miffy×鉄道 ミッフィーの聖地巡礼お勧め旅
今回は趣向を変えて、ミッフィーの推し活をテーマに関連するお店をめぐり、併せて観光列車や地元の代表列車に乗車しながらの全国聖地巡礼お勧め旅をご紹介したい。尋ねるお店はお菓子やパンなどのご当地食品が購入出来たり食事が楽しめる個所とし、ミッフィースタイル等のグッズだけの販売店は今回除いている。
それでは、ミッフィー推し活12日間の長旅に出かけよう。
1日目(水曜日)各地⇒小樽
各地から札幌または小樽まで移動、ホテルでゆっくりするも良し市内観光地を見物するもよし。聖地巡礼は明日から。
2日目(木曜日)小樽⇒青森
ミッフィーおやつ堂小樽店に9時30分開店と同時に訪問。移動中の車内で食べられる商品と当店限定グッズを中心に購入。1時間ほど滞在し、駅へ移動。小樽10時57分発倶知安行の普通列車に乗車。北海道新幹線札幌延伸後は廃止される予定の函館本線(山線)を利用し車窓を楽しむ。車内で買い込んだ食料で昼食を摂る。倶知安で長万部行き普通列車に乗り換える。長万部で特急北斗12号、新函館北斗ではやぶさ40号に乗り継ぎ新青森、更に普通列車で夕方に青森に到着。ホテルまでの道すがら海鮮丼に舌鼓みをうち、その後チェックイン。
3日目(金曜日)青森⇒釜石
青森9時35発の普通列車で新青森へ、はやぶさ16号に乗り継ぎ八戸に到着。今日乗車するのは東北エモーション。太平洋を望みながら食事が楽しめる列車。(表題画像もこの列車の車窓から)
久慈では乗り継ぎ時間が1時間以上あるので、徒歩10分にある道の駅くじでおみやげを購入。三陸鉄道14時15分発の普通列車で宮古へ、更に釜石行に乗り継ぎながら東日本大震災からの復興状況を車窓から見届ける。駅到着後そのままの足で、ミッフィーカフェ釜石店に到着。普段は夕食時の営業はしていないが、予約者に限り特別対応してくれる。この店は震災復興支援として特別に出店ライセンスがおりた、日本初のコンセプトカフェである。市内にはミッフイーデザインのマンホールがあるので、チェックを忘れずに!
4日目(土曜日)釜石⇒軽井沢
この日は観光列車ひなびの運転もあるが、行程が合わないので釜石7時41分発の快速はまゆり2号で新花巻へ、改札外乗り換えを経てはやぶさ108号に乗車。2時間ほどで大宮へ到着し、地下埼京・川越線ホームへ移動。昼過ぎに川越に到着。小江戸の雰囲気を味わいながら散策し到着したのは、蔵のきっちん&べーかりー川越店である。是非デニッシュロールを購入し、昼食としたいところ。あわせて店限定カステラ饅頭缶(赤)を購入、45分ほど滞在し駅へ戻る。
川越13時45分発の普通列車で大宮へ、あさま615号に乗り継ぎ軽井沢に到着。こちらも店まで少し歩くが、下旧軽井沢の街並みの眺めは飽きさせない。こちらは森のきっちん&べーかりー軽井沢店で、夕方に到着。こちらでも店限定カステラ饅頭缶(黄緑)を購入し、時間が許す限り滞在。ホテルに移動。
5日目(日曜日)軽井沢⇒高山
軽井沢8時59分発のはくたか553号で上越妙高へ、ここで乗車するのはえちごトキめき鉄道の雪月花。東北エモーション同様、日本海の車窓を楽しみながら、食事が楽しめる観光列車である。
できれば軽井沢~長野間でしなの鉄道のろくもんという、こちらも食事つきの観光列車にも乗車したいのだが、雪月花との乗り継ぎが合わないし既に乗車済みなので今回は断念。こちらを利用した場合には、長野12時51分発のはくたか561号に乗車すれば、下記糸魚川以降が雪月花利用の場合と同一行程となるので、いづれか乗車したい列車の選択が可能である。
糸魚川ではくたか561号に乗車、富山で高山線猪谷行普通列車、猪谷で美濃太田行普通列車に乗り換え、夕方に高山に到着。その足でおやつ堂飛騨高山店に向かう。海外のお客様でごった返す店内でも、このあとの移動がないのでじっくり商品を吟味できるであろう。
ホテルへ向かう前に、飛騨牛を提供するお店で夕食がおすすめ。飛騨牛のお寿司はおやつ堂近くのお店でテイクアウトが吉。
6日目(月曜日)高山⇒京都
6時46分発の特急ひだ2号で名古屋へ。朝早かったので朝食は駅周辺の喫茶店で、リーズナブルだが満足度の高いモーニングを。10時25分発の近鉄特急しまかぜで伊勢市へ。座席3列配置のプレミアムシートは、最高級なくつろぎが得られること請け合い。車窓とともに堪能したい。駅からはバス移動で、おやつ堂伊勢店へ。グッズやお菓子はこの店限定商品が多く、買い物に迷うくらい。お昼用の食品も購入し、1時間ほど滞在。
伊勢市内散策を兼ねて、30分ほど歩いた五十鈴川に到着。13時40分発の近鉄伊勢志摩ライナーで大和八木駅へ、近鉄ビスタカーに乗り換え近鉄丹波橋に到着。さらに京阪特急に乗り換え祇園四条まで移動する。駅から5分ほどで行けるのがおやつ堂祇園店である。夕方に到着するが、営業時間が19時までなのがうれしい。ゆっくり買い物を済ませ、和風懐石料理で夕食を摂った後はホテルにチェックイン。
7日目(火曜日)京都⇒倉敷
京都河原町から阪急線(昨年はミッフィー列車も運転されていた)を乗り継いで嵐山へ。10時の開店に合わせて到着したのは、桜きっちん&べーかりー嵐山店である。こちらでも店限定カステラ饅頭缶(ピンク)を購入する。50分ほど滞在し、トロッコ嵯峨に移動。是非トロッコ列車には乗車したい。嵯峨野5号で保津峡の景色を堪能し、トロッコ亀岡にて下車。
下車後、JR駅の馬堀まで徒歩移動し京都行きの普通列車に乗車。さらに快速列車で三ノ宮まで移動。ランチはディックブルーナテーブル神戸店で頂くことに。こちらは事前予約が必要なので注意。グッズも豊富なので食事後にじっくりショッピングが楽しめる。
15時頃に地下鉄で新神戸へ移動しのぞみ33号で岡山へ、更に普通列車で倉敷に到着。本日3店目となるショップは、蔵のきっちん&べーかりー倉敷店である。こちらでも店限定カステラ饅頭缶(水色)を押さえる。だーんの白桃キューブが売っていれば当たりだが、季節によっては難しいかも。1時間ほど滞在し、市内のレトロな街並みを散策したのちにホテルへチェックイン。
8日目(水曜日)倉敷⇒湯布院
次の移動先は九州となり遠距離となるため、ちょっと寄り道。リアルうさぎと触れ合うため、うさぎ島に行こうと思う。倉敷8時15分発の普通列車で新倉敷へ、ここから普通列車の接続が悪いのでこだま839号で三原へ移動する。駅から5分ほど歩いて三原港へ、9時20分発のラビットライン(フェリー)で大久野島に上陸。港に着いてすぐに多数のうさぎに出迎えられる。
1時間ほどで島を一周し、うさぎとたっぷり触れ合い11時40分発の大三島フェリーで忠海港へ移動する。列車の時間まで余裕があるので駅近くの町内で昼食を摂る。忠海から13時1分発の普通列車で三原へ戻り、こだま849号に乗車する。この列車はなんとハローキティ新幹線。推しの対象は異なるが、ここはキティの世界観に包まれながら小倉まで移動する。
いよいよ旅も終盤、九州に上陸である。特急ソニック33号に乗り換え、大分へ。更に普通列車に乗り換えて由布院には18時過ぎに到着となる。ホテルの温泉で、旅の疲れをゆっくり癒そう。
9日目(木曜日)湯布院⇒福岡
ゆっくりめの10時30分に森のきっちん&べーかりー湯布院店に到着。これまでと同様に、まずは店限定カステラ饅頭缶(緑)をキープ。1時間ほど滞在後駅に向かい、特急ゆふいんの森2号に乗車し、車内の装飾と沿線の景色および、ゆふいんの森弁当で昼食を楽しむ。
鳥栖にて下車し、普通列車に乗り換え二日町へ。徒歩で数分、西鉄紫へ移動。天神大牟田線と西鉄二日市で太宰府線に乗り換え、15時前に太宰府に到着。駅からほど近いおやつ堂太宰府店へ、これでおやつ堂ときっちん&べーかりー各5店舗全制覇となった。でも実はコンプリートではない。太宰府にはもう一店舗、「はなれ」が存在するのだ。こちらは和雑貨を中心としたグッズが多数あるので、忘れずに要チェックだ。
天満宮にももちろん参拝し、太宰府から西鉄二日市に戻り、乗り換え天神太宰府線薬院まで移動。地下鉄七隈線で博多で下車。今日は福岡市内で宿泊なので時間的にも余裕である。
10日目(金曜日)福岡⇒佐世保
博多10時4分発の特急リレーかもめ13号に乗車、武生温泉にて新幹線とのホーム対面乗り換えを体験。初乗車となる西九州新幹線かもめ13号は、わずか30分の乗車で終点長崎に到着だ。聖地巡礼とはならないが、折角なので長崎市内も観光しよう。昼食はやっぱりちゃんぽんだな。
この旅最後の観光列車はふたつぼし4047である。2号車にラウンジを備えたこの列車で、ゆったりと景色を楽しむ旅が叶えられる。車内で提供される熱々の長崎スフレは絶品だが予約が必要だ。いよいよ旅の終着地、ハウステンボスには17時ちょうどに到着となる。今日の宿泊は、もちろん押し活信者の大本山ホテルアムステルダムのミッフィールームだ。
11日目(土曜日)ハウステンボス
旅のフィナーレは、ハウステンボス花の街ミッフィーセレブレーションだ。終日ミッフィー漬けのイベントに浸り、心や体は癒されるであろう。ランチは勿論、ナインチェカフェで。
12日目(日曜日)佐世保⇒各地
終日移動で自宅(現実)へ戻る。明日からまた仕事に頑張るぞ。
なお飲食が可能でも、地理的に比較的訪問しやすい代官山のミッフィーカフェ東京とディックブルーナテーブル横浜店は、いつでも行けるので今回の旅からは除外している。お疲れ様でした。