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❷合格基準率は?どんな絵がいいの?

保育士試験YOU TUBE動画にて「でも大丈夫な3つのポイント」でお話してますが、美術の学校の試験ではないので、本物のように
描けていればよいかというと疑問なところ…絵にはその人の性格や気質 子供や保育士に対する思いがどうなのか判断基準の1つになっていると思います。 絵が下手だから・・と落ち込まないで気持ちを明るく持つことが一番大事です。


●評価基準40% (あくまでも参考に)
情景 絵の雰囲気→→「子供と先生の和があり ほのぼのしていて温かい絵が好ましい。楽しくにぎやかなほうが好印象ですわざわざマイナス要素を描いてしまったり、絵がさみしいと保育園の印象として好ましくないですね
子供と先生との和というのは、一緒にあそんだり、取り組んだり、目を合わせて会話しているような関わっている絵がよいということです。子供はままごとしてるけど先生は後ろ向きなど寂しいです。

  ■チェックポイント
 ①表情が豊かかどうか? 「子供たちや先生がみんな同じ顔だと表情が豊かだとは思えません。みんなが笑っていても同じ顔だと表現としてもったいないです。目や口、まゆげをいろいろ変えていろんな笑顔の練習をするといいですね!」

 ②明るい色を使っているか?  「明るい色とはどれのことでしょうか? カラフルが明るいので全色使うなどは違いますね! いろんないろを使うのではなくて 暗い色を使いすぎないという感覚でいることです。色のバランスは大事です。絵の全体の印象を決定してしまいますので バランスよく色つけするといいですね」

 ③子供と保育士の目線はどこか? 和を作る
実際に子供を見守る保育士は、常に子供達への意識をむけているものです。保育士は子供を見ている目線が大事。また子供は大好きな先生と一緒に遊び、楽しい気持ちを共有したいで、話をしているときなどは、先生の顔を見るなどすれば和が作られます。 目線を変えるというのは顔を描くときの顔の角度を変えれば描くことができます。コツをまなびかけるようになれば、多様なシーンもすぐに描くことができますよ!

●評価基準30% (あくまでも参考に)
人物描写→ 「顔の表情 動き 動きの表情がいきいきしているかどうか」 
顔にも動きをつけましょう、まゆげを上げたり笑顔に変化をつけたり。目は丸目でいいけど大きいほうがイキイキします。
1⃣「人物のバランスが不適当でないかどうか? 年齢別で見えるかどうか?」
基本的な人物の等身バランスは練習していく必要があります。そのなかでかわいらしさを子供描写にとりいれ、絵を和ませることで デフォルメをしていきます。実際の人のバランスを意識するほどリアルになり19×19に収まらなかったり、子供の絵が
小学生に見えてしまうので描き分けるコツを得る必要がありますね!
2⃣「テーマにそった動きをしているか?」
おにごっこのシーンなのに、一人おままごとしている子供を描いたり、誰かが違うことをしている絵を描くと和がつくられません。
課題になりそうな園での行事や保育のシーンを知ることで、どうするかがわかります。 ネットでも写真などの参考もあるかもですが、実際に2園の保育園で保育士だった星未来工房の私が、お伝えできることも多いかと思います。工作はどんなふうに行うか、おゆうぎや絵本の読み聞かせはどういうふうに園では行うのか、子供はどう座るのか、園の室内はどうなっているのか?など。                             3⃣「危険な動きの絵がないかどうか?」
子供達の「動き方」は実際、大人がわからない行動をしたり、危険な行為があることが多いです。大人が教えることで知っていくのですが、保育園に通う3~5歳の年齢の子は予期しない動きがあるので、保育士としてたくさんの配慮が必要です。
絵の中には基本的に「保育士さんが子供をいつも見守っているはず」なのが前提なので、見守っている目線や立ち位置が大事です。
例えば、 窓を大きくのぞき込んでる、机の上に立つ、ハサミや棒を持ち上げているなど、危険に結びつきそうな絵をわざわざ描く必要がありませんね! でも、知らずに描いてしまうこともあると思います。
例えば、ダンボールの室内遊びで電車ごっこなどのシーンの場合、子供が電車に見立てたダンボールの箱の中に入ってるのはいいのですが、「丸くくりぬいてあるところから首だけでている」としたら、これは、首がしまるかも? ケガをするかも?ひっかかるかも?という危険が予想されます。そういう場合は工夫して危険がないように保育するはずですのでそういうシーンの絵が必須。

4⃣「表情が乏しくないか?絵が人形になっていないかどうか?」
何度かかきましたが、子供もいろいろなタイプの子供がいます。おゆうぎのシーンでも、得意な子供は満面の笑みで大きな動きをしたり、恥ずかしがり屋の子供は、ちょっと照れている表情だったり、おなじおゆうぎでも違うはずですね。ただ、マイナスイメージをわざわざ書くことはありませんので、おゆうぎが嫌いな子や泣いている子供をかかないようにしましょう。


●評価基準30% (あくまでも参考に)
色彩 構図→→「はっきりしていてわかりやすい。 寒色暖色のバランス 濃淡 陰影の工夫がみられる単調ではない絵」
絵の線ははっきりしたほうがいいですが、鉛筆の線は極力ないほうがいいですね。色はしっかりと塗りつぶすのが良いですが
ベッタリぬるだけでは、立体感とやさしい雰囲気がなくなってしまいます。 色塗りの「3回ぬり技法」をおすすめです。

  「強弱をつける 大小の変化 動き リズム間のある絵がよい」
線が薄く色が薄い絵や 人物が小さい絵だとやわらかくきれいな絵でも、試験の場合消極的なさみしい印象をもたれてしまいます。
逆に 線がしっかりしていて色が濃いほうがいいけれど、色バランスが悪かったりベッタリ塗るだけだときつい印象を受けたり幼稚な絵の印象を受けてしまいます。この中間でバランスをとり 見ていて心地の良い色彩や構図であるとベストですね!

構図は最後にかきましたが、一番難しく立体の基本が理解していなければ、ちぐはぐな絵に見えたり、遠近法が間違っていると
大きさを間違って描いてしまいます。 構図のコツを知れば、どこに子供や先生を配置して描けばいいか理解して速く描けますね

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