24年前に見逃した映画【グラディエーター 】を見た。
24年前に見逃した映画「グラディエーター 」
『4Kデジタルリマスター再上映決定!』ということで、珍しく(笑)前売り券を購入。(2024年10月21日回想記事)
今はPCのサブスクで観ることもできますが、やはり大作は大きなスクリーンで大迫力で見たい!
それも、視野に誰もいない環境で!なので、映画館ではいつも前方の席をチョイスし、視野一杯の画面を楽しみます。(地方だからできること(*´꒳`*))いろいろと忙しかったのですが、やっと先週末観にいくことができました。(*´꒳`*)
☆
ローマ帝国の新しい帝国抗争に勃発した、血で血を洗うような凄惨な場面が多い映画。
まさに、オリオン大戦のような世界。
無秩序で不条理な状況にも屈せず、戦うことで自らのメッセージを貫き通し最後には英雄として死した剣闘士(グラディエイター)の主人公を、ラッセル・クロウが演じます。
憂ある表情が印象深く、悲哀のなかに少しだけ見せる笑みだけが救いでした。
どちらが善か悪かなどはナンセンスだし、それを決定づけることもできませんが、映画のストーリー上ではこちらがヒーロー的な立ち位置。
反してヴィラン役の位置には、時の皇帝カエサル(シーザー)が冷酷で無慈悲な権力者を演じます。
カセエルは、民衆の支持を得たいがために検討士どうしを戦わせ、民衆の関心を扇動させようとしますが、最後には覆され寂しい死を迎えます。支配的立場にあるのに、認められない、愛されない、という心の欠乏心がそうさせたのだと思いました。恐るべし〜
ガクガク(((;゚Д゚)))ブルブル
24年前の初上映の当時、私は子供がお腹にいた時なので、もしかしたら予告動画などを見て敬遠していたのかも。(>д<;)
でも、時折ずっと気になっていた作品ではありました。
24年を経ての鑑賞。
あまり感情移入しないで、冷静に俯瞰で見ている自分を発見しました。時を経て、私もいろいろ熟成したのかもしれません。(爆笑)
史実と映画ではストーリーもかなり違って描かれるのですが、ローマ帝国の混沌とした風景や建築などの様式美、ハイセンスな衣装など鑑賞できたのは、とてもよかったです。(*^^*)
映像や美術はとても美しく、もっとローマ帝国をいろいろ知りたくなりました。
ローマが、今のちょっとしたマイブーム。
「ベン・ハー」も劇場公開されたら、絶対見にいくつもり!
(ニッチな映画はだいたい秋田には来ないので、どこかに見にいくかも)
そしてとなりの劇場では、カサエルを演じたホアキン・フェニックスの「ジョーカー」も上演。
ホアキン・フェニックス見たさに映画のハシゴもいいですね。
今作は酷評も聞こえてきますが、純粋に見たいと思うので、誰かのレビューは気にせず、自分の目で確かめてこようと思います。
前作のジョーカーも、素晴らしい作品だったので、時間を見つけて楽しんできたいです。
(ただ、今回のグラディエイター上映のきっかけとなるグラディエイターⅡは、あまり食指が動きませんが、、、、、(>д<;))
グラディエイターの挿入歌、「Now We Are Free」は折に触れて時々聞いていたのですが、映像と共に歌が重なるとまた胸に迫ってくるものがありますね。美しい歌声とメロディー、サントラとして最高です。
ここに貼っておきますね。
[Gladiator - Now We Are Free Super Theme Song]
https://www.youtube.com/watch?v=-yOZEiHLuVU
で、蛇足ですけど、映画の挿入歌で戦いのシーンとかでは、ホルストの火星がよく使われていますね。
この映画でも多用されていましたが、24年前の作品だったので、他の映画もここから派生したり、影響も大いに受けたのかな。
スターウォーズの映画の挿入曲も、ホルストの火星をヒントに作られたといいますね。
やはり、火星の曲は戦闘を鼓舞するような、気持ちが奮い高ぶったりするのにぴったりなんだ〜と思いました。
おわり。(*´꒳`*)