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2024J1第33節G大阪vs札幌の感想


最終盤で劣勢を跳ね返せず敗戦。デュラハン札幌は小脇に抱えていた頭を髪の毛一本で摘まんでいるような状況に…(なら振り回した頭で相手に殴りれば攻撃力が増すのでは?)


これは試合前日の昼間、冷蔵庫のありもので自分の為に一人分のビリヤニを作るの図。

札幌は負けたし湘南も柏も勝ったので残り5試合で残留圏との勝ち点差9。おお、これはホントに地獄だけど、冷静に考えたらこれまでもずっと地獄だったぜ。

ハイ余裕。湯取り法で5分茹でて、10分炊いて、10分蒸らす。
アサヒ軽金属さんのフライパンであれば焦げ付きもない。完璧である。

試合の流れとしては、劣勢というか、引っかけて細く前へ。という感じの札幌と、札幌の攻撃を止めたらしっかり整った楔入れとカウンター。というG大阪。G大阪側に分があるなぁと思っていたら、まさかのスタメン(と言っていいと思う)の白井(元G大阪)が相手DFにしつこく絡んでボール奪取。そのままDFを抜いて薄めの角度から見事に流し込んで札幌が序盤で先制。
G大阪からの期限付き移籍だった鈴木武蔵が前節後半にきらりと光るどうでもいい攻撃阻止でイエローを貰い、この試合は契約上も累積警告上でも出場できないというソフィスティケイトされた形で不出場をキメておった中、どういうスタメンになるんだろう?と危惧されていたFW事情であったが、かなり案外だなという白井先発。結果を出して見せた。
前半だけでバーに二回か?それぐらいG大阪がシュートを打ち、札幌はヒィヒィ言いながら耐えるという状況であったが、両軍ゴールは無く、後半へ。
後半頭からジョルディサンチェスが試合に入り、走力で相手に嫌がらせをして何とかカウンターの精度と速度を落とそうとしていた雰囲気から、前線に競り合いなどで張れる橋頭保を築き、多少なりと五分目に展開したい。みたいな意図があったんであろう。
実際に後半しばらくはまだ札幌の雰囲気はあり、ジョルディにしても相手ゴール方向にボールを運ぶ動きはあったが、まぁ打てない。
あんまりにも攻撃に出れない中、もう一つ「蹴った先」を作る為、アマドゥバカヨコを投入。合わせて中村桐耶も投入。
2枚に当ててる中、中村桐耶が無理やり出て行くみたいな感じを想定していたが、京都戦で見られたような隙は相手になく、また、自軍の動きでいうと、自軍ペナルティエリアから何とか掻き出したボールをトラップしたバカヨコが、ターンを出来る状況にも関わらずボールを味方に落として蹴らせようとしてボールロストしたり、青木あたりのスルーパスを受けたサンチェスがもう疲弊しきって上がれる見込みもない見方を待ってボールをロストするなど「苦しい時にどうして欲しいか」みたいなところが絶妙に噛み合わないプレーが発生する。
また、守備時においても相手DFの余裕を消すような動きはなく、DFとMFの間で特段の蹴る方向限定などの意図も見られないジョグをして、十分な体勢でボールを蹴られるなど、交代選手が決して試合を楽に出来なかった。というのは結果的に大変苦しかった。
ロスタイム、何でもないクリアと、暫く試合が進んだのち、VARによるチェック。映像によれば手に触れていたようで、PK。
何とか菅野選手が宇佐美選手のキックに触れるもゴール。
勝ち点3がだいぶ厳しくなる中、まったくボールを前に出せなくなった札幌はスローインからあれよあれよと攻め込まれ、逆転を許す。
試合終了。

情報遮断してコストコで寿司買ってから見てたんだけど、
まさかの結果にゲボ吐くかと思った(お寿司は美味しかったです)
※2人分には流石に多かった

水曜に試合をこなしたG大阪と、中1週間空いていた札幌。
正直ここでは勝ちを見込んで奇跡を待つという算段だったであろう淡い望みはロスタイムの8分で露と消え、更には同日に柏が、翌日には湘南が勝利をしたことで残留圏までの勝ち点は6から9に。
札幌の目の前には「残り5試合全勝で勝ち点を44にして天命を待つ以外にない」という物凄く厳しい現実が改めて解像度を増して立ちはだかる結果となったのでありました。

試合に負けた翌日、あんまりにも辛いので走りに出る。
この日は午前中に札幌マラソン(ハーフ)が行われていたが、色んな制限が解除されてから当該コース(というかいつものランニングコース)にお邪魔した。

選手短評だ!

菅野:PKに触ったのもそうだし、それまでもやべーヘッドをキャッチして攻撃を止めるなど、例によって八面六臂の大活躍。失点はノーチャンス。
馬場:楔入れに仕掛ける役目なのか本人の判断なのかはわからないけど、やっぱり守備仕掛けで外される事が散見。しかしこの日はよくやっていたと思う。
大﨑:VARが無ければ無視されていたであろうお手手であったが、VARは善かれ悪かれ存在している。被害者的なポジションになってしまった。
岡村:気を吐いていたが最後に博打スライディングを綺麗に交わされた。しかしアレは宇佐美が一枚上手だったという事だろう。
ミンギュ:身体が別競技なウェルトン相手に退かず、守り切る韓国代表。ホント凄かった。勝たせてあげたかった。
近藤:数少ない縦突破、一対一で勝てる駒だった。
駒井:4‐4‐2っぽい布陣で何とか破綻しないようバランスを取り、相手の自由をなるべく奪うようプレー。頑張っておりました。
荒野:中盤でしっかり相手の自由を許さないプレーをするも、まだ本調子じゃないのかハーフタイムで交代。
菅:左サイドで刺せるようになったのはミンギュ菅の構成が出来たからで、近藤と菅がいなくなったら途端にキツくなった。出来れば近藤を抜いて中村桐耶を入れたのであれば、中村左菅右を観たかった思いはある。苦しいのは分かるが、いくらなんでも攻撃をオミットし過ぎた。
白井:古巣相手に臆せずゴール。ここまでベンチから遠ざかっていたけど唐突のスタメン起用に見事応える。あとは前線の守備が課題なのだろうか?(しかしもう誰もちゃんとやってなくなって久しいからなぁ)
青木:後半ジョルディやアマドゥにボールを供給し続けるも、本人たちがそれをフイにしまくっていてかなり可哀想でした。

札幌マラソンは一回?走った事あって、北海道マラソンの1か月ぐらい後に行われて、ハーフだからまぁ出れば走り切れると思うし、気軽で良い大会だと思います。毎年申し込み忘れるよね~

児玉:出番なし
中村:左サイドで出て来たけどボールを持って前に出る京都戦のようなプレーは見られず。求められていたことが出来なかったのか、守備で入ったと思っていたのかは分からないけど、前に出てこその中村桐耶だったとは思います。時間を作り、相手の疲弊度をもっと増させるのが役割だと思う。
カン:出番なし
深井:30分強プレー。苦しい試合の中盤で相手の自由をすこしでも奪うべくプレーしておりました。
小林:出番なし。結果的にはサンチェスのフワフワDFが致命傷に至ったと思っており、追加で青木に替えても良かったとは思う。結果論ではあるが…
バカヨコ:味方が前線に蹴ったボールに対して、身体を預けて陣地を進めて競る。というのはホントに出来るようになった。しかし、フリーでボールを受けても自分で前を向かずボールを落とす。取り合えずでいいから打って欲しいところで打たないでボールをロストする。など、チームが苦しい状況でやって欲しかったプレーを悉くやってくれない感じはもどかしかった…コンディションは良くなってると思います。
サンチェス:この試合の直前に、スタメンあるかも!今だから話す苦しかった状況…みたいな記事が出てたんだけども、なるほどこの守備参加意識が改善しなかったんであればそりゃ紅白戦からも外されるわ。というようなフワフワポジションニング、ダラダラジョグで、G大阪サイドのボールホルダはなんらプレッシャーを感じていなかったと思われる。そこはかなり残念であった。攻撃に移ればそれなりに運べるだけの体格はあるんだけども、脚を止めた瞬間ボールをロストしてしまうところも残念感はあった。無責任に打ってくれたらもうちょい楽になってたなぁと思ったところはあり申した。
(総じて、交代で入った選手が、決して試合を楽には出来なかった。という、交代で入った選手が試合をひっくり返してみせたG大阪との選手層の差が出たような試合かなと思います)

豊平川河川敷のコスモス。かわいいね。
負けた後に走るのはなんか心と身体によいので皆やるとよいと思います。
最近の悩みは、走る為に着替えるのがめんどくせぇと思う俺の心です。

次節以降に向けて

残り5試合、勝ち点29、最大勝ち点44
残留圏までの勝ち点差9(対象3チーム)
残留目安は湘南が一番試合数多くて38だから
 38pts÷33試合×38試合で43.76 つまりは44。
残り全勝
失っていい勝ち点0

そういう状況です。

そんな事言わないで……

元々が「そう」だったことを夏の終わりからの頑張りによって忘れかけていましたが、やっぱ「そう」なんだよってのを改めて突きつけられただけです。ちょっと勝ったことで「まぁ広島相手には…としても」みたいな勘定をしてなかったかと言われたら、やっぱり心のどっかでしちゃってて、勘定以前に相変わらず札幌の勝ち点は33試合やっても30に届いてなく、そしたら例年の残留勝ち点にも届かないペースである事に変わりはなくて、あの、覚悟もう決まった(二か月前からそうだよね)し、やるしかないし、やれなかったら落ちるだけっていうのが、確定したという感じだとみてます。うん。
(17位チームの勝ち点状況が余りにもエグイのはあるとして、そもそも自力なんか失って久しいし、今更だよな……!)

名古屋、C大阪、湘南、広島、柏

頭痛くなるけど、もう頭は胴体から離れて久しいし、出る血も止まったというか尽きて久しい。実は死んでるって言われても、そうですね。としか言えない。俺たちは傍目からすれば死んでいるがまだ墓に入ってないし身体動くし焼かれてないし、何とかなるかも知れないじゃん。ねぇ?
死んでようが首が落ちてようが試合はやってくる。いくら勝ち点差があっても不戦敗にはならない(優しい!)し、試合をやれば試合の結果は必ず発生する。
それにより、色んな事が決まってくるだろうし、決まらずに先伸ばし出来る事もあるだろう。どうなるかなんか誰にもわからん。
G大阪に嫌な思いをさせる事には失敗したけど、小脇に抱えた首を、髪を掴んで振り回し、遠心力を利用して汚い歯を相手の皮膚に捩じりこむ。腐敗しきった胴体からは臓物ぶち撒けつつ、汚物を相手に擦り付けて、汚い爪で真皮に至らせ即時化膿させるような、そんなサッカーを、振る舞いを、シーズン終わるまでやっていきましょう。
(「夏以降のペース、夏以降のような陣容でシーズン頭から試合やれてれば、今頃こんな位置には居ない」というのはまぁ、あの、そう。それは、ホントにそうなんだけど、アレよ。あとで話そうな!)

最高にかわいいマイキャラちゃん(バンパイアレディの目と、それに合うメッシュカラー。かわいい)と、最高にかわいいひみつのアイプリのメインキャラ真実夜チィちゃんのサイリウムチェーンジ!のポーズ。マジでかわいくて、このキャラが実装されるまでゲームやって来て良かったと思う。

~ENDE~

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