アルパカの毛刈りをしました。 モフモフからツルツルへ。
高度3000メートル以上の山の上に住むアルパカは、野生は生息しておらず、毛を刈るための家畜として飼われています。敵もおらず、草を食べてのんびり生活しています。(だから穏やか!)
日本の暑さや湿気は苦手です。熱中症にならないために、毛刈りをします。
犬や猫のように毛が生え変わることがないため、
人の毛で刈ってあげる必要があります。
ハリーは1年前に毛刈りをしていて、1年後が今のもふもふの状態です。
ラバンは、生まれた時の毛で、ベビーパカの毛は「クリア」と呼ばれ、柔らかく貴重な毛です。
ここ、「アルパカ・パカ」ではアルパカ2頭を「家畜」ではなく、「ペットのように家族の一員」として愛情たっぷりで育てています。
そのため、固定(足を紐でしばる)ところや、アルパカが嫌がる顔の表情を
見せものにするのは、心がとても痛みます。
それが理由で、毛刈りショーは行いません。
今回、ご予約いただいた方限定で、ラバンの毛刈りの様子をyoutubeで生ライブをしましたが、上記のような部分の映像はなく、
落ち着いている時のラバンの顔や、身体をバリカンで刈られている様子、
それを見ているハリーの様子を見ていただきました。
初めての毛刈りのラバンは、最初は驚き嫌がりましたが
性格上、ハリーの方がとても嫌がりました。
とても心が痛みました。
毛刈りの後、ハリーとラバンも、そして私たちもとても疲れました。
それほど、大変な行事なのです。
その後、数日、ハリーは警戒をし続けましたし、ラバンは興奮していました。
寝かせた状態でほとんどの毛を羊用のバリカンで刈り上げます。
時間にして15分〜20分ほど。
その後は、立った状態でデザインカットの部分を仕上げていきます。
今年のハリーとラバンは、ハート形にしました。
「ラブパカラバン」と「ラブパカハリー」に変身です。
毛を持ってみたらとても重い!(3キロ弱だから当たり前)
これが一瞬で身体から無くなるのですから、
不思議な感じがしているようです。
そして、狭かった通路が広く見える。小回りもできる!
「あれ?」って顔をしている回数が多くて見ていて微笑ましい光景です。
毛は、1頭から3キロほど取れます。
足の毛は、汚れがあるため、製品にはならず、背中や首の毛を洗いにだします。洗いは細かいゴミがたくさんついているのと、柔らかい毛のため洗うのはとても大変です。
その後は、当店では、2つの使用方法を考えています。
ひとつめは、そのままワークショップで使ったり、羊毛フエルトなどの作家さんにブローチなどにしてもらって販売をします。
ふたつめは、糸を紡いで毛糸にしたり、製品(帽子や靴下など)にして販売をします。
今年私が特に楽しみにしているのは、糸を紡ぐワークショップです。
毛刈りの様子はテレビのNEWSや新聞でも取り上げてくださいました。
https://www.nagoyatv.com/news/?id=001346
https://news.tv-asahi.co.jp/news_so…/articles/000185821.html
こちらは動画ですが、うまくリンクが貼れません・・・・。
サマーカットしたアルパカ達にも
ぜひ会いに来てください。
ふれあいの時間や、イベントの情報はこちらをご覧ください。