納品主義でいいんですか。いやアップデート主義でしょう。
コルク代表の佐渡島庸平さんが出版された「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.」の中に納品主義とアップデート主義の話がある。その話を僕らシステムエンジニアに置き換えてみた。
システムエンジニアには納期と成果物がある。この日までこれを完璧に仕上げなさいって感じ。
この完璧が厄介だと感じている。完璧に仕上げるゆえにアウトプットに時間かかる。
完璧な成果物。
完璧だと思ってた成果物。
動かしてみて気づくことって結構あるし、早く気づいた方がいい。だったら7割ぐらいで作って開発環境にリリースして、あとの3割は動かしながらアップデートしていった方が、スピーディーにかつ業務に馴染むシステムができるのではないか。
これがアップデート主義。
僕は仕様変更っていう言葉が好きじゃない。最初の要件とは違うかもしれないけど誰のせいにするのではなく、業務に馴染むシステムを作るためにユーザもエンジニアも一緒になって作り上げていく。そんなシステム開発が理想だな。
そのようなシステム開発ができる業務できない業務、また契約も最初の7割が請負契約で後半の3割をSES契約にするのがいいのかも。何をするのも最初は試行錯誤だから、まずはやってみて、そこから課題、検証、改善していきたいな。