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たましいの核。宇宙の臍の緒。

☆こんにちは、バラさん:)

*こんにちは:)

☆2014年もいろんな人に会ったし、いろんな人に助けられたよ。ほんとうに、どれもすてきな出逢いだった。

*そうなんだ。すてきだね!

☆地球にはたくさん人間が生きてるけど、一生のうちに会える人は限られてるよね。人と人は、どうやって魅き合うの?

*いろいろなかたちの魅き合い方があるけど、ようは、たましいが呼び合ってるんだよ。特に、同じ振動の人が出会うと、お互いの粒子がお互いの中に飛び込み合う。だから、誰かを好きになったら、その人はもう実際にきみの中にいるし、きみもまた、その人の中にいる。“一部”になるんだよ。

☆どうして、たましいは呼び合うの?

*人間のたましい(宇宙のかけら)は、自分の正体を知るために、肉体という器に入って、地上に降りてくるでしょう。そんな人間と人間とが交わり合うことで、内側にあるたましいは、いちばん強く深く自分の正体を知ることができるんだよ。

☆自分の正体を知るために? 

*意識的に気付いていてもいなくても、この地上に生まれてきた本来の目的はみんな同じなんだ。愛の正体、宇宙とのつながりを知るために、というより、自分たちが愛と宇宙そのものであることを知るために、生きてる。

☆う~ん。。。

*だから、近い関係にいる人ほど、その学びの強さは大きくなる。親子関係や夫婦関係で“困難”を抱えている人はたくさんいるよね。だけど、光の中で、光はハッキリと見えない。だから時に、闇の状態の中でこそ、光の姿を知ることができるんだ。人と人とも同じ。一見、試練に見えるようなことが、実は、愛を学ぶための仕掛けだったりする。

☆わかるよ。でも、あまりにもつらすぎる体験をしている人もいるし、それで立ち直れないくらい人生が破綻する人もいるよね? それも愛なの?

*たましいは、揺さぶられるほどに中心を知る。大きく揺さぶられる人ほど、中心の強さと揺るがなさを知るんだ。

☆時々、途中で吹き飛ばされる人もいると思うよ?

*そういう人はまた、必ず戻ってくる。それは数年後、数十年後かもしれないし、次の人生かもしれない。学び忘れたことは、必ずもう一度学ぶための機会を与えられる。そういう意味では、ほんとうに平等にできてるんだよ。

☆じゃあ、吹き飛ばされそうになってつらい時はどうしたらいいの?

*“中心”をしっかり捉えて。

☆“中心”ってなんなの? それが難しいんだよ。

*“その状態”を、感じて、感じ尽くして。「今自分は揺さぶられている」と、“認識”して。“揺れ”を、ただ体感して。そうしたら、その“揺れ”が、自分そのものじゃないとわかる。そして、決して揺るがないものがあると、わかる。それが、“中心”だよ。たましいの核。宇宙の臍の緒。

☆みんな、それがよくわかんなくて苦しんでるんじゃないかな。

*そうだね。きみたちは、あまりにも自然と離れて生きているから。自然のそばにいて、そのリズムを感じていたら、わかるよ。どんなに大きな嵐が来て、姿が変わってしまったとしても、そこから命が絶えることはないってことが。

☆そうなのかな。

*“そう”なんだよ。自然も、人類全体も、人間一人の人生も、実はそうなんだ。何も絶えることはない。自分が“一部”だと知っていたらね。

☆難しいなあ…。

*どうしてそう思うの?

☆だって、苦しい時は苦しいもの。

*そうだね。でも、苦しいと感じるから、本当に自分が求めていることがわかる。もしも心地よいだけの場所にいたら、そこから動こうとしないだろう。人は、動くようにできてる。動くほどにそのたましいは、強く深く輝くんだよ。

☆そうかあ。つらいことも、輝くために、必要なことなんだね。

*“つらい”っていうのは単なるラベルで、人間が作ったもの。肉体と思考は、そのラベルに作用されるけど、たましいは知ってる。それがちゃんとギフトなんだって。そうは思えないように見えても、実はそうなんだ。“中心”に近づくほど、自然のそばにいればいるほど、わかってくる。

☆バンクーバーは、自然がそばにいるから、“わかっている”人が多いのかな。

*そうだね:)

☆でも、自然のそばにいられない人はどうしたらいいの?

*そばにいられない時は、想像して。“想像”は、“創造”だよ。自分がそこにいること、その一部であることを感じて。そしたら“中心”がわかる。何が揺らいでいるのか。揺らいでいるのは単なる“影”だよ。つまり、エゴ、幻の自分なんだ。“本当の自分”は、何も揺らがない。揺らぎようがないんだ。

☆そうなのかなあ…。

*最初は上手にそう思えなくても、ただ「そうなのかな~」って感じていて。君が心地いい方を信じたらいい。真実はひとつだけど、それを見る、見ないという選択だけは、かみさまでも動かせない。君たち自身が選ぶんだ。君のハートが望む方を選んで。選び続けた先に、答えがある。そうやって人生は作られる。そういう意味で、完全に“自由”なんだよ。かみさまにも、その自由だけは奪えないんだよ。

☆じゃあ、わたしが愛を無視した人生を選んでそれを全うしたら、かみさまは哀しむかな。

*だからみんな、学び忘れたことをもう一度学ぶために何度も生まれ変わって、何度も出逢ってる。

☆そうかあ。

*表面上は傷つけ合ったり、苦しんだりしていても、みんな、実はただ、愛を学んでいるだけなんだ。そのために、何度も何度も出逢い続ける。だから今、きみが出逢う人はすべて、すでに出逢ったことのある人なんだよ。どこかの前世で、学び忘れたこと、お返しし忘れたことを与え合うために、魅き合っている。すべての出逢いに意味があるんだ。

☆どんだけわたしたちは、愛を探しているんやろね!

*うん、だから、大切にしてね。新しい年もきっと、いろんな出逢いがある。楽しい出逢いも、試練のように見えるものも、みんな素晴らしい。

☆わかった、ありがとうね:)


*こちらこそ、ありがとう:)


※このおはなしはウェブマガジン「Cradle Our Spirit!」2015年1月号に掲載されたものです。

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ふなと愛|ギブネスを生きるひと・言靈吟遊詩人
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