自分の在り方を考える。
Beauty Japan (ビューティージャパン)
日本大会グランドファイナリストの須田茉衣子です。
タイトルにあるように、
私は4年前の当時25歳の時、
勤めていた会社を辞めて独立しました。
私の経歴をさかのぼると・・
中学受験をし、自分の行きたい中高一貫校に入学。
昔から旅をしていたので客室乗務員になりたいと
漠然と夢を描いていました。
大学では航空学、観光学を学びたく、
立命館アジア太平洋大学に進学。
航空学はオクラホマ州立大学で1年間、
大学の交換留学生として選出していだき、
学びに行くことができました。
就職活動を終え、
新卒ではIT企業のメガベンチャー
レバレジーズ株式会社に入社。
レバテックというエンジニアの
転職支援を行う部署に配属となり、
キャリアアドバイザーとして働いていました。
・・・?
客室乗務員になれなかったの?就活に失敗した?
いいえ違います。失敗してません。
正しく言うと、確かに選考に落ちました。
目指していたエミレーツ航空も最終選考でNGに。
でも就職活動の時に気づいたんです。
私は、【人のキャリア、人生に寄り添う仕事がしたい】と。
なぜなのか。
大学時代に留学生の受け入れ支援(バディーと呼ばれる、留学生のお世話をする人たち)や、TA(ティーチングアシスタント)として新入生向けの90分の講義を受け持っていました。
その他、私の担当するクラスの受講生が大学の4年間の生活でどうなっていきたいか。なにをしていきたいか。
など私がコーチングし、一緒に理想の大学生活を描く役割を担っていました。
ちなみに、グローバルな大学だったので公用語は日英の2か国語でした。(講義を進めるのも日英を要約するので倍の時間がかかりました)
人の人生や生活に寄り添った大学時代を過ごしていると、
私は
目の前の人の人生に寄り添いたい
みんなが自分らしく行きていけるように導きたい
ということに気が付きました。
そこから就職活動では軌道修正し、人材紹介会社に勤めることにしました。
人材紹介のキャリアアドバイザーという仕事は天職だと思いました。
クライアントのキャリア相談、書類選考の対策、面接対策、企業研究などを行い、二人三脚で転職活動を頑張り、求職者の理想とする仕事やライフスタイルを目指す支援ができていました。
新卒1年目の秋。
クライアントである、インド人のデータサイエンティストインドから問い合わせがあり、当時、英語が話せたのが私だけだったので担当になりました。
その転職支援エピソードが、日本全国の大会で金賞、オーディエンス賞に選ばれました。
難しい、クロスボーダー支援を実現したこと。クライアントが初めて日本に面接にしにきたときに、東京の町を一緒にガイドし日本の文化についてレクチャーしました。
寄り添ったこと、また支援先もスタートアップ企業でなかなかハードルの高い企業への支援を行えたことで選んでくださいました。
4年目の春(脱サラする4ヶ月前)。
1,600人いる全社の中からベストセールス賞にノミネートしていただきました。(入社した時は、600人規模の会社でした)
惜しくもノミネートで終わってしまったのですが、日々目の前のクライアントのことをずっと考え続け行動し続けた結果だと思っています。
実はこの賞をいただいた4ヶ月後に移住しました。
このときは、
まだ全く地方へ移住するかどうか
考えていませんでした。
レバレジーズ社員の中だと遅咲きでしたが、
役職のポジションにも声をかけてもらい、
チームをもってみるかと言われました。
その時、自分のキャリアについて
真剣に考えるタイミングになりました。
キャリアアドバイザーなのに、
自分のキャリアについて
全然考えれなかった。
目の前の仕事をがむしゃらにこなした4年間。
シャワーをしている時、
友達と遊んでいる時、
飲み会中、
ずっとクライアントのことばかり考えていました。
毎週のKPI、KGI、営業数字を気にして、
自分を追い込み続けました。
休みの日は海外や国内旅行にいき現実逃避。
休み明けの月曜日が1番疲れている。
仕事内容は好きだけど、
自分の時間や自分自身を大切にできていなかった。
私は本当に幸せなのかな?
売上もあげて、
会社に貢献している、
おまけにXX時間も残業をしていたけど、
その対価って何?
このまま会社で続けても、
だいたい何をしているか未来の想像がつく。
更に、ヨガに出会い、
学び続けたことで自分の在り方が変わりました。
25歳の夏。(トップセールス賞ノミネートの翌月)
11日間、
沖縄で全米ヨガアライアンス(RYT200)という
ヨガの資格を取得しに行きました。
ヨガは新卒の時から4年間、
週2-3日通っていました。
その時だけ、自分に向き合える、
仕事のことを忘れられる。
ヨガがなければ、
私は営業でトップにならなかったし、
病気もせず元気に過ごせていなかったと思います。
そんな私の人生を救ってくれたヨガ。
もっと学びたい!もっと知りたい!
私の探究心が芽生えて、ヨガを学びに資格を取ろう!
5月ゴールデンウィークと有給を駆使し、
11日間学びました。
インドの先生から私は教わりました。
ヨガは「足るを知る」ということを教えてくれました。
「こうなりたい」という夢
や目標は生きていく上でとても大切。
ないものねだりや執着はかえって自分を苦しめる。
ヨガは
「今、ここにいる自分」の内側を見つめるものであり、
ここにないものに囚われるのはヨガ的ではない。
当時の私にすごく響いた言葉。
今、ここにいる自分。ヨガをしている自分。
営業数字を考えないで過ごしている自分。
そんな瞬間がすごく幸せでした。
25歳、もしいま仕事や人生に失敗したとしても、
やり直せる年齢。
独立して失敗したとしても、
また正社員で雇ってくれる年齢。
キャリアも積んだし、
万が一失敗してもきっと大丈夫だろう。
人生ワクワクする道にいきたい
人生一度きり
そして、ちょうど人生について考えているタイミングで
福島県に何度か旅行で足を運んでいました。
スノーボード、登山、
キャンプ、BBQ、SUPなど
半年で4-5回くらい遊びにいきました。
現地の地域おこし協力隊や同世代の起業家も多く、
同世代が夢や目標に向かって、
自ら行動し頑張っている姿
そんな彼ら、彼女らに刺激を受けて
私もこの環境に囲まれたい!
前向きに物事に取り組み、
自分でサービスを生み出す人たちに囲まれたい!
そんな中、
「ゲストハウスを一緒に立ち上げないか?」と
声をかけてもらい、
絶対楽しいし人生の中で
そんな経験ができないと思いました。
今のキャリアを捨てることになる。
今積み上げた実績を無駄にするかもしれない。
だけど、私の人生は一度きり!!!
移住を決めました。
(具体的な移住エピソードはこちらの記事にまとめています)
ゲストハウス立ち上げ時は、
クラウドファンディング
1,426,500円(124%)、
128名からのご支援を受けました。
空き家探しから、民泊の申請、
改修作業(DIY)やオペレーション、
旅行サイトとの紐づけなど、
ゼロからスタート。
無事にオープン。
オープンから半年後に色々と
内部で運営方針が変わり私が退く形となりました。
(この話しをすると長くなるので、
気になる方は直接聞いていください。)
そこからは、私1人。個人事業主として開業。
Retreat Tabi Yogaという屋号を決めました。
旅をしながら
ヨガインストラクターとキャリアアドバイザーとして
パソコン1台、ヨガマット1枚で
どこでも働けるパラレルワーカー
を実現しています。
ゲストハウスを退いた時に、
福島県を離れることも考えました。
でも、福島県の自然に惚れていましたし、
そこにいる人たちが好きだったので、
福島県を離れずに自分1人で頑張ろうと決めました。
当時25歳でゲストハウス立ち上げ。
その後、26歳で個人事業主として開業。
新卒での実績がなければ、
フリーランスとしてキャリアアドバイザーや
人事コンサルのお仕事をいただけていませんでした。
ヨガの資格を取得していなければ、
ヨガインストラクターとして活動するという
覚悟も決めれていなかったかもしれません。
人生は選択と決断の繰り返し。
自分の決めた人生は自分の足で正解にしていく。
そんな私の今の使命。
一人でも多くの人達が、
自分の人生に
後悔のないように生きれるように。
人の目を気にしない。
自分を自分でジャッジしない。
できない理由を探すのではなく、
できるように考える。
これを伝えられる人になっていきたいです。
その手段として、
私はキャリアコーチングのトレーナーや
キャリアアドバイザー、
ヨガインストラクターをしています。
現在いくつかあるお仕事の中の1つで、
福島県に転入/転籍/移住をした女性に向けて、
お仕事を紹介するサービスを
一般社団法人tentenの代表と一緒に立ち上げています。
地方という土地柄、
旦那さんに嫁いだ女性や
転入して子育てママさんが多いです。
そんな多くの女性は、
1人の女性としてのどんな人生を歩みたいか、
どんなキャリアを築いていきたいかを考えきれず、
家庭に集中し自分のことは後回しにしている方々多いです。
今はそんな女性たちを少しでも支援したいと思っています。
また、ヨガでは働く方々を対象にレッスンをしています。
企業ヨガで福利厚生に導入をしていただいたり、
大自然をスタジオに土日にイベントを行っています。
普段、仕事や家庭に意識が向いてるところから、
自分自身へと意識をむけるようにレッスンを行っています。
最後に
私は
「自分の人生を決断できる人」
をもっともっと創出したいと思っています
自分のキャリア、自分の私生活に
誇りをもっていますか?
私はまだ28歳。
まだ28歳だけど、18歳の頃から
進路への不安
キャリアへの不満や不安
私生活への不満
人と比べてしまって自分に自信をなくした人など
多くの人を見てきました。
そんな社会を作らない
一人一人が輝くフィールドを見つけるために
キャリアコーチングやヨガをしています。
ヨガはただ健康のために
ポーズをしているわけではないんです!笑
一人一人が自分らしく
生きれる社会をつくるため
に
私は今活動しています。
コーチングが気になる方はこちらから♡
ヨガレッスン希望の方はこちら✨
少しずつ頭で描いていたことが
形になっていくように
日々奮闘中です。