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【開催レポ】大人の部活~仲間でキンドル出版する会~

11月から「年末までにキンドル出版しちゃう会」を立ち上げ、参加者の方に2か月で出版していただきました。

参加者の方からは「本当に出版できるのかな?」っと半信半疑だったかもしれません。未知の経験なので、そう思うのも当然だと思います。

それでも12月14日の出版手続きの日。参加者の皆さんで一斉に「Kindle出版する」のボタンを、「3・2・1」とカウントダウンをして押した瞬間を思い出しています。

◎今回の会について

今回の会は、個別サポートではなく少人数のグループで、コミュニケーションを図りながらオンライン(ZOOM)で進めていきました。

当初の講座内容は、アカウント登録、原稿・表紙の作成のポイント、出版手続き、と、Kindle出版における最低限の手続きをベースに想定。

なんと、プロの編集者の方も来ていただきました。というのも、出版するなら、本の内容を少しでもよくしたい!という思いは誰もがありますよね。プロの編集者の内山さん(うっちー)から原稿作成のヒントになるような講座を1回開催していただました。ニーズとシーズの話など興味深かったです。1週間後にはフォロー会としてQ&A会を実施。参加者の疑問点を少しでも解消していただきました。

また、主催のトミーの案で、もくもく部屋(作業に集中する時間)が複数設けられました。原稿を書く時間をまとめて取るのが難しいという方に向けての対応で、臨時開催となりましたが、集中して原稿作成に取り組みができたのではないかなと思っています。(私は参加していないので)

◎キンドル出版の3つの壁と仲間の力

実は、私、キンドル出版のサポートを約30人行ってきました。

その中で分かったことは、キンドル出版は大きく3つの壁があるということ。


(1)心(マインド)の壁
(2)内容の壁
(3)IT(スキル)の壁

一つずつ説明していきますね。

(1)心の壁

キンドル出版が無料でできることをご存じでしたら、「いざキンドル出版をしよう!」と思い立ち、原稿を書き始められた方がいるかもしれません。

原稿を書いていくと、途中で「こんな内容でいいのな?もっと立派な内容にしないといけないのでは?私にはキンドル出版なんて無理なのでは?」と思うことがあります。

つまり、心(マインド面)でブロック(壁)を作ってしまうケースです。

そして、「またの機会にしよう」「時間ができたときに出版しよう」と後回しにする。まさに過去の私です。

では、どう対応していくことができるのでしょうか?

一つ質問させてください。人生を振り返ったときに、一人ではできなかった(挫折したこと)けど、複数の仲間で実現できたことは何かありませんか?

もしかしたら、仲間と一緒だったからあの苦しい時期を乗り越えることができた。そんな経験を思い出す方がいるかもしれません。

そう、心の壁を突破するのは、『仲間の力』です。仲間を作って、仲間の力で、あたかも学生時代の部活の感覚でキンドル出版を実現することです。

出版途中に悩みをお互いに伝えて聞く。同じことを悩んでるんだなぁ。自分だけじゃなんだという思う。そして、なんとか一人が出版状態になったら、「おめでとう~」と仲間同士で喜び合う。お互いにレビューをしあう。

まさに大人の部活で、心の壁を乗り越えれたと思います。

(2)内容の壁

悩んでしまう例
・こういうことを書きたいんだけど、どういう切り口で書いたほうがいいのかな?時系列にまとめたらいいのかな?
・なんとなくテーマは決まっているだけど‥‥どうまとめたらいいのかな?
・内容構成をどうしたらいいかな?
・目次はどうしたらいいのかな?
・もっと内容をよくするにはどうしたらいいだろう?

いざ、初めてキンドル出版をしようと思って、筆を取ると、このように止まってしまう方も多いかもしれません。

この部分の専門家は編集者です。

しっかりと内容面を見てもらうには、プロの編集者に見ていただくのがいいと思います。(それなりの金額はかかると思います)

今回の会では、上述のとおり、編集者の方に話をしていただきました。編集者の方から話を聞く機会は貴重な機会でした。原稿作成のヒントをそれぞれ得られたのではないか、と思います。話の後は、質疑応答時間も設けました。編集者の方と直接話ができた方はラッキーでしたね。

(3)ITの壁

キンドル出版は「アカウント登録」→「原稿・表紙作成」→「出版手続き」 の3ステップです。

キンドル出版のヘルプもありますので(文字ばっかり…)、読み込めば一人で進めることがができます。

ただ、アカウント登録にしても、「ここどうしたらいいの~?」と止まってしまうことがある。また、「次へ」ボタンを押しても「なぜかエラーが出て先に進めない」とか。それで、もう辞~めた。となっている方もいらっしゃるかもしれません。

キンドル出版には、操作スキルは、最低限必要です。

また、操作にあたっては、失敗しやすい、陥りやすいところ(罠というと不適切なので”ところ”という表現にしました)があります。これはキンドル出版経験者に尋ねるのが早いと思います。

ここについては、私はITサポート20年以上継続中ですので、自信をもって”IT苦手でもキンドル出版できます”をモットーとしています

◎出版記念講演会と卒業式

ラストの会は、12/22 の夜で、出版記念講演会と卒業式。

今回の講座の振り返りから行いました。振り返ってみると、当初は4回構成だったのですが、臨時開催が増えましたね。

<臨時開催>
・Q&A会(編集者を交えて)…1回
・Q&A会(のり担当)  …1回
・モクモク部屋(とみー担当)…数回

その後は、各参加者の出版記念ミニ講演会です

著者から、本への想い等を自由に話をしていただき、参加者の皆さんから感想やフィードバックをいただく会でした。本に込めた情熱を感じとることができる貴重な講演会でした。

私は、締めくくりの言葉としてこう伝えました。

『キンドル本を1冊出すことで、本を出す全体像が見えます。全体像が見えることで、また次の世界へ繋がっていきます。』

『参加者の一人が”大人の部活”という表現をされていました。まさに先輩が後輩へ伝えるような部活でもあり、仲間の力で、皆さんの出版が実現できました!あらためて、出版おめでとうございます』

最後には、みんな、ありがとう~と伝えて、ありがとうございました!で退席されると思いきや退席されない…

えっぅ、残られてしまうと、いろいろな想いがカムバックしてきましたね。

・2か月間駆け抜けたんだぁという熱い思い
・参加者のみなさん頑張ったね~という、リアルだったら肩を優しくたたきあうような、ねぎらいたい気持ち
・参加者同士の横のつながりもできた感じですごく嬉しい気持ち

思わず感極まって、涙目になっていました。
普段は、システムエンジニアの中間管理職なので感情にフタをして涙なんて見せませんw

あらためて、この会のきっかけをくれた、トミーに感謝。参加していただいた皆さんに感謝。私にキンドル出版を教えてくださった白岩さんにも感謝。その他、キンドル出版関係でお世話になった皆さまにも感謝申し上げます。貴重な会を開催できましたこと、心よりお礼申し上げます。感謝でいっぱいです。

※参加者からの感想は、匿名で別投稿で記載しますね (長くなりすぎるので)

◎キンドル出版に興味を持たれた方へ

ここまで読んでいただきありがとうございました。

キンドル出版したい方・興味ある方が読まれていると思います。専門の出版プロデューサーの方も多くいらっしゃいますが、仲間と一緒に、大人の部活として少人数(6~8人)でキンドル出版したい方がいらっしゃいましたら、コメント欄か、メッセージをいただけると嬉しいです。次回開催の際に先行で詳細案内をさせていただきます。

◎キンドル出版をした仲間の作品

ラストに、今回の会でキンドル出版をした仲間の作品を一挙に公開します。一人が審査中のため、公開されましたら追記しますね。

初作品なので、あたたかい視点で読んでいただけると幸いです。
KindleUnlimited会員の方は無料で読めます。

▼人生を変えたいあなたに贈る感情日記の魔法 Kindle版(著:みなちゅう)

▼働くママに思い出してほしいこと(著:感謝AAA)

▼大切な人とのお別れに向けた心の準備とケア(ナースMari (著))

▼本を真面目に読むより、10倍使えるズルい読書とは?読まない「シン・インプット術」~本のエッセンスを吸収する7つの秘訣~(著:トミー/富田祐美子)

▼ひとりで頑張ってしんどいママが楽になるために取り組んだこと(著:秋の夜風)


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