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こだわったのは本場ハワイ発

王道がいい

流派ってありますよね?
華道、茶道の道でもそうです。

初めてのハワイアンキルトはハワイの先生に習ったので
途中から、その流派を変えることはしたくなかったんです。
ブレますし、自己流も嘘になってしまう。

逆に言えば
最初からこの道に進む事を描くことができたということ。

ハワイにいるだけで、自然を感じ
植物、海洋生物、空気、風のにおい
誰もがまたリピートしたくなるアイランド。

そこで生まれるデザインは
そこでしか表現できないとても特別なもの。

ハワイに訪れた時はいつも花、植物の写真がいっぱいになります。

その場の情景を思い出しながら
デザインができるように写真に収めてきます。

今はネットで検索すれば、画像はたくさん出てきますが
自分の思い出も詰まった写真は今も特別なものになっています。

また
PCのソフトを使ってデザインをすることも
早くて綺麗なのだと思いますが

私が習ったのはメモリの入った大きな紙に
鉛筆でフリーハンドで描いてデザインする方法。
これを今も続けています。

この方法で生まれたJohnさんのデザインには
世界中のキルターが訪れてそのデザインを手にし
楽しくキルトする姿をイオラに宮殿で目の当たりにして
その偉大さに深く感銘を受けたのを今でも覚えています。
2011年のことでした。


デザインの方法は独特

アップリケの続きはそのまま。

結婚をして娘を授かり、1歳位の時に
自分の居場所を探る意味で
ハワイアンキルトの教室を見つけました。

ネットの時代ではなく、検索しても
限られた情報しか得られない時代のこと。
その中でやはり同じ流派の先生を日本で見つけました。

東京ドームで毎年行われていた国際キルトフェスティバルに招かれた
Jhonさんのワークショップに合わせて出かけていきました。

デザインのテーブルが2つ用意されていて
『どなたかデザインしてみたい人いらっしゃいますか?』
のアナウンスに迷わず手を上げました。

その時のデザインの方法はこう。

「何を描いてみたいの?」
少し考えて
「ん〜、蘭を描いてみたいです」

特別な思いが湧き上がってきました。
その思いを花に喩えたら『蘭』が浮かびました。

この方法は、不思議。
頭に思い描いたことがJohnさんには伝わると
後から日本の先生に伺った話でわかります。

頷きながらスラスラと鉛筆は動いていきます。

そのデザインを手にした時。
一生の宝物だ!と本当に嬉しかったのを今でも
はっきりと覚えています。

1メートルのデザインを手にした後も
形にしたい気持ちばかりが募って
家事育児を熟す日々は過ぎていきました。

https://note.com/alohaquilt/n/n26e0bc9fe335



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