初めての #プリティーライブ を最前列で体験したのでこの幸運をどこかに残しておきたいという文章
(この記事は15,000文字あります)※ちょっと増えた。
去る9/23から9/25にかけて、北海道は札幌から、東京に、三日間の旅行をしてきた。旅行をしてきたというか、ライブイベントを見に行った。
「Pretty Live!~All for One !!! ~」
遡る事3か月ほど前
7/3に開催された「Pretty Live!~One for All !!!~」を配信で昼夜2公演見て、余りの素晴らしさに咽び泣く中(これはどうしようもないんだけど、毎回マジで泣いている)、最後の最後に特報が流れる。以下の動画にあるように「特報(極太金ピカ文字)」が夜公演の最後に来るのはほぼ既定路線と言えば既定路線であり、ましてOne for Allとくれば次はAll for Oneになる事は、一般教養をそこまでロストせず生きてきた人であればまぁ、予想もついたろう。俺も無いとは思ってなかったし、ソロ中心のライブだったこのイベントから、チーム中心のライブをまとめたイベントを後で一回ぐらいやるだろうとは思っていた。そんなことは、わかってた。わかっていたはずだった。
けど、それでも、つい先ほどまで泣きながら見ていたライブの素晴らしさと尊さののちに繰り出された、見慣れたにも程がある「特報」は、その時、何でか知らんけど、(北海道は札幌に住んでいる)俺に、公式HPによる(東京は中野サンプラザで開催されるプリティーライブの)出演予定者のチェック、チケットぴあの申し込みサイトへのアクセス、昼夜2公演、俺と嫁様の2人分、4枚のチケットの金額を支払う事に同意しての抽選購入応募手続きの完了を、させた。
↑
こいつがその特報だ。
冷静に見てみればいつもの「知ってた速報」(※NHKで大相撲の優勝決定戦を見てる時に、NHKニュース速報として大相撲秋場所で〇〇が優勝って出てくる、ああいうやつ)みたいなもんなんだけど、なんか、この日は違っていた。俺にはなんか違っていたんだからしょうがない。
そして申し込みをした以上は、抽選結果(チケットが準備できました、できませんでした、の奴)が出る。抽選結果が出たのは7月だったと思う。幸いにも昼夜2公演、4枚すべて当選&課金された。
中野サンプラザがどんな会場なのか、東京には10年住んでたけど、結局中野という土地にはいったこともなく、そもそもライブみたいなイベントにほぼ行かなかったので全くよくわかってはいなかったんだけども、きっとデカい会場だし、雰囲気を楽しめたらそれだけでもいいな。とにかくプリティーシリーズのライブイベントを見に行くことが、本当に出来るのだ。嬉しいなぁ。ぐらいに思って、しばらくそのドキドキの事は忘れていた。
これが、7月までの話。
僕とプリティーシリーズ
時を2019年4月に戻す。
ここで、45歳男性である、我、alovesunが何故2011年から放送を開始している女児アニメであるプリティーシリーズ(プリティーリズム3部作、プリパラ1~3期、アイドルタイムプリパラ、キラッとプリ☆チャン1~3期、ワッチャプリマジ!)を好きであるかについて説明が必要だろうというか、書いておきたいので書いておく。
始まりはキンプリ(King of Prism)だった。
2019年の平成ももう終わりを迎えようという4月の下旬、ずっとネットの片隅で目にしていた「キンプリはいいぞ」「イージードゥダンス」という雰囲気、街の映画館で見かけていた耽美?なポスター(今にして思えばあればKING OF PRISM ~by PrettyRhythm~のもので、見かけたのは今はなきスガイディノスの上映中映画ポスターだった)が記憶の端にこびりついていた私は、netflixのおすすめに過剰に出てくる見覚えのあるその絵が気になり、なんかすごく恥ずかしいというか、きっと、言葉は悪いが、男同士が~、腐が~みたいなイメージなんだろうと思っていたのだけども、ちょっとだけ意を決して、嫁様に「ちょっと、これ見てみようぜ……」と持ちかけて、実際にそれを、見た。
そこからは、あっという間だった。
キンプリシリーズ(映画2作、その頃やってた続編TV12話:劇場編集版もほぼ同時公開)をnetflixで視聴し、そんで全く世界観が掴めないもんだから、たまたまテレ東の公式youtubeチャンネルで、何でか知らんけど(マジで何故かわからない。今でも俺をハメる為だけに大いなる力が働いていたような気がする)プリティーリズムレインボーライブ(キングオブプリズムのスピンオフ元作品。こっちは女子が頑張る)の無料全話HD配信を視聴していき、それを何周も見返した後、やっぱり分からない部分があるからプリティーリズムオーロラドリーム(2011)、プリティーリズムディアマイフューチャー(2012)と全話(合計153話)見て、2020年1月公開のキンプリベストテン(キンプリシリーズのプリズムショーをベストテン形式で紹介する、ファンが幸せになる為の映画)を公開初日の舞台挨拶ライブビューイング付きで見るぐらいになっていた。
自分としては、キンプリ(KING OF PRISM)と、そのスピンオフ元であるプリティーリズムレインボーライブ、更にそのレインボーライブの中でフィーチャーされる前2作、オーロラドリームとディアマイフューチャーを、全部見た。更には新作の劇場版もリアルタイムで映画館で見れた!(※結局6回見に行った)という事で、止まれる。これで止まれると思っていた。(ここまででキンプリの他に153話も見ていて、仮にプリパラを見るとなるとアイドルタイムプリパラ含めて4期191話、プリチャンは2020年1月段階で概ね2期90話を重ねており、その行く手は茫洋たる海のようであった)
結果としては、「全く止まれなかった」
キンプリは2016年に公開されており、その頃には既にスピンオフ元のプリティーリズム(2011~2013)とは別シリーズのプリパラ(2014~2017)が展開しており、実はキンプリ、キンプリ最新作であったシャイニーセブンスターズ(2019)にはプリパラ要素(をちょっとひねったり、そのまんまだったり)が入っているので、やっぱりプリパラも全部見ないといけない。という事になる。だってそうだろう?気になるじゃん。あとそもそもキンプリの企画の萌芽だって、プリパラの劇場版(2015年3月公開)の分岐の1ルート(※週替わりで映画の途中パートが分岐するという恐ろしい文明)にねじ込まれたもので、そうなるとプリパラの劇場版をBlu-rayで購入しないといけないし、した。
もう既に結果として成立(劇場公開、更に続編の映画も公開、そして完結編たるTV版12話および劇場編集版公開)しているキンプリを見ているにも関わらず、その企画の萌芽たる特殊ルートの映像を見た俺は「この人たちは何を言ってくれてるんだ……?」「そんな事、確約も無いのになんでいうんだよ……?」みたいな気持ちになった。多分頭の中が当時のファンの時を超えた残留思念のようなものにシンクロされていたんじゃないか。強い思いは時と場所を超えて人の心に侵食する……
(↓これはキンプリが突如サプライズ発表された時の反応)
キンプリを入り口として、プリティーリズム、プリパラ1期を見た頃、プリパラに特に頭を殴られるような思いがあって、平たく言うとめちゃくちゃ感動して、一気にプリパラ2期、プリパラ3期まで駆け抜けた。あと、アイドルタイムプリパラも見終えてしまった。
まぁホントにプリティーシリーズってすごくて、その、見ている女児に対して「あなたはあなたのなりたい、したいを、していい」(誰かの何かの為に、あなたがあなたのやりたい、したいを我慢をしなくていい)と、その子(※俺でもある)の抱く自分の願いや思いを全肯定、「思いっきり、許」してくれる。それに、特に思い当たる虐待とかは一切受けてないような俺ではあるが、何かガーンと頭を殴られるような思いがあって、視聴中の様々なタイミング、曲を聴いてるタイミング、プリティーシリーズについて考えているタイミング、などなどで自分でも思いがけずめっちゃボロボロと泣くようになってしまった。おじさん女児の誕生である。また一人、この世に怪物が生まれてしまった。
ここまでで、2019~2020年5月ごろまでの1年の話。
プリパラシリーズも見倒した以上はプリチャンにも取り掛からねばならない。とにかくこの年(2020年)の9月に予定されているシリーズ10周年(初代のゲーセン筐体稼働から10年)スペシャル回までに、せめて現行放送の3期途中までは無理でも、2期までは見終えていたかったのだ。
ここで表現されている事の、ほとんどが、わかるし、見える。これは本当に嬉しい事だった。何より、この「プリマ☆ドンナ?メモリアル」という曲が、ねぇ、うん。シリーズ10年の歩みをそのまま歌詞にしておってですね、この歌詞だけで「全部言っちゃってる」んで歌詞を味わってほしいのですが、うん、話がとうの昔にスライドしちゃってるんだけど更に極北に向かってしまうのでやめておこう。とにかく、プリマドンナメモリアル(劇場版プリパラ&キラッとプリチャン~きらきらメモリアルライブ~のエンディング曲)は本当にダメ(※俺が泣く)なので、気を付けて欲しい。
どのように「ライブ」を見るようになったか
話を少しだけ戻そう。
この頃(2020年9月)、ライブを無観客で配信で行う。という事が始まってくる。とても苦しい状況であろうから、俺は少しでもお金をコンテンツに落とせればいいと思い、「アニメやCG映像ならばともかく、実際に演者の姿が見える奴に金を払い始めたら、きっと沼ってしまう」という危機感から忌避してきた、「ライブ」の視聴を始めてしまう。(というか、9/20の10周年記念回の放送当日の午後にそのライブがあった)
これで、心を射抜かれた。というか、自分の小さい思い込みを、バットでフルスイングされるような、何か、せせこましい考えや拘り、まさしくプリティーシリーズに触れ、そういうものが自分を縛り、自分も他人も苦しくさせているのだと強く実感して、自分としてはそうしたせせこましい考えやこだわりを否定すら出来るようになっていると思い込んでいたそれ(拘り)を、見事に粉々にされた。
そこには、プリパラアイドルが、いたし、映像に映るそこはどうみてもプリパラで、それを見ている俺もきっとプリパラアイドルで、それらが、俺がプリパラに居る事を、プリパラアイドルであることを、思いっきり許していて、俺は、思いっきり許されていると、物凄く、強く思った。思ったんだからしょうがない。
これが2020年9月20日の話。
そのライブ後、プリチャンに関しても順調に視聴を重ねてライブ後まもなく現行放送に追いついたし(おしゃまトリックスのCGライブ回には声が出ちまったもんだぜ……)、プリティーシリーズのライブイベントに関してはほぼ毎回配信を視聴するようになった。そしてその都度、ああ凄いな。プリティーシリーズって凄いな。いつか、この現場を、一回ぐらい、現地出来たらいいな。と、思うようになっていた。
(実際今年の5月には前述の配信ライブ以降ファンになったi☆Risさんのライブが札幌で開催されたため、見に行き、その折「i☆Risのライブ現地は健康に良い」という学びを得ている。マジで健康に良いのでみんなi☆Risさんのライブに行くと良いと思います)
さてその頃のプリティーシリーズの展開状況はと言えば、プリチャンが2021年の5月終わりぐらいに放送終了し、夏頃これまでのシリーズ全部の振り返り放送が行われ、2021年10月からは新シリーズ「ワッチャプリマジ!」の放送が開始された。
プリマジはこれまでの「なりたい気持ちの全肯定」に加え、「本気」になる事のかっこよさ、本気になる事により必然的に発生する「恐怖」「不安」、でもそれをぶっ飛ばしたい、何故なら、好きで、本気だから。というように、この10年から更に一歩踏み込み、それでいて過去作からこれでもかとオマージュというか、見てる女児おじさんの記憶をくすぐってくるような、「作ってる側もやっぱり本気だし、これは魂の削り合いだ!」とでも言わんばかりの(※そんなことは誰も考えてないと思う)アツいシリーズで、まぁホントに毎週楽しみにして過ごしている。もうすぐ終わっちゃうから、来週絶対見てくれよな!
はぁ長かった。
1列……目……?
2022年9月21日
ともあれ、上記のような遍歴(2019年4月~2022年7月)を経て、シリーズ500話以上を視聴して、ライブ現地出来る!という権利を抽選購入の当選という形で手に入れて、9月終わりの3連休の追加の休みと飛行機と宿泊も手配して、いよいよ残すはチケットの引き換えとなるのであるが、そうして迎えたチケット引き換えの日に、ちょっとにわかには信じられないものを目にした。
はぁ~~~~~????????
1階、1列、☆※番………?????????
1階、1列……
「1」列????????
「1列」はぁ~~~??????
え?ゲロ出そう。つまり、どういうことだってばよ!?!??!
慌てて分配をした嫁様とチケットを見る。
隣席で、二人とも、1列目だ。
「1列目…って、どういうこと?」
「そりゃお前……1列目だろ……」
「マジかよ……」「マジだ……」「え?」「は?」
これは……マジなのか?
どうもマジらしい。マジだ。ワッチャプリマジ!
となるとやる事は一つというか、全くシンプルだ。
「とにかく無事に、この幸運、初プリティーシリーズのライブで、最前列であるというそれを、大切に、壊さず、現場に持ち込む」
それだけ出来ればいい。
他の事は一切考えなくていい。東京に行ってもトラブルなく、淡々とやりたい事をこなして、早めにホテルに戻り、酒もほどほどに、曲がりなりにも混雑した店内で何か貰ったりトラブルに巻き込まれたら嫌だから、コンビニ飯で、ひっそりと、当日を迎えられたら……
という事で、新千歳を安全に飛びたち安全に羽田に到着した我々は、昔暮らしていた街を懐かしく見学し、
原宿はプリズムストーンカフェでプリズムの煌めきに身も心も満足して、
大相撲やってた事なんか全然ミリしら状態で予約してたゲロ混みの両国のホテルの一室で、i☆Risさんの武道館ライブ映像無料配信開始のプレミア公開を見つつ軽く飲酒して、眠りについた。無事で、とにかく無事で……(ミホノブルボンの2冠を見届けた時のような気持ち)
そして、その時は来る。というか、来た。時というのは、誰にも平等で、無慈悲に、思惑はともかく、進むし、過ぎていく。乗り遅れるな。絶対に間に合わせる。
とはいえ、両国から中野は近い。台風が来ているという話だったが、両国辺りは大して降ってないし、開催も問題なく行われそうだ。
と思ったら、中野は果たして豪雨であった。
ライブの様子の記憶(この先画像はありません)
ここから先は当然撮影禁止なので全く撮影をしていない(当然だ)。
とにかく、席に座ると、そこには、カメラ用のレールがあり、ステージが立ち上がって来て、ステージがあった。
他に人はいないし、例えばステージ用の何らかの柵もない。正気か?いや、この最前列ってシステムが何らかのエラーなんじゃないかとか、とにかく気が動転していて、全くどうしていいか分からず、ただポチポチとサイリウムの変色操作確認などをしていた。始まってほしいような、始まってほしくないような、俺は今、とんでもないところにいる。そして、そのとんでもない事はまもなく始まる。
あれだけ焦がれたプリティーシリーズのライブに初めて来て、そして、その視界の先には他の誰もなく、ダイレクトに演者、いや、プリパラアイドル、プリチャンアイドル、アイドルマスコット(プリチャンのマスコットはアイドルになるのだ)、プリマジスタ、マナマナ(プリマジをやる人、チュッピの事をプリマジスタと言い、それを魔法で:魔法みたい、じゃなくて、マジの魔法だからしょうがない フォローするのがマナマナ、つまり魔法使いだ)が、いるようになるのだ。
ホントか?本当だ。だって、始まってしまった。
トップランナーはアーティストとしての鈴木杏奈さん。めちゃくちゃカッコいい。凄い。語彙がなくなり、いよいよ目が釘付けになる。
ハッキリ言って、細部はあんまり覚えてない。だって、心拍は後で見てみたらおじさんの最大心拍数を超えてやがったんだ。ついこないだ走った北海道マラソンですら至らなかった心拍数を、プリティーライブは越えさせてきた。プリティーライブはいい運動になる。俺は確信しているし、幸福度が高い。ともあれ、なんか本当に思い出す作業が難しいのだ。
なので、断片的に書いていく。変にエモみを乗せようとすると、うその記憶を作ってしまう可能性がある。ここには、俺にとって「そうだった」事を、つとつとと書いていきたい。
ライブの後はまんたんウェブだよねというぐらい、まんたんウェブの最速レポートを見ながら書きたいんだけど、敢えて調べず、見ず、ただ記憶の断片だけを記述していきたい。
鈴木杏奈さんのオープニングアクトでは後ろのスクリーンにプリマジのオープニング映像が流れて、もうその辺も含めて俺は泣いてしまった。我ながらはえーよ!とは思ったけど、それを見越してのコンタクト着用だったので、寧ろ対策がハマったような感じだ。これからは始終涙が流れてしかたない状態で見ているし、何回もハンカチを使った。マスクが無かったら嗚咽していたかも知れない。マスクがあって、良かった。
オープニングアクトの後でキャスト(演者名とキャラ名)が表示され、カウントダウン。本当に、始まった。
始まりがどのアーティストだったか正直ちゃんと覚えてないのだけど、これ、プリマジのまつりさんとみゃむさんだったかな。とにかく、そこには、まつりとみゃむ様が居た。いらしたのだ。みゃむ様の実在性があまりにもみゃむ様で、え?だってそれはみゃむじゃん。みゃむはいたし、俺はそれを見ている。すごい。プリマジはマジだし、プリマジがマジの魔法で演出されているんだから目の前ではマジの魔法が発生している。
次いで?或いは最初だったかも知れない。順番はともかく、ブランニューガールズ(ランガールズランの三名が劇中の桃山みらい、青葉りんか、紫藤めるとして歌う時のアレ)が舞台上の上段に出現したときの場内中腹ぐらい?から発生した強いどよめきは、忘れられない。ランガールズランは2023年3月での解散を発表しており、その3人がステージ上で歌うのだから、そりゃまぁ、そうなりもするだろう。昨日よりもずっと、輝けるでしょう……
順不同はもう承知いただくとして、覚えてる奴書いていくぞ。
その、既にダメだったんだけど(※涙的に)、真中らぁら真中のんによるBlandnewDreamerは危うく声が出かけた。というか、ウグゥッ!って感じでは出てしまった。もう本当に素晴らしくて、BlandnewDreamerは、今アイカツも3rdシーズンまで見てしまってるのでわかるんだけど、言ってみればプリパラにおけるShiningLine*なんだよなと、継承の曲なんだよなというのを強烈に思って、いや、アイカツのShiningLine*、2期最終話はマジでヤバいからみんな見て…… ともかく、これはダメでしたね。(以降省略するけど、全部どのライブ:曲を演じる事をライブというので、曲、ぐらいに思ってください も僕の涙腺に対してはダメでした)
ひな先輩とチムムのSTARLIGHT、めちゃくちゃ低音が強くて、最高にかっこよかったし、やっぱりチムムもチムムで実在していた。ひな先輩の「走っていくよ、今」を、目の前で見たら、あ、ホントに「走っていくよ、今」なんだな。と、思った。視野角を大きく占有し、大きな音、詳細な音で鑑賞するとすべてのコンテンツは解像度高く理解される。映画館で見ると全然違うように、最前列で生鑑賞すると、何か、全部、魂部分に刺さってくる。とにかく弥生ひな&チムムのステージは圧巻だった。いや、全部圧巻なんですよ。うん。あ、1つすっごい気を付けて見てたのは、STARLIGHTの振りで蹴りがあるんですけど、その時イヤーモニターが外れないかをめっちゃ心配して見てて、外れなかったので良かったです。
で、これは本当に、「いつか見たい」「見れたらラッキーだけど、いや~、機会あったら生で見たいな~」という願望があった事なんですけども、プリパラ1期のオープニング曲であるところの「make it !」を現場で見たいなと。それは、i☆Risの現場でも、プリティーシリーズのライブでも。というのも、プリパラ1期のクライマックスは皆のアイドルへの憧れから生まれたボーカルドールであるファルルを***というものなんですが、最終的にみんなで大海原に漕ぎ出でる訳ですよ。その、make it!って本当に凄くて、プリパラそのものの曲なんですね。プリパラの思想そのもの、プリティーシリーズの思想そのものというか。それを現場で見れたら最高じゃないですか。というところに、
真中らぁら(プリパラ)、夢川ゆい(アイドルタイムプリパラ)、桃山みらい(キラッとプリ☆チャン)、日比野まつり(ワッチャプリマジ!)
シリーズ主人公4人が、そのmake it!を、歌ったんですよ!!!!わかりますか!?これが、これがパ!パンクラスのハイブリッドレスリングなんですよ!(唐突の舟木)
イントロ聞いた時「ウグォォッ!!???」ってなって、「この歌は!」ですよ。3期プリパラ、神アイドルグランプリ準決勝、ソラミスマイルvsトリコロールですよ。「懐かしいクマ~!」となりつつ、涙よひっこめクマ!(2期のポップステップぷりぷりぷり)とも思って、いやもう、ホントに、「誰だって(俺の夢ですらも)叶えられる、プリパラプリパラダイス……」心は一度幸福で死に、死後復活した。
いや、ホントに全てが強烈過ぎて、漏れはあると思うけど頑張るぞ。
きゃろんとれもんのライブではきゃろんがれもんに惚れてるバンギャ的な関係を暗喩していたんだなと物凄く納得した。アニメの中のライブではマナマナ(魔法使い)はプリマジフロートタイムをコントロールして舞台を宙に浮かせたり、プリマジイリュージョンを発動させたりして、コーラス部分の関与がどうであるかは声でしかわからなかったんだけど、ステージ上でのきゃろんのムーヴは、「ヘドバン」と「咲く(咲くでいいのかな?あの手をひら~ひら~ってやる奴)」で、完全にバンギャ。だから、才能に惚れ、れもんのライブじゃないと満足できない、他にもっとまともなプリマジスタが居たとして、惚れたれもんの曲は、れもんじゃないと満たされないから、宥めすかして、褒めそやして、ライブに向かわせてる。でも気苦労はあるから仲間のマナマナにはたまに愚痴る。でも何と言ってもれもんが好きで、れもんしかきゃろんの心は満たせないのだ…と、目の前のきゃろんの動きを見て、確信した。解像度が、上がる。最高だ……ヴォイ!(デスボイス)
東堂シオンと虹色にのは口から音源の大地葉さんとステージングの化け物山北早紀さんでまぁホントに素晴らしく、カッコいい!かわいい!という声しか出ないというか声は出してないけど心でうごうごして、ただただ見惚れていた。(そんな事言ったら全部見惚れてる訳で、もうマジで何なんだプリティーライブ……)
多分順番的には最初の方だったかな?月川ちり、華園しゅうかのゴーゴーゴージャスは声を出せない事を恨んだ。ビップ♡俺も言いたかったよ~!!!!配信だと言えるけど現地だと言えないの凄い二重拘束(ダブルバインド~!)と思いながらバブルセンスムーブをサイリウムでやって、いい時間を過ごさせて頂いた。
プリチャンからはメルティックスターが出る訳ですが、赤城あんな(芹澤さん)抜きでやる事になってて、であれば観客が赤城あんなの赤を表現してララメルティックスターをやればいいじゃない。という流れで始まったステージ。緑川さら(若井優希さん)はダンスも歌もちょっととんでもないし、紫藤める(森嶋優花さん)もとにかくかわいい。すごい。なんだこれ。これに赤城あんな(芹澤優さん)加わったらワンマン成立するじゃん(※プリティーシリーズほぼすべてのユニットは、いや、全てのユニットはワンマンを成立させられるし、何なら俺はプリティーシリーズ初代のプリティーリズムオーロラドリームの男子ユニットCallingsのワンマンを見たい)と思った。あと、これは最前ゆえに見えたのかも知れないけど、弘法も筆の誤りといえよう、若井さんのステップが一瞬飛んだ(というか、森嶋さん側を見て確認した?)ようなところを見れたと思っていて(事実誤認ならすみません)、なんか、貴重だな~!と心のポケットにしまいました。
田中美海さんタイムは凄かった。トライアングル(真中のんが、かのん・ぴのん・じゅのんの3役をやるアイドルグループ…というかソロ?ユニット)の「かりすま~とgirl☆Yeah!」をガチで一人でやって、これ、ステージの作り的に横から太陽ペッパーと月川ちり出てきて「アレは、真中のんのプリズムの煌めきが形になったように見えるけど、太陽ペッパーと月川ちりだ」というような事になるかなと思っていたら昼の部ではならず、夜の部では曲の最後にスッとお二方が合流して、そのようになった(キンプリの映画2作目を見よう)
ひきつづいてノンシュガー。甘くなるのはこれから(それって当然)シュガーレス×フレンドを現地で聴いていいんですか!?ああ、たくさん聞け…… うめ…うめ… という感じ(どんな感じだ)で泣きながら聞いてた。ホントにすげぇ。この辺からというか、記憶をたどっていても幸せだったことしか思い出せない。逆に書くことがなくなってくるのは本当に凄い。とにかくですね、あの、コーデが、どのキャラどの演者さんも、すっごく綺麗でかわいいんだよ……伝わる為にみんなアーカイブを買って視聴してくれ……
ノンシュガーやったあと、タイミングは忘れたけどゴーゴーマスコッツ(プリチャンのマスコット達)でもA・B・C・Dいいね☆ダンスをやってらして、ああもう、ウー!ハー!声が!!!!出せない!!!!!!素敵っチュ!かわいいパン!目移りしちゃラビ~!!!!
ラビ~!と言えばリングマリィだよ!どうなってるんだ!完全に結婚しちゃったし、すればいいし、するべきなんだけど、お前、俺が結婚した時の事ととかマジで思い出したぞ。あの、冒頭のまりあの様子を見に行った様子のところのシュラッて音、あれ、ホントに、そういう感じになるんだよ!(機会があったら、式を、やってみてくれ~!わからないならやってみよう!物凄いから)
リングマリィは価値観の違う他人同士が互いをその価値観のまま認め合い、交わる中で、自分の世界や自分も変容し、ますます世界が彩りに溢れる高揚をインディビジュアル・ジュエルで表現して、そして互いを認め合いともに生きるようになった二人にあっては、気持ちをサボらず言葉にして伝え合う、言葉じゃなくてもいいかも知れないけど、伝え合う、気持ちを言葉を相手に花束にして贈る、そうした思いやる気持ち、寄り添う気持ちが二人を幸せにするし、なっていくんじゃないかなというコトバ・ブーケがあってですね、もうどのライブ見てても「もうこれ結婚じゃん!!!」って毎回言ってるんですけど、今回のは完全に結婚でした。結婚式でした。参列した。俺は参列したぞ。キラッCHUメルパンラビリィも参列した。みんな参列した。おめでとうリングマリィ……
記憶が、壊れる!急げ、時間と脳の容量が足りない。
皇あまね様、物凄い宝塚がそこにあった。ダンス、歌、目線、そこは宝塚、スターというか、スタァ、色んなスターやアイドルが私生活や感情を共有するよう変容した社会にあって、皇あまね様は「秘すれば花」(それは俺のようなファンを取り込む罠でもある)のスター像を完璧に作り上げており、物静かなたたずまいの奥底にあふれ出る水、水を沸かす熱だって当然あるわけで、いやもうホントにやばいですよ……
何すんだ何すんだ……薔薇~!!!!!咥えた~~~!!!!投げた~~~~~!!!!とにかくおひとりで完全にステージを皇あまね様のシークレットガーデンに染め上げるというか、もうそれはホントにそうだった。という感じになっちゃって、その前と後がどうだったか正直覚えてない。
プリマジ組ではこれも本当に楽しみだった甘瓜みるき(相良茉優さん)!初めてライブを配信で見た時、なんやこれ!みるきじゃないか!と、当たり前に思われるような文字列の感想が素で口から出るぐらい甘瓜みるきがそこにいて、この日も俺の目の前に、甘瓜みるきがおわした。ふわふわもこもこしておられた。なんてことだ……なんてことだ……ガチじゃん……
御芽河あうるも出演するって事は、これもしかしてタテジマ(あうるのお供ロボット。マナマナと同様の演出を行える科学力の結晶であり、タテジマがプリマジをやれるのであれば、発達した科学と魔法はほぼ相似であると言えるのでは?という事を示唆しているし、実際タテジマはかわいい)やってる伊藤かな恵さんがステージに!?と思ったがそこはまぁあまね様、みるきさん同様ソロで、それでも本当に難しい曲、難しい振り(タイミングが先取りで気を抜けない)を見事にやっていらして、なんか、オーディション映像とかで見て、初ライブを配信で見て、いつの間にか何らか感情移入していたのか、こっちも勝手にジーンとした。
今回はオールフォーワンという事で、色んなチーム曲を行う。プリマジからマナマナ組がいるという事は、これは確実にチェックワンツー(プリマジの後期エンディング曲)が入るという事で、その時は来た。それにしてもチムム引坂さんが余りにもチムムで凄かった。チムムにずっといて欲しい……ワッチャイクチム~!を聞けて僕は果報者です。
結局マナマナとマスコットは大体似たようなもんだよなというプリティーシリーズの根幹概念にさらっと触れてくるナイス発言ののち、きゃろん、チムム、みゃむによるチェックワンツータイム。チェックワンツーと言えば手踊りな訳だが、これがまた最高であった……
マナマナがチュッピ(人間。何ならマナマナ側から蔑称的に使われる事もあるように思うw)に内緒でステージをしたんだから、それを蹴散らすように行われるのはチュッピ五人(まつり、みるき、れもん、あまね、ひな)によるワッチャプリーズマジックもそりゃもう素晴らしく、素晴らしくない曲とステージは存在しないので素晴らしいと書く事自体に意味はなく、俺は無力を痛感するばかり。
やべぇな、取りこぼしているかも知れない。多分取りこぼしている。それは仕方ないので、とりあえず覚えているものと感想を書いてしまおう。
プリパラには男子プリパラがあり、男プリには対抗勢力としての闇プリがある。何を言ってるか分からんかも知れないが、あるから仕方ない。その闇プリからダークナイトメアのライブ、ホントに喉が潰れんばかりのシャウト、ダンスの迫力が凄まじく、振りのところで「あ、今のTrutHのDon't be Afraidの振りのアレか!」という寝そべりからの引き起こしがあり、やっぱり男子ユニットは男子ユニットでいいよな~!!!!かっこいい~~~!!!という思いが強まった。
そのダークナイトメアの大絶叫の後、プリパラナース。これ以上ナイチンゲールな癒し、ふわふわでぽわぽわな曲に今風な言い方をすれば脳がいい感じに破壊された。既に俺の脳は焼け野原ではあったんだけど、そんなこちらの事情には全く配慮せず致死量を超えたプリティーが、かっこよさが、癒しが過剰に提供され続ける。何だあの振りは、かわいすぎるだろ。だが、かわいすぎて何の問題もない。それがね、プリパラ……!!(記憶があいまいですが、パルプスノンフィクションやってませんでしたっけ?コノウタトマレイヒだったかな……これ書いたらアーカイブ見よ……:ソロはなかったです。記憶の混濁が酷いw)
ミラクルキラッツは乙女アテンションプリーズだったかな。ミラクルキラッツというか、プリチャンの中に宇宙という意識はあって、実際2期も3期も宇宙に向かってプリチャンのきらめきが広まるとバグを引き寄せるところもあるみたいな仕掛けがあり、プリチャンの宇宙進出的なところはプリパラのアイドルランドプリパラにもつながりが出てるんだけども、ともある地上で生活している女子が、配信やライブをやってみる。やってみなきゃわかんないから、やってみる!というのをきっかけに、世界を広げ、空に、宇宙に……というモチーフの一環なんだなぁというのが今回のライブを見て良く分かった。それにしても久保田未夢さんの萌黄えもは本当に萌黄えもそのものというか、萌黄えもがそこにいるという感じで最高だった。どうやったら北条そふぃ(ぷしゅーモード)から萌黄えもになれるんだ……!
マイドリームは中盤にパンゴハンメンルイやって、それは本当にはっちゃけてて最高だった。
そんなマイドリームの麺麺、いや面々が宴もたけなわですがと告知などののち出ていらして、最後に〆というかBelieve my dreamのイントロが静かに流れて、あ~、今回は座長が夢川ゆい、伊達さんで、Believe My Dreamだよね~ってしんみりしてたら、唐突にMemorialのイントロに切り替わり、今回最後の「ウグボェェッ!?」が出た。
め、メモリアル!?背後のモニターにはアイドルタイムプリパラのクライマックスあたりの映像が…「パックの夢は……」 俺は塔にはならず、ただ拝むようにして、失神するのを本当にこらえながら、ステージを見ていた。凄かった。神々しかった。マイドリも、ソラミスマイルも、ドレッシングパフェも、ミラクルキラッツも、メルティックスターも、リングマリィも、名前をあげてないどれもこれも、本当にプリティーシリーズのユニットというのは素晴らしいものなのだと、改めて思った。
最後は皆さまがステージに上がって、クルージングフレンドシップで締めである。本当の事を言えば、相良さんの完コピmake it !を見てみたい気持ちもあったが、我がままを言ってはいけない。我、初現地プリティーライブが最前列ぞ?すべてを望めば望みの大きさに潰される。多少は謙虚に、でもちょっとは強欲に、こうして楽しむことが出来れば最高ですね。(最後の最後にステージ上段ど真ん中でキメポーズを取り、会場の注目を一身に集めて見せた東堂シオン・山北早紀さまはやはり最強、絶対王政!だなと思いました)
昼と夜のどっちで何をやったかは正直ちゃんと覚えてないのですが、夜の部でミラクルキラッツのスーパーキューティ・スーパーガール見たと思うんですよ。あの曲も最高ですよね……りんかソロ?桃山ソロ?のところで桃山(青葉)・萌黄が手をはたっはたってさせながら向こう側で歩きステップするのマジで最高……(伝われ)
終わります。ありがとうございました。
アーカイブ見てまた泣きます。
はー、ホントに最高だったな……
どうでもよろしいちょっとした事の記憶
最前列の前にはカメラレールがあり、それによりスムーズに撮影がされている。
また、オフィシャルカメラマンの方は忙しく最前列とカメラの間を左右動されており、物凄く気を遣われているのか、めっちゃ屈んで、だけど素早く動いていらっしゃいました。
大体のキメポーズや、ここでこの角度!というのは織り込み済みなのかも知れませんが、たまに演者~後ろの画面演出がバチッとハマる!みたいな時は左右の縦通路まで引っ込んで写真を撮っているようにも思えました。その写真がまんたんウェブさんなんかに載っているんですね。凄いです。(もっと人数多いかと思ったけど、多分あれ、お一方ですよね…?凄い……)
最後に
とても幸運な事に、初めてのプリティーライブ現地を最前列のかなり真ん中よりの席で見る事が出来ました。ラッキーでした。嶺上開花!
今回の、これまでの、全てのステージを作ってこられた皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございました。最高でした。
以上!
2022/09/26 23:00追記
(※情報は見ず、紙に書き出してみての追記」
WだいあちゃんのMemory for future.最高でした。夜の部のみらいちゃんとの同じ曲もホントにヤバかったし、プリチャンは本当に曲が「強い」……!!
オープニングアクト含めて25曲……かな?
2022/09/26 23:22追記
26曲でした。2時間で26曲って、マジ……??(全部確かに見た!)