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櫻坂46の2024年を振り返る

我が…と言ってしまいますが、我が推しのグループ・櫻坂46の2024年を振り返ってみようと思います。
2024年は2023年に引き続き、かなり充実した1年であったというのが統括なのですが、それらをトピックごとにまとめてみようと思います。
いきなりの長文ですが一つよろしくお願いします。
(今後修正・加筆可能性あります。使い方がよくわかってないです⋯)

1.自業自得が櫻坂史上最大の売上に

2024年は3枚のシングルがリリース。
まず2月21日に8枚目の「何歳の頃に戻りたいのか?」(何頃)が発売。
山﨑天が2度めのセンター、的野美青が初選抜となりました。
一方、1期生はこのシングルで選抜メンバーがいなくなり(前作の選抜だった土生瑞穂、小林由依が相次いで卒業し小池美波が休養、他の1期生は前作に続きBACKS=選抜外だったため)、今年の表題曲はすべて2・3期のみの選抜となりました。

このシングルはMVがところざわサクラタウン(埼玉県所沢市)で撮影され、発売時期にはBuddiesが現地を訪問する姿もみられました。ところざわサクラタウンはKADOKAWAが運営する施設ですが、そのKADOKAWAが2024年11月にSONYとの資本提携が報じられたことで、今後SONYグループの櫻坂46とKADOKAWAの距離も近くなるかもしれませんね。
▽MVの一番最後のコピーライトが黒バックでないのも特徴

6月26日に発売した9枚目の「自業自得」は櫻坂史上最多となる発売枚数を記録。
オリコン年間シングルランキング5位の68万3,192枚、Billboardでは年間8位の80万2,922枚を記録しました。発売がINIの「THE FRAME」と重なったことから、1位争いで両グループのファンが激しく戦った末、結局INIには敗れ2位となってしまったものの、結果的には最高の売上やINIのファン(MINI)とBuddiesは決して敵対することなくむしろお互いが高め合う感じになったのは良かったのかもしれません。
試合(ランキング競争)には負けても勝負に負けなかったといえそうです。センターは3期生から山下瞳月が初抜擢。小さな身体で大きく腕を使ったしづきちのダンスが印象的なパフォーマンスとなりました。本曲では3期生から村山美羽が初選抜となっています。また、欅坂時代に発売出来なかった9枚目シングルをリリースできたことで改名時のキャッチフレーズ「欅坂46を超えろ!」の一つを乗り越えたともいえそうです。
「自業自得」は2024年NHK紅白歌合戦でも披露されました。
▽MVの途中で衣装に色がついていく


10月23日には10枚目「I want tomorrow to come」(略称:IWTC)がリリース。ついにシングル発売回数が2桁に乗りました。センターは2曲連続で山下瞳月になり、選抜には3期生から向井純葉が初めて入ったほか、2期生の武元唯衣が3枚ぶりに復帰(井上梨名が入れ替わりにBACKSへ)。
一方で村井優がBACKSとなり、BACKS曲「僕は僕を好きになれない」でセンターを務めることになりました。オリコン・Billboardとも初週1位となったものの売上は落ち着いて、オリコンは50万9,434枚(年間13位)、Billboardは58万3,318枚(年間18位)となりました。
ただ、「自業自得」が異常値だったとみなせば、「何頃」のオリコン46万5,981枚(年間16位)、Billboard57万1,000枚(年間20位)よりも数値を伸ばしているため、好調をキープしているといえそうです。
余談ながら4thシングル以降、センターは高身長メンバーと低身長メンバーが交互に起用されていましたが(天[高]→れなぁ[低]→夏鈴[高]→るん[低]→天[高]→しづ[低])、9・10thはしづきちが連続起用となったため、この法則も崩れてしまいました。
▽中村浩紀氏が初めて櫻坂MVを監督

2.藤吉夏鈴、田村保乃らドラマ・映画出演で活躍

藤吉夏鈴は2024年は前年からの作品を含め複数のドラマ・映画に出演しました。
特に8月に公開された映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」で映画初出演で主演作となりました。変に役づくりする感じではなく、彼女の雰囲気はそのまま不正に向かう女子高生を演じたという印象でした。余談ながら同作で共演した髙石あかりちゃん(誕生日は我がメンバーの幸阪茉里乃と同じ)は、連続テレビ小説「ばけばけ」(2025年後半放送)の主演に選ばれているほか、映画・ドラマ「ベイビーわるきゅーれ」シリーズでも主演で評価されており、良き共演者に出あえたともいえるでしょう。


また、ドラマでは「つくたべ」こと「作りたい女と食べたい女」(NHK)で会食恐怖症の女性を演じて、共演者の皆さんにも可愛がられていましたね(東京ドームのライブにも見に来てくださいました)。主な共演者である比嘉愛未、西野恵未、ともさかりえの御三方とも背が高く、かりんりんも高身長という今の時代らしい組み合わせだったともいえます。

ドラマでは1話ゲストでしたが、「モンスター」(フジテレビ)にも出演しています。

田村保乃は、Buddiesの作家である誉田哲也氏原作「Qrosの女」(テレビ東京)で主人公(桐谷健太さん)の妹役で出演。出演シーンは少なかったものの、後半でパソコン鬼強キャラとして事件の真相に迫る重要なシーンを演じました。

守屋麗奈は、人気ドラマとなった「不適切にもほどがある!」(TBS)にゲスト出演。際どいワードも飛び出しましたが、話題作に出たというのは今後のキャリアにも強みになると思います。

3.CM(テレビ・WEB)の出演も増加

2024年はグループとしてのCM出演と、メンバー個人でのCM出演の両方がありました。
前者では親会社・SONYのスマートフォン「Xperia」のCMに起用。バッテリーの長持ちを撮影を通じて実証した映像が作られています。
主要都市にあるソニーストアではCM動画の鑑賞やXperiaの体験をするとクリアファイルやポストカードがもらえるキャンペーンをおこなったところ多くのBuddiesが来場し、ソニーストア銀座では過去最高の来客になったとも伝えられました。Youtubeの櫻坂チャンネルでは撮影機材のスマホがこの頃からボカシを入れられています(大人の事情ですね)。

また、引き続きイオンカードのCMにも起用されていますが、こちらは山田孝之さん・横浜流星さんが登場し、田村保乃森田ひかるの2名に出演者が絞られた格好になっています。
個人出演では、山﨑天「キリン午後の紅茶」「ベンザブロック」のCMに起用されています。ベンザブロックはCMの放送回数が多いため、目にする機会も多くなっています。2023年に起用された「東京ガスネットワーク」は2024年も契約が継続しており、4thアニラでも会場内でCMが流れていました。

2023年に藤吉夏鈴が起用されたマクドナルドのCMに2024年は谷口愛季が起用され、共演者と2人並ぶとマフラーがマクドナルドのロゴになるという演出が注目されました。撮影地の横浜市鶴見区の愛宕坂には早速ファンが訪問し「聖地」となっています。


森田ひかるは、「サントリー天然水」のWebCMに出演。水中で撮影という難しいミッションをこなしています。
本作の関連記事が4thアニラの際に日刊スポーツで制作されて会場で配布されていました。
▽サントリー公式では公開終了。こちらはメイキング付き動画

4.ピッカーン!に起用、タイアップにも道

これまで、タイアップ曲には御縁がない感じだった櫻坂ですが、10月にアニメ「ポケットモンスター」のエンディングテーマに松田里奈(まつり)・森田ひかる(るんちゃん)がボーカル参加した「ピッカーン!」が起用。
るんちゃんはポケモン好きであり、テレビ東京のポケモン番組に何度も出演していますし、まつりもアニメ・ゲーム好きのためピッタリの選択といえそうです。
るんちゃんは2024年10月期のTBS系アニメ「アオのハコ」でファン代表として番組の宣伝大使も務めています。こういった好きを仕事につなげていけるのも良いことだと思います。

5.東京ドームライブ11万人動員!

2024年は2年ぶりとなる東京ドームでのライブが6月15・16日の両日に行われました。乃木坂46は山下美月卒業コンサート、日向坂46は「Happy Magical Tour」の最終公演を東京ドームで行っており3坂道が揃って東京ドームでライブを実施したことになります。
さて、櫻坂の東京ドームライブはこの2日間で合計11万人、すなわち1日あたり5万5000人を集めています。プロ野球開催時の座席数は4万3500人程度ですが(東京ドーム公式サイトより)、今回はスタンドをフルに埋めた上でアリーナ席もしっかり埋めるかたちで5万5000人となったわけです。
2022年の東京ドームライブは初代キャプテン・菅井友香の卒業ライブを兼ねていた側面もありますが、観客は2日間で8万人程度にとどまり、アリーナは座席を少なくしている上、外野スタンドは暗幕となっていたため、筆者自身も少し寂しいなと感じたのですが、今回はそれより3万人も多くびっしりお客さんが集まっている状況でしたし、海外からの観客向けの座席も用意され(エキサイティングシート周辺が割り当てられていた)、世界各国からも多くの方がいらっしゃったのが本当に良かったなと感じます。
前回はコロナ禍であったことも大きいのかなとは思うのですが、2年足らずでここまで集客できるようになったのが凄いことだと感じます。

6.ZOZOマリンスタジアムのアニラ、昨年につづいて大成功

2023年に続き「4thANNIVERSARY LIVE」を千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで開催。
やっぱり寒かったのですが、2024年は2023年よりは少しだけ暖かかった気がします。
ただ、底冷えのするグラウンド(人工芝を剥がすとコンクリート)は前日までの天候に影響されたのか少し濡れた個所もあって人によっては荷物の置き場にも困っていたようです。
とはいえ、のっけからの「ドローン旋回中」+「AnthemTime」でしっかりBuddiesを暖めてくれたり、花火が打ち上がるなど演出もしっかりしたものでした。
ただ、2023年もそうでしたがJR京葉線は本数が多いとはいえず、他のグループのライブも近隣で行われていたために混雑が激しかったのが難点です。
一方で、CM出演のイオンカードおよびイオングループの本拠地ということもあって、イオンモール幕張新都心でも櫻坂のイベントが行われるなどしていたため、多くのBuddiesがスタジアムとイオンモールを往復していましたので、契約が切れない限りこの地からは離れがたいかもしれませんね。
(そもそも首都圏で他にライブが出来そうなスタジアムが、ZOZOマリンスタジアム以上に酷寒の地となるベルーナドームしかない⋯)

7.BACKS LIVE!!も大盛況

選抜とBACKSに分かれた2023年の7thシングル以来BACKSにも活躍の場という形で行われるようになった「BACKS LIVE!!」。2024年は7thシングルから10thシングルまで4回あったため、BACKSメンバーはむしろ選抜以上に忙しかったという見方もできます。
BACKS LIVE!!はどちらかといえば選抜のように外から人を引き込むというよりは、内向きなライブにも見えるのですが、もう一つの櫻坂として彼女たちも前向きにパフォーマンスしているのがとても頼もしく見えました。
チケットも取りにくくなっており、コロナ禍が明けたとともにファンが多く戻ってきたという印象もあります。
一方で、他のライブも含めてコール論争が起きたのも事実で、筆者も過度なコールや曲に合わないコールはどうなの?と感じています。

8.3期生も続々テレビ・ラジオ出演へ

2024年は「ラヴィット!」(TBSテレビ)のシーズンレギュラー(ラヴィット!ファミリー)に3期生が入るターンが続いており、1〜3月期に石森璃花、4〜6月期に谷口愛季、7〜9月期に中嶋優月(2023年10〜12月期に続き2度目)、10〜12月期に遠藤理子が入りました。2期生も守屋麗奈、田村保乃らがゲスト出演を果たしています。
ラジオでは「櫻坂46の「さ」」が開始当初の深夜放送から日曜19時に枠移動、さらに2年目に入りメインパーソナリティーを3期生の谷口愛季に交代。あいりたんも滑舌怪しめメンバーですが、こち星のいのりちゃん(井上梨名)ともども日曜の夜が楽しみになりました。
また、NHK「さくらひなたロッチの伸びしろラジオ」(のびらじ)でも3期生の遠藤理子(えんりこ)がレギュラー出演(日向坂46の小西夏菜実と週替り)となりました。えんりこはラヴィット!出演もありますし、10thシングルの3期生曲「本質的なこと」でセンターを務めるなど躍進の1年だったといえるでしょう。

9.海外公演やフェスにも出演!

2024年は韓国と香港のイベントに出演し、海外でも多くのファンに迎えられていました。ただ、韓国では空港到着時にもみくちゃにされそうになるほどファンとの距離が近く、安全面で懸念があったのも事実です。
香港のイベントはそこまで問題にはならなかったと思いますが、安全の確保だけは本当にお願いしたいですね。
海外展開は今後、さらに拡大していく可能性があり、海外単独ライブも期待されるところです。できれば現地の方優先で売ってほしいとは思いますが(日本からのBuddiesが大挙押しかけだけでは寂しすぎるので)

10.1期生は残り1名に

2024年2月1日に1期生で欅坂時代からフロントで数多く活躍した小林由依が卒業コンサートを開催して卒業、さらに上村莉菜(うえむー)・齋藤冬優花(ふーちゃん)の2人が卒業を発表し、2024年12月3日のBACKS LIVE!!にて卒業セレモニーを実施。ただ、うえむーはライブ直前になって腰痛のため療養が必要となり、卒業セレモニーの開催がキャンセルされ、ふーちゃん一人でのセレモニーとなっています。今後についてはふたりとも明確に言及しておらず、引退する可能性も含めて気になるところです。
これに伴い、1期生は小池美波(みいちゃん)が最後の一人になります。彼女も2023年秋からしばらくパニック障害により休養していましたが、2024年5月より復帰しています。1期生がゼロになるのもそう遠くない未来になるのかと思うと寂しさを感じますね。
みいちゃんは復帰後、YouTube櫻坂チャンネルで愛犬が3匹になっていたことを公表しており、わんこのためにもまだしばらくは続けてほしいかな、できればもう一度選抜で姿を見たい(BACKSで終わるなら、櫻エイト4回の実績が寂しすぎる)と感じます。タイガースファンのみいちゃんには2025年は甲子園での始球式が来てほしい!同級生だったサトテル(佐藤輝明内野手)が横で見守ってくれるに違いない。

2025年の希望と展望

2025年は前身の欅坂46が結成されて10周年となります。
先述の通り、1期生は最後の1人が残るだけとなりましたが、みいちゃんも来年には卒業する可能性があり、そうなれば欅坂46は一つの節目を迎えることになります。
一部で欅坂の期間限定復活という噂も出ましたが、これは実現可能性が低いと考えています。ただ、10周年なので1期生でプライベートで集まる可能性はありそうですね(2024年8月の9周年のときも集まっていたので)。
一方で、4期生の加入が決まっております。既に2024年12月に最終選考を終えており、合宿・研修を経てお披露目となると思われます。乃木坂6期生・日向坂5期生の発表に続く形になると思われますので、遅くとも春先には陣容がわかると思います。
櫻坂46の場合、最若年のメンバーが18歳(的野美青、2025年に高校卒業)のため少し若返りを視野に入れる必要がありますし、グループの状況がいい時ですからむしろ長い目で育成に力を入れることも可能なので、中学生のメンバーも入ってくるかもと予想しています。
そして、活動に関しては東京ドームでもZOZOマリンスタジアムでも十分観客を集めることができることが2024年に証明されたため、今後はドームツアーやアニラを東京ドームで開催するというような形も可能性として見えてきました。ZOZOでのアニラは寒い時期・場所での開催のためなんとかしてほしいという意見が毎年出ているだけに時期の変更も含めて検討していただければというのはあります。
海外展開についても期待大です。韓国や香港での出演だけでなく、本格的な単独ライブについても可能性を探っていきたいでしょう。
それと同時に楽曲においてはフィジカル(CD販売)にとどまらず、配信での再生回数を増やすことも大事になってきます。ただ、このあたりはファンも意識するようになってきていますし、我々も頑張って盛り上げるしかないと思います。もちろん秋元康先生には良い曲を書いていただくことが大事なことは言うまでもありません。
外向けの広がりではよりドラマや映画出演、バラエティのレギュラー出演、さらにラジオであと1つくらいはレギュラーを獲得してほしいですね。
また、ファッション誌モデルが天さん(「ViVi」専属)だけの状態が続いているので、2025年はあと1〜2人入ってほしいと思います。「non-no」は1期生の渡邉理佐が2025年3月号で専属モデルを外れ、事務所(Seed & Flower)も退所予定ですので、後釜がほしいところ。同じく1期生の渡辺梨加が卒業以来3年以上空席の「Ray」、櫻坂メンバーは一度も就任したことがない「CanCam」あたりにもぜひ入れてほしいところです。候補としては的野美青村山美羽の高身長組ですが、低身長でも起用されるなら谷口愛季、山下瞳月にもチャンスがあるかもしれませんね。

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