らべあろ企画 日本の世界遺産西日本編 自称歴オタの歩いた京都
みなさん、こんばんは。
今日はわりと早めに帰ることができたので、どうしてもどうしても語りたい京都の世界遺産について、自称歴オタの歩いた京都のお話をさせていただきたいと思います。
完全なる自己満記事になる可能性が大なので、お時間のある方、しゃあない読んだろか、という心優しい方(笑)おられましたら、御覧いただけるとうれしいです。
「世界文化遺産 古都京都の文化財」に登録されている寺社は17箇所あります。
※ 画像はすべてフリー写真から拝借しています。
歴オタの端くれ、語りたいというからにはもちろんすべての寺社を訪れたことがあります。
その中でも、是非ご覧いただきたいところを少しご紹介させてください。
苔寺 という呼び名のほうが有名な西芳寺。
もとは天龍寺の境外塔頭でした。
庭園は約120種類の苔に覆われていることで、通称は苔寺。
以前、観光公害が生じたこともあり、事前予約の必要な少数参拝性となっています。
西芳寺の見頃は紅葉の時期、11月から12月初旬がいちばん美しいと思います。
庭園は夢窓疎石の作庭と伝わっており、足利義政が東山殿をつくるにあたり、この庭を手本にしたと言われています。
冬晴れの鮮緑の庭絶え間なく
ふゆばれのせんりょくのにわたえまなく
幕末の歴史が好きな方にはおなじみの「お西さん」
西本願寺のお話を少し。
私は新選組のことはそれほど興味がなく、ただその頃の歴史が好きなのでちょっと知っているくらいなのですが。
もともと新選組とは、幕府に京都守護職を命じられた会津藩 松平容保の配下で活動した組織で、壬生浪士組として発足。当時は24名ほどの隊員数で壬生に屯所を構えていました。
それが1864年の池田屋事件後には隊員数が増加、200名を超す大所帯となったため、西本願寺の境内に「新選組本陣」の看板を掲げ、北集会所と太鼓楼を使用しました。
しかし、西本願寺にとってはとても迷惑なお話で、わずか二年で不動堂村屯所へ引っ越すのですが、その費用を持ったのは西本願寺でした。
それぞれの誠のありて残り鷺
それぞれのまことのありてのこりさぎ
最後に、こちらを。
吉田兼好の徒然草にも登場する仁和寺です。
仁和寺にある法師 確か中学生のときに習ったような記憶がかすかに。
その仁和寺の御室桜をご存知でしょうか。
おむろざくら と読みます。
御室桜は遅咲きで、背丈の低い桜です。
江戸時代より数多くの和歌にも詠われた桜なのですが、大正13年に国の名勝に指定されています。
気まぐれな明日の日和や枯桜
きまぐれなあすのひよりやかれざくら
いかがでしたでしょうか。
実はまだまだ喋り足りない(笑)のですが、またの機会にいたします。
京都観光に行かれる際、どこにいこうか、何を食べようかなど思われたときは、alohaのことを思い出してお尋ねください。
今日もへたっぴの句をよんでくださり、ありがとうございます。
そして、この企画が大盛況になりましたこと、お礼申し上げます。
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