夏雨や もの言わぬ仔を 膝に乗せ
夢の中でいいから、
たった一度でいいから、
叶えたい願いがある。
どんなに努力しても叶わない願い。
100年先なら叶うのかな。
せめてなにを思い、
なにがしたいかを察し、
健康で快適な日々を過ごしてほしい。
そう思って毎日を過ごしている。
この子がいてくれたから、
私を必要としてくれたから、
自暴自棄にならずにすんだ。
普通なら当たり前のこと、
朝起きることも、
きちんと身なりを整えることも、
体調を整えようとすることも、
この子にごはんをあげなくちゃ。
この子を散歩に連れて行かなくちゃ。
そう思わせてくれたから。
温かな体温。
ころんと小さな甘えん坊。
並んでソファに座ると、
決まって膝に乗っかりにくる。
ありがとね、一緒にいてくれて。
おかげで無口にならずに済んだよ。
神様、お願いです。
夢の中でいい。
この子の願いを聞きたい。
この子は幸せなのかを聞きたい。
そんな気持ちを詠んでみましたが、
めちゃくちゃ難しいです。
でも、いろんなシチュエーション、季節、題材でたくさん詠むことが、上達に繋がるのかなと思います。
これからもへたっぴな俳句にお付き合いいただけるとうれしいです。