見出し画像

「やりたい企画」を応援するオンラインイベント

このnoteは生長の家青年会ヴィジョンを共有し、
自分ができることを見つけたい仲間たちに向けて書きました。

対話マッチングパーティが大切にしている雰囲気

時代の変化が著しいコロナ禍こそ必要なのは「対話」の力だと学んだ
幹部研修会の続き企画として「対話マッチングパーティ」なるものを開催しました。

開催してみた私たちにも、参加してくれた仲間たちにも
嬉しい言葉がたくさん集まってきたので何がよかったのかまとめてみます。

まず、前回の詳細はこちら↓

時間がない人のために要約すると、、

イメージは幹部研修会や練成会(合宿形式の勉強会)の夜会(やかい)
プログラムが終わって、眠りにつくまでに、就寝部屋で仲間と語るような対話を意図的に作り出しちゃうYO!
共通の価値観や課題意識を持っている仲間を見つけようYO!

てことでした。
不思議と研修会や練成会が終わったあとは仲間に刺激されて、
熱意に溢れてなんでもできるような気持ちになって帰って来られるんだよね。

身体的に直接に出会える幹部研修会・練成会について
「対話」を切り口にすれば、
次の3つの対話が自然にできる環境があることに気づきます。

自分との対話
日常生活から離れて、研修会のプログラムを過ごすことで、日頃の自分の生活を省みている。また神の子として自分に向き合う機会になっている。

仲間との対話
真理(生長の家では「人間は神の子」と説く。)を共有する仲間がいると再確認する。同じ想いを共有する仲間がいると知っているから勇気が湧いてくる。

自然との対話
眞理を頭で理解し、日常生活で倫理的(他に愛を与える)生活を実践するためには、、と考え、問いを立て、何か行動に起こしたくなる。

事前課題が「自分と対話する」装置

対話マッチングパーティに参加する前に企画シートという課題が用意されています。
イベント・NFを企画するために必要な質問が並び、段々と具体的になっていきます。

「えー!課題かよー。」という声が聞こえてきそうですが、大切なのは書き出してみるということ。内容の質や量は問いません。

実際に参加者からは「書く、共有することで自分のやりたいことの方向性が見えてきた」(20代会社員・男性)という声がありました。
これが「自分との対話」の役割を果たし、改めて誰のために、何のためにNFを開催したいのか自分を理解する足掛かりにします。

必須の質問
1*What*何についての対話会をしたいですか?(テーマ)
2*Who*誰に、どんな層に参加してほしいですか?(ターゲットの属性)
3*Where*対面がいいですか?同時NF?逐次NF?どの形が適しているでしょうか?(開催形態)
4*Why*その場を作りたいな〜と思った経緯・背景を教えてください(想い)
5*How*どんな場になったらいいでしょう?人数や雰囲気など、具体的にイメージしてワクワクしちゃいましょう〜♪(内容)
6*When*いつ開催したいですか?時間帯や時期、頻度について考えてみてください(開催時期)
7*Who(2)*一緒に企画運営したい人、もしくはあなたを応援したり協力してくれそうな方はいますか?(仲間)

さらに具体的にする質問

8◆対話会がうまくいっている!と感じられるサインはどんなことでしょう?(評価の基準)
9◆対話会がうまくいっている!時、誰が何と言ってくれるでしょうか?(評価の基準)
10◆今のあなたの努力は、半年後(1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後)どんな変化をもたらしますか?その時 周りの人は どんなことに気がつくでしょう?(影響)
11◆半年後(1ヶ月後、3ヶ月後、1年後) どんなことが上手にできるようになりましたか?どんな小さなことでもいいです♪具体的に!(影響)
12◆対話会は、あなたと参加してくれる人の今後に どんな風に役立ちそうですか?
13◆対話会がうまくいった時、最初に伝えたい人は誰ですか?どのように伝えたいですか?
14☆今の状況を整理するために、誰のどんな意見が助けになりそうですか?(行動)
15☆ほんの少し前進するために、何から始めましょう?どんなことが助けになりそうですか?(行動)

仲間との対話「参加してよかった」の声

やりたい企画がマッチングした参加者(20代会社員・女性)の企画シートをみてみましょう!どのくらい具体性を持っているとマッチングしやすいのかとてもいい例です。

画像1

1*What*何についての対話会をしたいですか?(テーマ)

Good Choice!モノコトの選び方共有会"

彼女は以前からあたためてきた企画を共有してくれました。想いがこもった企画だからこそ、企画のタイトルからして「いいね!」と賛同を得やすいですね。

2*Who*誰に、どんな層に参加してほしいですか?(ターゲットの属性)

"老若男女問わず「地球にも人間にもやさしい生活」に関心のある方
PBSは「つくる」が基本なので、「選ぶ」にも興味のある方"

対象も老若男女と一見広いですが、PBSは「つくる」が基本なので、「選ぶ」にも興味のある方、と具体的に表現されています。

5*How*どんな場になったらいいでしょう?人数や雰囲気など、具体的にイメージしてワクワクしちゃいましょう〜♪(内容)

大きなテーマ分類は、「衣」「食」「住」をイメージ(生活に直結、すぐに実践できる)
(例)塩、練り物、、、みたいな詳細レベルでテーマにしたい
テーマに興味を持った人、最小決行人数2人以上
おすすめがある人ない人、とにかく興味の循環が起きればよいと思う。

なんでも作れるようになればいいってもんでもないと思う。(私はカレーは外で食べたい、人様によって出来上がるものの違いを楽しむよろこび)
自分が納得していれば、それでいい。
■もっとこうしたいのに!という違和感
■そもそも選択肢を知らなかった
この2つで止まらないようにすることが一番の目的。
目指せ!脱「なんでもいい」生活"

この企画を聞いた別の参加者からは
自分の知っているあの人なら賛同して一緒に開催してくれそう。いいアドバイスをくれそう。と話している場面もありました。

具体性は人それぞれでOKです。
いろんな属性や経験をもった仲間が企画を聞いてくれて、
質問をしてくれるので、段々と自分の中で解像度が上がっていくのがわかります。

さらに対話マッチングパーティ開催後に行われたフリートークではこんな声がありました。
「企画に自信がなかったけど対話のなかで自信が持てた」
「企画を応援したいという気持ちになれた」
「(いくつか企画を考えてきたけれど)、自分の中で一番やりたい企画が見えた」

4つの約束事によって対話が自由になる

コミュニケーションは苦手、という人も
自分には何か伝えられることがあるだろうか、と心配しなくてもOKです。

対話マッチングパーティには対話を充実させるための約束事があります。
相手の意見に対してどうやってコミットしたらいいのかを教えてくれます。

4つの約束事
①TMPとは対話によって企画を磨き、新しい気づきや協力者、モチベーションを得る場です
②アドバイスをやめて、問いかけよう
③他人の言葉ではなく、自分の経験や体験談から理解した言葉で話す
④対話はペア相手によって、話し方・進め方が変化してOK

そのうち2つを解説してみましょう。

②アドバイスをやめて、問いかけよう
「対象が広すぎる」「協力者を増やしたら?」などのアドバイスで、企画を良くしようとしなくていい。
「10〜30代まで幅広く参加してほしいのはなぜ?」「一人でやろうとしているのはどうして?」など、と理解のために問いかけよう。
「教区の年齢層が広い」「協力が苦手」など、秘めた想いを言葉にする機会になるかも。

③他人の言葉ではなく、自分の経験や体験談から理解した言葉で話す
「本に書いてあったこと」「誰かが言った言葉」を自分の意見のように話してしまうと、一緒に企画を磨く「対話」ではなくなってしまいます。
仮に理解をしていてもそれは「知識のある人」が「知識を持っていない人」への授業です。
さらに理解が及ばない他人の(言葉)知識だけで話をしてしまうと、いよいよ対話は迷子になってしまいます。
だから、自分の経験や体験から理解した言葉で話すことが一番の秘訣です。

まとめ

仲間と直接、出会える幹部研修会・練成会ではモチベーションが上がる3つの対話が自然とできるようになっていました。

そしてそれをオンラインで再現するための仕掛けが3つありました。

自分との対話(神の子の自分と向き合う)
企画シート(事前課題)の取り組み

仲間との対話
4つの約束事が対話を充実させる

自然との対話(倫理的な生活の実践)
自分の企画を5回、相手を変えながらプレゼンすることで企画の解像度が上がっていく

あなたの企画が誰かに喜ばれる企画になりますように、心からお祈りして。

いいなと思ったら応援しよう!