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「寿き焼」と書く、松阪の名店「和田金」訪問

数枚の肉で満足の極み。寿き焼の本当の姿を知る

秋晴れのある日。近鉄特急に乗って松坂へ。
今日は、松阪牛をすき焼きでいただきます。
その場所は「和田金」。ずっとずっと憧れていたお肉の聖地のような場所です。

松阪駅に着いたのはちょうど16時をまわった頃。予約は16時半。はやる気持ちを抑えながらスマホを片手に進むと10分ほどで到着。

お店の前では、スーツ姿の男性がお客様を待っているご様子。和田金は、すべての席が人数に合わせた個室になっています。どのお部屋にも中居さんが付き、その方が食事の面倒を見てくださるのです。
それでは、寿き焼コース「松」スタートです。*和田金ではすき焼きを「寿き焼」と書きます。通されたのは、座椅子が置かれ、中心に炭場のある純和風のお部屋です。床間には、季節の掛け軸とお花。中居さんの炭手前を見ながら、喉を潤します。

季節のお花
菊炭

そして
和田金三種盛(そぼろ煮/季節のゼリーよせ/野菜のムース)などを寿き焼が始まる前にいただきます。

和田金三種盛

寿き焼コースは松竹梅と、お肉の種類によってわかれています。
松:リブロース
竹:サーロイン
梅:ロース
私達が今回お願いしたのは、「松コース」。お肉の種類はリブロースということになります。脇を飾る野菜は、地元産の青ネギ、淡路島のタマネギ、東北地方のシイタケなど、日本全国から上質のものを仕入れて提供されているのだそうです。鍋は南部鉄器を、熱源には菊炭と呼ばれる放射状の割れ目が特徴の炭が使われていました。

お野菜
まずはお野菜から
リブロース
デザート①焼き餅
デザート①餡子でいただく
デザート②メロン

ということで、憧れの和田金でお肉を堪能してきました。すき焼きにこんなに白砂糖を使うとは思っていませんでしたが、この甘さがなんともいえずお肉に合う。また締めをうどんではなく、卵かけご飯が用意されていました。すき焼きの締めはうどん。と勝手に思っていたので新しい発見でした。炭の上に銀の網をおいて、お餅を焼く。それをしっかり炊かれたあずきでいただく。デザートとしては少し重めですが、お餅が小さいだけに、ちゃんとお腹におさまりました。

白砂糖がたっぷり用意されていました

ごちそうさまでした。また仕事頑張って訪れます。


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