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あすなろの手紙 〜俳句を添えて〜 その弐拾参

鶫さん、鮎太、こんばんは。
すっかり長らくのお待たせになってしまい、まずはごめんなさい。
相変わらずドタバタとしておりました。
急かされるように生活をしていると、ふと気づいたときにこんなに季節は進んでいるんだなと思うことがあります。
日暮れがどんどん早くなっている。
夏寄りの秋でなく、すっかり秋に入っているんだなと思います。

そして・・・今回のお手紙は長くなります。
お時間のあるときに読んでください。

さて、前回の鶫さんのご質問。
『バーベキューに持っていくお土産』
私の友達のお家のお庭(未婚の友人なので、ちゃんと言うとご両親のお庭)がバーベキューをするために作られたのでは、と思うような広々としたお庭で、しかも近所にめちゃくちゃ美味しいお肉屋さんがあって、季節ごとぐらいにお邪魔しています。
なにがありがたいってうちのわんこを連れて行って、友達のお家のわんことお庭で遊ばせてもらえること。
大人数のバーベキューではないので、めいめいが食べたいものを焼いて食べるような感じなのですが。

毎回持って行って喜んでもらえるものは、海鮮の類いです。
知り合いの漁師さん兼魚屋さんに前々からお願いをしておいて、そのときに美味しい海の幸をお持ちします。
アワビ、サザエ、有頭海老、牡蠣、干物。
漁師さんのおすすめなのでハズレはないです。(しかも安い。笑)

そして、自分が食べたいから持っていくようになって、友達もハマったものがあります。
それはこんにゃくです。
大阪の河内長野市というところで作られている手作りのこんにゃくなのですが、網の端っこに置いておいて表面がちりっとなったころが食べ頃。
初めて持っていった時は、バーベキューでこんにゃくを焼くなんて聞いたことがない、と笑われたのですが、今ではバーベキューのイツメンになっています。

鮎太からの質問は
『霊感がありますか』でした。
私はいつもではありませんが、良くなさそうなものが見えることがたまにあります。例えば友達の足元に黒い毛むくじゃらの塊のようなものが見えたり、友達の首が透けてみえたり。
それを霊感というのか第六感というのか、それは人それぞれだと思いますが見える時はちゃんと見えます。
友達の足元のものを見たときにはすぐに、ああ・・この子右足に怪我するわ。とわかります。
なので『階段、降りるとき注意して。』と先に強く伝えます、が、結局階段から落ちます。右足が酷い捻挫になりました。
『首、むちうちに注意。』と伝えた友達は、その日の夜車の運転中に後ろから追突されました。翌日から首にむち打ち用のコルセットが巻かれていました。
なので、その類が見えるのはほんとに嫌です。

不思議な話をひとつします。
母方の伯母の話です。
伯母は昔から枕元に亡くなった人が会いに来ると言っていました。
会いに来るのはほとんどが親戚の誰か、なのですが。
ある年の12月の終わりごろ、伯母から電話がありました。
その頃入院して闘病中だった伯父(母の姉の夫)が2月のはじめに亡くなるからそのつもりで、という電話でした。
伯母の枕元に知らせに来たのは、10代で若くして亡くなったその伯父の息子。
私には従兄弟にあたります。
もう助かる見込みがない、できるだけ苦しまずに連れて行ってあげたい。ちょうど2月のはじめ頃がいいと思う、と伯母の枕元にいいに来たとのことでした。
親戚中みんなが理解しました。伯母が言うことは絶対なのです。
そして、伯父は2月の初旬に眠るように苦しむことなく旅立ちました。

理由や根拠のない不思議な話です。
伯母が夢を見ていた、それだけかもしれません。
誰かが亡くなることだけではなく、いろんなお知らせがあります。
ただ伯母の夢枕の話は確実にそうなる、ということを何回も目の当たりにしているので誰も疑わないのです。


さて、俳句のお話を。
毎年秋がきて、冬になる。当たり前のことなのですが、その頃から私の句の色味がトーンダウンします。
意気消沈に近い何ヶ月か、ですが句のネタを探し、美しい季語を探し、詠ませていただいています。

去年の今ごろの拙句
白露の日欠けたボタンのシャツ揺れて

去年は9月8日が白露だったようです。
ということは今年も・・・9月8日から22日までとのことです。
今年も白露で一句詠んでおきたいなと思います。

さて、最後に私からの質問です。
携帯電話の待受画面はどんなデザイン、または写真ですか。
というのも、最近ほんとついてないよなあと思って、今日待ち受けの写真を変えたのです。よくある『運気の上がる待ち受け』をネットで調べて、気に入った画像をダウンロードしました。
それで運があがるなんて正直思ってはいませんが、気分的になんとなくいい感じです。笑

肩甲骨を動かす体操にハマっているalohaより


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