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週刊金曜日を読んで『香害と呼ぶのは好まないが…』

香料過敏症である自身。

正直、世の中の「香料」の多さと強さにうんざりしている…

先日、化学物質過敏症支援センター(CS支援センター)より情報定期便が届いた。

「週刊金曜日」さんのご紹介と記事が掲載されていた。
自身、CS支援センターさんの会報以外はあまり情報を入れない様にしている。
何故なら、気分が落ち込み、体や心が折れてしまうからだ。

それでも発症(3年前)した当時は、
自身が使用していた○&Gさんにご相談をした事もあった
「そちらの柔軟剤を推奨量以下で使用しておりますが、柔軟剤の使用をやめたいのですがどうやれば衣類に付いた香料が取れますか⁇何度洗っても取れないのですが…」と
回答は
「取れるまで洗ってください!風に晒すとか
してください。」
とご回答いただいた。
それをやり続けてもまだ落ちない!から相談をしているのだが……と…
「それを何度繰り返し、この製品を使えば取れるとかの情報などを伝授していただけませんか⁇」
ご回答が
「分かりません!やり続けてください。」

自身は最後に
「やり続けることが資源の無駄だし…疲れますね。付けることばかりではなく取れることも考慮した商品を開発した方が良いのでは⁇
新しい香りの商品に前の香りが上乗せされるのも変ですよね」と伝えた…ブチっ…
○&Gさんが先に電話を切られた…

自身は、香料がキツすぎて掃除にも使えない衣類をゴミとして処理する事となった!

それからこちらの年月は…
自身の香料過敏症の発症を作ってくれた「お隣さん」の香料との戦いとなった…
ベランダに無香の洗濯物を干せば…お隣の洗濯物の香料が我宅の洗濯物に付く…うんざりだ
慌てて中に入れるしかない…
エアコンの室外機のプラスチックの部分にも
網戸にも…「移香」が嫌で全てベランダから撤去した。
今では隣と接する掃き出し窓に目張りをしてお隣の香料が入らぬ様にしている
段々と知恵が付いてきた。

最近は、諦める!戦わない!

つい先日、お隣さんとの話の中で
「お隣の息子さんの猫アレルギー」の話が出た
(お隣さんは私の香料過敏症をご存知)
隣:「息子が猫アレルギーで学校に行くと
  喉が痛い、鼻水が出るで困ってるんです。」
自:「大変だね…」
隣:「どうにかならないかなぁと思って…」
自:「難しいよね…猫を飼うな!と言えないから
 ね!自己防衛しか無いでしょ!私の香料も
 同じだから…結局、嗜好だから…特にペットちゃんは今すぐどうのこうのは「命」だから出来ないからね」と
お隣が纏う香料から逃げる様に中へ
少しの時間共にしただけでも口の中は薄皮がめくれピリピリして、服、髪、肌に「お隣の香料」が付着するのである

アレルギーという物は
「自己防衛」なのだが…
食物アレルギーなら触らなきゃ、食べなきゃいいが…
自分だけではどうにもならないアレルギーも多くあるのである。

「香害」を使いたくはない!
のだが…
ただ、
あなたが纏うその「香り」を周りの人が好きとは限らない…嗜好品なのだから…
まして移香されるのも困っているのだ…

そこを理解していただきたい…

我宅には…このポスターが何枚もある

国民生活センターさんにいただいた。
国民生活センターさんにお伝えしたい。
「移香」について立証は困難とのご回答…
服屋さんに行って服を買って帰宅すれば店舗の香りが付いている…
香料過敏症の人間にとっては、柔軟剤の香りばかりが「香料」ではないのです。
銀行からのお札に移った香料…財布が匂うのです。どうか理解をしてほしい…

石鹸協会様にも
CMで
「香りの感じ方は個別差があります。
 周りへの配慮をお願いします」を小さく掲載しただけでは…周知とは言えない…
売り場に皆さんの目にしっかりと入ることをしていただけたならと…希望たい…と
以前、直接電話相談をいたしましたが…
改めて「周知の仕方」のご検討を切に願います。

「香害」と呼ぶのは好まないです。
ただ…
香料も煙草、お酒など嗜好品と同じで周りへの影響を考慮してご使用くださるとありがたいです。

週刊金曜日が届いて
週刊金曜日を拝読して
週刊金曜日でお仲間がいることを知り
週刊金曜日で進歩が無いことを知り
週刊金曜日に感謝し少しでも自己防衛を重ねる

…日々勉強。日々進化。日々是好日で在りたい

長い時間を掛けて読んで頂きありがとうございます

週刊金曜日を拝読して思うこと…

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