこれまで色々なゲームをプレイしてきましたが、まさか「アバターをもらったから」という理由で何気なく始めたVRChatがFreRicのテーマになるまで記憶に鮮明に残るものになるとは思いませんでした。

先月のnoteと書いていることがあまり変わらない気がしますが、今まであまり人と交流しなかったことや外に出ることがなかった分、これからも色々な経験を積んでいきたいところです。

では、本日のnoteはここまでです。今月も閲覧ありがとうございました。

次回予告

ここで次回のFreRicについてを軽く告知していこうと思います。

次回のFreRicは魔王祭2024 Winter Odysseyの応募曲となる予定です。

日程としては12月22日に魔王祭にて先行公開、その後私のチャンネルで公開となる予定です。

次回は40本目ということで、節目を意識した歌詞にしました。

そしてもう一つ、FreRicに関するお知らせがあるのですが、こちらは今やっているMV製作が落ち着いたら、noteではなくYouTubeチャンネルにてお話ししたいと思います。こちらについてはもうしばらくお待ちください。

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