あすなろの手紙 〜俳句を添えて〜 その弐拾四
これまでのお手紙が収納されているマガジンです。
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鶫さん 鮎太へ
こんにちは。
つい最近、もう夏の季語が詠めないとボヤいた気がするのですが、暦の上ではとうに仲秋を迎えています。
とはいえ、日中の気温が30度を下ることのない、暑い暑い秋です。
1年の半分ぐらいを半袖で過ごせる、いつの間にかそんな気候に変わってしまったようです。
喜んでいるのは私だけかもしれません。
あとは・・・溢蚊ぐらいでしょうか。笑
さて、前回の鶫さんからのご質問
『好きなトーストの食べ方』でした。
私は物心がついたときにはすでに朝はパン食でした。
家族で朝がパンなのは私だけ、なぜそうなったのかはわかりませんが、もちろん今でもパンがとても好きです。
イースト菌が私を高身長にしたと言っても過言ではない・・・嘘です、遺伝です。笑
週末の楽しみのひとつが、パン屋さんの新店舗や話題のお店に行くこと。
ときには隣県に高速を使ってでかけることもあります。
トースターは温度調節もできるアラジンのグラファイトグリルトースターをかれこれ5年以上使っています。まだ世にアラジン旋風の起こる前にすでに手に入れていたのですよ。なんの自慢か。笑
そんな自称パンマニア(笑)のトーストの食べ方、いくつかご紹介させてください。
1 納豆チーズトースト
食パンに薄くバターを塗り、練った納豆、その上にとろけるチーズをこんもりと乗せて130〜150℃でゆっくり焼きます。
納豆は豆紀の塩ごま油がおすすめ。
2 ボロネーゼトースト
パスタのボロネーゼを作ったときに、トースト用にソースを少し除けておきます。納豆チーズトーストの要領で、こんもりとチーズを乗せてゆっくり焼きます。
3 ポテサラトースト
食パンにバターを薄く塗り、ポテトサラダを乗せ、マヨネーズ(細い線が書けるようなキャップで)をまんべんなくかけて焼きます。
これは160〜180℃で3分ぐらいささっと焼きます。
あたたかいポテサラが嫌いな方はトーストしたパンに乗せるだけでもおいしいです。
4 閲覧注意⚠ カフェオレトースト
なんてことない食べ方なのですが、母に『行儀が悪い』と言われているので人前では封印している食べ方です。
教えてくれたのは父方の親戚(再従姉妹)なのですが。
普通のバタートーストを半分に折り曲げて・・・あたたかいカフェオレの入ったマグカップにドボンと入れます。笑
長時間入れるとパンがちぎれるので、ちょっと染み込んだらすぐ引き上げる。パンを口に入れてからカフェオレを飲めばいい、と思われるかもしれませんが食感も味も全然違います。
いかがでしたでしょうか。
フレンチトーストやハニートースト、シナモンシュガーなどの甘いトーストももちろん好きですよ。
そして、次が難題。鮎太からの質問。
『短詩系に必要な要素である「詩情」の育て方』
鮎太らしい質問ではありますが・・・私の詩情は育っているのかなと。汗
詩情の育て方、というのは、表現したいことを短い言葉でいかに表現できるか、そしてそれがきちんと伝わるか。というところが難しいところであり、面白いところでもあると思っています。
例えば、同じ夕日を並んで見たとしてもそれぞれに思いや感じ方があるように、私の視点、気持ちを伝えるにはどうしたらよいか、ですよね。
俳句だと17音、その中に季語を入れなくてはならない。
そのために普段からしていることといえば、美しいことばに出会ったときには必ずノートに書いておく、美しい言葉ノートを持っていること。
時間帯もいろんな表現がありますし、雨や風にもいろんな種類があります。
そういったことを調べたりするのも好きで、そのノートには俳句に使いたいことばがたくさん書いてあります。
他には、なにか気づきがあったときに少し時間をかけて観察する。
そのときに頭の中でその光景を言葉に変換する。
特に散歩のとき、よく立ち止まってはそんなことをしています。
もともと語彙力がほんとになくて、伝えたいことをどう表現したら良いのかという壁にぶち当たったときにはじめたことが、今ではもうクセのようになりました。
十六夜や減点法の恋愛観
昨年の今頃の拙句ですが、じーーーーーっと空を、月を見ていたらこんなことを思っていた、という。笑
そのまんま句なのですが、これは見たこと、感じたことをきちんとお伝えできたかな、と思っています。
では、最後に私からの質問です。
秋 と聞いて真っ先に思い浮かぶものはなんですか。
食べ物だったり、風景だったり、色だったり、音楽だったり。
いろんな秋 があると思います。
まず思い浮かぶのはなんでしょう。
ネットニュースで久しぶりに見た浜省が白髪になっていたことに驚いたalohaより。笑