刻々と晩夏や鐘も沈黙す
本日の季語 晩夏 朝焼 夕焼
みなさん、こんにちは。
とうとう7月も明日から最終週、来週には立秋。
待って、もう立秋ってほんまあかんって、こないだ梅雨明けしたとこやん。
夏、行かんといて、まだまだここにおって!!
という私の願いも虚しく、平等に時間は過ぎていきます。
こくこくとばんかやかねもちんもくす
ここ最近、お寺さんの鐘の音を聞かない。
だいたい夕方にゴーンって聞こえるはず。
湿度とか風の方向とかで聞き取りにくくなっているのかもしれませんが、お坊さんもこう暑くては鐘を叩く気力が失せておられるのか。
失礼なことを言うな。笑
朝焼と夕焼を詠んでみました。
どちらも晩夏の季語です。
朝焼を待ちて轟く声ぞ生
あさやけをまちてとどろくこゑぞせい
夕焼や日毎わづかに伸ぶる影
ゆうやけやひごとわづかにのぶるかげ
朝焼と夕焼のイメージって全然違いますよね。同じ夏の太陽なのに。
朝焼は力強いイメージ。これから地上が明るくなって活動的になっていく。
夕焼は穏やかなイメージ。どことなくセンチメンタルになったり、だんだんと夜に色を変えていく、静かな情景を思う。
どっちも好きだけど、ついつい時間を忘れて見てしまうのは夕焼。
ただいま「星王を決めるナツ」の決勝戦が開催中です。
写真で一句 + お題の季語 という試みで詠んでいただいています。
今日もへたっぴの句をよんでくださり、ありがとうございます。
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