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11thシングル選抜から見えたもの

櫻坂46の11枚目シングル「UDAGAWA GENERATAION」のフォーメーションが「そこ曲がったら、櫻坂?」(テレビ東京)で発表されました。

フォーメーションはこうなった!

石森璃花 - 村井優 - 松田里奈 - 大園玲 - 向井純葉 - 村山美羽
山下瞳月 - 田村保乃 - 守屋麗奈 - 谷口愛季 - 的野美青
山﨑天 - 森田ひかる
(センター) - 藤吉夏鈴

センターは7thシングル「承認欲求」以来の森田ひかるで最多の4回目です。

3列目に今回、石森璃花が初選抜で入り、前作選抜落ちだった村井優が選抜に復帰。武元唯衣中嶋優月が選抜落ち(BACKS)したことになります。

最後の1期生・小池美波は選抜入りせず、今作の活動期間で卒業となるため、BACKSで活動終了ということになったのは櫻エイト4回の実績を持つメンバーという意味でも少し寂しいと思うのですが、これも世代交代という運営の意思でもあり、本人が無理のない範囲でということであれば致し方ないのかもしれません。

そして、フロントの森田ひかるを挟むのが、山﨑天藤吉夏鈴。1st・2ndシングルでの3センター制におけるセンター3人がフロントで並ぶ格好となったわけで、最強のフロントという見方もできます。

最強のセンターで新メンバーを迎える

森田ひかるのセンターは(個人的には想定していなかったが)、他の坂道2グループが相次いでエースをセンターに持ってきたことを考えれば、櫻坂もその流れに乗ったものだと考えることができそうです。
すなわち、乃木坂46が37th「歩道橋」で遠藤さくら、日向坂46が13th「卒業写真だけが知ってる」で小坂菜緒をセンターに据えたように、櫻坂46もエースである森田ひかるをセンターにしたのはうなづけるわけです。
そこには、それぞれのグループにまもなく入ってくる新メンバー(乃木坂6期、日向坂5期、櫻坂4期)を加える前に、もう一度グループとしてエースをセンターにした楽曲を出して現時点での集大成としたいという運営の方針が見えてきそうです。

2025年は大きな変化と挑戦だからこそ

2025年は櫻坂46にとっては、ライブで東京ドーム3日間、京セラドーム大阪2日間という大規模会場を満員にするという大きな挑戦があります。これを失敗すると「時期尚早だったのでは」と言われてしまうでしょう。
そして、新メンバーが加われば、今いる2期生・3期生であっても選抜に残れるかどうかわからなくなります。

もちろん、選抜人数を増やすこともあり得るかとは思いますが、櫻坂46では1stシングル以降、14人前後の選抜(6thを除く。また、公式には1st〜5thまでは「選抜制」とは言っていない)を続けていたことから、選抜人数を急に増やすとは考えにくく、4期生合流のタイミング次第ではあるものの選抜にも波乱が起きる可能性があり得るわけです。
すでに3期生についても入れ替えが行われ、今回も中嶋優月の選抜落ちがありました(10thシングルで選抜落ちした村井優同様、BACKSのセンターに据える可能性もありますなお、3期生が選抜に加った7thシングル以降、選抜を続けているのは谷口愛季と山下瞳月だけで、意外に選抜の壁が厚いことを感じさせます。
だから絶対というのは「無い」と考えるべきなのです。
もちろん、センター経験者やキャプテンなど「基本落ちないだろう」というメンバーはいるとは思いますが、3列目常連のメンバーを中心にいつでも入れ替え対象になると思っておいたほうがいいのかもしれません。

櫻坂46に限らず、坂道各グループは2025年は一つの勝負の年であると考えます。その象徴がこのシングルフォーメーションと、次に来るメンバーの加入であることは間違いないでしょう。

今回もお読みいただきありがとうございます。


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