祝 初代夏王 鮎太さん独占インタビュー
みなさん、こんにちは。
らべあろ企画をご贔屓に、いつもありがとうございます。
先日、決勝戦の結果をお伝えさせていただいたときに、初代夏王に輝かれました鮎太さんのインタビューを予定している、とお話しました。
私、alohaより鮎太さんに質問をみっつお願いしたところ、快く、そして鮎太さんの御人柄が伺えるお答えを頂戴いたしましたので、ご披露させていただきたく思います。
1 夏王になった心境、感想は?
素直に嬉しいです。正直、夏は田んぼの草刈りなど辛い時期なので大好きではありません笑。ですが、夏王になってみると不思議と猛暑も自分を祝福してくれているように思います。
夏王になるまでの道のりで最難関は「巴里祭」でした。フランスには全く縁がなく、巴里祭という季語も知りませんでした。何度も「夏王への道はここまでか」と膝を折りそうになりました。ピカソの青とゴッホの黄にウクライナまで連想させたのは少しやりすぎたかなとも思いましたが、思い切って詠ませてもらいました。あとは決勝の「葛藤」。なんで季語が「かっとう」なんだと思ったことは恥ずかしい思い出です。個人的には決勝はどなたが一番になられるか予想できないくらい熱戦だったと思います。
今日からは一番好きな「秋」の王になれるように頑張りたいです。
2 らべあろ企画への感想をお願いいたします
これまで多くの企画に参加させていただきました。いま、らべあろ企画のマガジンを開かせていただいたら記事が406本となっていてビックリ。お2人が積み重ねられてきた重みを感じます。
この406本の記事の中には僕も参加した企画も多くありました。お気に入りは、名勝・名城めぐりです。僕は何度もバスに乗り遅れましたが、「ちょっと待った〜」で詠ませていただきました。それぞれの句で、みなさんの思い出に触れることができとても楽しかったです。
3 鮎太にとって俳句とは?
まだまだ初心者の僕には俳句の神髄はみえていません。ただ、僕にとって俳句は自分自身と向き合う手段になっています。
たった17音の中に季語を入れ、自分の心の動きを入れる。自分はなぜこの事象に心が動いたのか、自問自答します。すると自分自身も気付かずにいた価値観や魅力を見つけることができます。それを17音に込める時(かなりの確率で失敗しますが)とても楽しいです。この楽しさは俳句を作る方皆さん感じられたことがあると思います。
もう一つ、自分が詠むだけでなく、他の方が詠まれた句を見るのも大好きです。いい小説や詩に出会った時、僕は世界がそれまでとは少し変わって見えます。俳句にもそんな瞬間が度々あります。小説よりも余白が多いからこそ、こちらの受け取り方次第で感動が深まるからかもしれません。
決勝句、「アレルギー無くなりつづら藤に花」「生かされたから鳥を描く葛藤」「つづらふじ禁断の実のあお愛し」
それぞれに深みと面白さがあり、詠まれた方の人生観までも見えてくるように思います。同じ
「葛藤」でもこれだけ多様な句が生まれます。ワクワクするのは僕だけでしょうか?
それぞれの句を味わって、現実に戻る。少しだけ世界が変わります。少しだけ優しくなれたり、強くなれたり、楽しくなれたり。
俳句とは、僕に変わるチャンスと心の豊かさを与えてくれるものだと思っています。
いかがでしたでしょうか。
鮎太さんの御句だけでなく、御人柄に惹かれる方もたくさんおられるのでは、と思います。
そして、次の秋王も虎視眈々と狙ってくださっていることを、心から嬉しく思います。
鮎太さん、ありがとうございました。
これまでもたくさんの方々にご参加いただき、盛り上げていただいた『らべあろ企画』
改めてみなさまに、心から御礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。
これからも、みなさまに楽しんでいただける企画を開催させていただけたら、と思っております。
こういう企画を開催してほしい、というご希望。
この企画をもう一度、というリクエスト。
などなど、お聞かせいただけるとうれしいです。
俳句は楽しい らべあろ企画
ラベンダー
aloha
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