【ウマ娘】デバフネイチャ育成論【プリティーダービー】
初めに
オタクはデバフとハンデスが好き。これ古事記にも書いてあるから。
……というわけで、久しぶりのnote更新です。
Vtuberリスナー界隈についてのお気持ち表明→ラノベの感想ときて、次に来るのがゲーム攻略という一貫性のなさたるや。
さて、今回はデバフに特化したナイスネイチャを育成する上で、かなり〝深み〟に至ったと感じ、どうせなら文章としてアウトプットしておこうと思い至り、こうして筆を取らせて頂いた次第でございます。
長文になるとは思いますが、何卒お付き合いください。
なぜネイチャなのか?
総勢31体(2021年4月現在)にも及ぶ数々のウマ娘の中から、デバフに特化したウマ娘の育成をする際に、なぜネイチャを選ぶのか、という話からしたいと思います。
ウマ娘に存在する数多くのデバフスキルの中でも、一弾上の性能を持つ金スキルのデバフは6種類あります。
〇独占力(シンボリルドルフ覚醒Lv3、グラスワンダー覚醒Lv3、アグネスタキオン覚醒Lv3)
【効果】レース終盤に後方にいると、前の速度を下げる。〈中距離〉
〇奇術師(マチカネフクキタル覚醒Lv3)
【効果】レース終盤で前方のウマ娘の視野が狭くなる。〈長距離〉
〇幻惑のかく乱(カレンチャン覚醒Lv3、スーパークリーク覚醒Lv3、エアグルーヴ覚醒Lv3)
【効果】レース終盤に前方にいると、後ろの視野が少し狭くなる。〈作戦・先行〉
〇誘惑のささやき(ナイスネイチャ覚醒Lv3)
【効果】レース中盤にすぐ前のウマ娘を戸惑わせる。〈中距離〉
〇八方にらみ(ナイスネイチャ覚醒Lv5)
【効果】レース終盤に他のウマ娘が動揺する。〈作戦・差し〉
〇悩殺術(カレンチャン覚醒Lv5)
【効果】レース序盤に前の方にいると後方のウマ娘が萎縮する。〈短距離〉
まだサービス開始から月日が浅いこともあり、ウマ娘のスキル効果にはどれも具体性がなく、正直これを見ただけではどのスキルが強いのか定かではありません。
まず最初に重要なのは、決め手となり得るこの6種のスキルは全て育成ウマ娘の覚醒レベル上昇によってのみ入手できるということ。※サポートSSRの育成イベントからは現状入手不可
そして2種類以上入手が可能なのは、ナイスネイチャとカレンチャンの2体だけであること。
どうせデバフに特化するなら金スキルのデバフは2つ欲しいですよね。……けど、カレンチャンはガチャで爆死して持ってませんよね?持ってないよな?つまり、デバフに特化した育成において、現時点で適性が一番高いのはナイスネイチャということになります。
ただしデバフ特化は弱いらしい
そもそもデバフの存在意義というのは、ウマ娘というゲームにおけるPVP要素がチームレースであるという点がかなり重要になっています。
適正距離ごとに3体ずつチームの代表として育成を終えたウマ娘を選出し、両プレイヤーの代表合計6体に中立としてCPUのモブ娘が数体混じるというレース形式。
勝利条件が自チームの誰かが1着を取ること、であることから、勝つ為には必ずしも3体を強くする必要はなく、1体を1着にするためのガチ育成ウマ娘として起用し、残り2体はデバフに特化して敵のウマ娘のパフォーマンスを下げた方が勝ちやすい——、というのがデバフ特化の大義名分です。
この考えに対する反論として初期に出回っていた考察は、「そもそもデバフの対象が自分以外であることから、同じレースに出馬している自チームの他のウマ娘2体にもデバフが適応されるのでは?」という懸念。
これについては具体的なソースは知りませんが、「適応されない」という結論が既に出ているそうです。フレンドリーファイアがオフということですね。安心してデバフしましょう。
……では、「何故弱いのか?」という話。
結論から言ってしまえば、対戦相手に勝つ為には、デバフは良い戦法です。しかし、そもそもチームレースにおいて求められるのは「対戦相手に勝利すること」ではなく、「可能な限り高い順位でポイントを多く稼ぐこと」だからです。
詳しい計算式などは小難しいので知りませんが、少なからずデバフに特化したウマ娘の強さなどたかが知れていますので、足を引っ張ること間違いなしです。
要するに、デバフ特化はただの浪漫です。(重要)
サポート編成
育成論において最も重要なサポート編成。
色々と試行錯誤をした結果、自分の場合はこんな感じになりました。(画像参照)
こうして見ると、自前のSSRが配布のライスシャワー1枚なので編成難易度としてはかなり低めだと思います。凸もそこまで進んでいませんし。
大前提として、デバフネイチャの運用は中距離の差しになります。金デバフの「誘惑のささやき」と「八方にらみ」を両方発動させる為にここは固定になってます。
この前提条件から、通常スキルのデバフの中でも強力とされている「スタミナイーター」(長距離)や、「スピードイーター」(マイル)などは入手しても発動しないので注意が必要です。
それから、もう一つ重要な点になりますが、数多くあるデバフスキルの中でも基本のデバフ(〇〇焦り、〇〇ためらい)は「逃げ」「先行」「差し」「追込」の4種に対応するそれぞれ「ためらい」「けん制」「焦り」「駆け引き」の4種、つまり16種類が存在します。
当然、今回必須となる「誘惑のささやき」と「八方にらみ」を所得する関係でスキルptはかなり厳しめになりますので、全てを入手するのは不可能です。そこで真っ先に削るのが追い込みに対するデバフスキル。現状のチームレース環境において、追い込みで運用されているウマ娘はゴールドシップくらいであり、ゴールドシップ1体をメタる為に追い込みのデバフを習得するのは非常に非効率です。……であるからにして、追い込みに対するデバフは真っ先に捨てることをオススメします。
尚、今回の育成においては通常よりも練習テーブルはさほど重要ではありません。ヒント率とヒントレベルが最重要で、次点でレースボーナスなどがあると嬉しい。ステータスを伸ばすための育成ではないので、練習性能に関しては二の次でも大丈夫です。
以上を踏まえた上で、1枚ずつ編成理由を解説していきます。
〇タマモクロス(Lv50)(スタミナ)(SSR)
あまり見慣れないSSRの一つですね。編成理由の8割くらいはこのカードが持つスキルにあります。
強い!! ……とは言えませんが、非常に噛み合ってますね。デバフ以外のスキルも全て差し専用で、完凸で運用すると高いヒントレベルで入手可能なので、ギリギリのスキルptをはたいて入手する価値は大いにあります。また、ナイスネイチャの覚醒Lv4で初期入手可能になる差しためらいを除く、所謂「差しメタ」のスキルを入手可能なサポートはSSRセイウンスカイ、もしくはRのシンボリルドルフ、そしてSSRのタマモクロス。現状ではこの3種類のみになります。
Rのシンボリルドルフは多くのデバフスキルを持っており、実はワンチャン強い可能性もありますが、まぁレア度がレア度なので消去法的に消すとして、セイウンスカイかタマモクロス、差しに対するデバフとしてどちらかの選択になります。
実はセイウンスカイ6つあるスキルの内、3つがデバフになっていて、単体性能としてもイベント内容も良好で使いやすいサポートなのですが、差しに対するデバフは「差しかけ引き」の1つだけであることに加えて、残り2つが「トリック(前)」はナイスネイチャ自身が差しであることと、ウマ娘としての性能の低さから前に出られない=発動しない。「先行ためらい」は優秀なスキルですが、マーベラスサンデーから高い確率で入手可能であり、後述する今回採用しているライスシャワーが先行メタのデバフを多く所有していることから、優先度は低め。
以上から、デバフネイチャ育成において、タマモクロス>セイウンスカイはかなり固いかと思います。
完凸をお借りしていることもあり、ヒントLv4でくれるのもかなり強いです。イベント内容も体力消費がないので無難に嬉しい。
〇ライスシャワー(Lv40)(スタミナ)(SSR)
またしても見慣れないSSR。
不動の最強スタミナキャラ、円弧のマエストロあらためスーパークリークの存在に加えて、SRのマンハッタンカフェがかなり優秀であること、通常の編成でスタミナサポートが3枚以上入りにくいことから、スタミナのSSRは少し不遇ですよね。
メインストーリーを進めれば誰でも無凸状態で手に入るサポートですが、固有解放がLv40であることから実質運用可能なのは2凸からになります。凸用のライスシャワーはサークルpt交換所にあるので、定期的に靴交換が行われているサークルに所属している方なら、2凸くらいならなんとかなるかと思われます。
どうしても用意するのが難しい場合、無凸や1凸でも何とかなるとは思います。当然、性能が下がるので難易度は上がりますが……。
採用理由はタマモクロスに同じく、大半がスキル目当て。おそらく一番運用されているであろう「先行」に対するデバフが3種類も取り揃えられております。かく乱にも目が行きがちですが、先行での運用が発動条件になるのでデバフネイチャにおいてはハズレスキルです。9種類の中から3種類のスキルを引く必要があるのが一番の難点。マーベラスサンデーの先行ためらいと合わせて合計2つ、どれか1つは入手したいところです。
今回の編成ではタマモクロスと合わせて2体目のスタミナサポート。他は全て賢さサポートです。ナイスネイチャは目標レースに長距離が含まれていることから、最低でもスタミナCは欲しいので、2体のスタミナサポートは確保必須かと思われます。前述した通り、デバフを大量に習得する為にはスキルptがかなり重要になるので、目標未達成はもちろん、URA途中敗退も許されません。絶望的に低いステータスで頑張って優勝しましょう。
〇アグネスタキオン(Lv35)(賢さ)(SR)
上の2体に続いてまたしてもあまり見慣れないサポート。見慣れない——、つまり「普段使わないサポート」を多く編成してしまうとマニーとSPが地獄ですが、デバフ教に入信する洗礼儀式のようなものだと思って、諦めてください。
賢さも頭一つ抜けて優秀なエイシンフラッシュに加えて、最強SR候補の1つであるマーベラスサンデーの2体が幅を効かせているので不遇感ありますよね。そこそこ優秀でも採用されない悲しさ。
えーと、採用理由になりますが、まぁスキルですね。(3連続)
中距離限定スキルである「束縛」はどうしても欲しいので高い確率で入ってくると思います。他に束縛を入手できるサポートがSSRグラスワンダー(根性)SSRサトノダイヤモンド(スタミナ)の2枚なので、根性キャラのグラスワンダーはともかく、サトノダイヤモンドはかなりワンチャンあるような気がします。他にも逃げに対するデバフを持っているので、キタサンブラックの凸を進める上での副次的な恩恵として、凸が進んだサトノダイヤモンドをお持ちの方は試してみても良いと思います。デバフ教ではスキルPtの都合上、通常の金スキルを取る余裕が無い為、金スキル(鋼の意志)が弱いことから過小評価されがちな点も逆に噛み合ってますね。
「中距離直線〇」や「中距離コーナー〇」も高コスパスキルとして優秀なのも良いところ。この手のスキルは査定盛りは〇で止めて、実用目的では◎にすると良いそうです。束縛は絶対に欲しいので4分の1引かないといけないのは、やはり少しつらいですが。
二段階イベント完走で「逃げけん制」が貰えるのも大きいです。デバフネイチャ育成はお察しの通り、ヒントを追い続ける必要がある都合上、イベントでデバフのヒントをくれるキャラはありがたいです。マーベラスサンデーやマチカネフクキタルは選択肢に関わらず、イベントでデバフヒントはくれないので。
〇マーベラスサンデー(Lv35)(賢さ)(SR)
言わずと知れた最強SRの1枚。育成済みな方も多いと思うので、脳死で入れておきましょう。
強力なデバフサポートとして有名なマーベラスですが、所持スキルは5個中2個がデバフと、意外と多く所持しているわけではありません。
ただ、やはり両方強力なデバフであり、尚且つイベント内容が優秀なので採用しない理由はありませんね。
ちなみに最近うちのマーベラスは反抗期なので、あんまりデバフくれないです。
〇マチカネフクキタル(Lv35)(賢さ)(SSR)
マーベラスサンデーの影に隠れた優秀な賢さSR。
「トリック(後)」がかなり強いのでマチカネフクキタルから入手できれば嬉しいのですが、なにせ7分の1なのでタキオンの「束縛」以上に鬼門。今回の編成では後述するイクノディクタスのランダムイベント、「イクノ式マネジメント論」と合わせてお祈りすることになります。両方低確率なので、2枚体制でも「束縛」以上に事故りがちです。
当然、トリック(後)だけが採用理由ではなく、他にも強みはあります。デバフネイチャの育成は通常の育成よりも遥かに忙しく、ヒントを追いつつステータスを伸ばし、スキルPtを入手する為に試合にも多く出馬する必要があります。それでも尚、スキルPtが枯渇するので正月イベントでは回復ではなくスキルPtを取るほどなのですが、マチカネフクキタルはイベントで入手できるスキルPtの合計がなんと破格の90Pt。約2レース分のスキルPtが勝手に入ってくると考えると、デバフネイチャ育成においてはかなりのキーサポートになってくると考えています。
他の賢さSRに比べても無凸運用がしやすいので、かなりオススメです。
〇イクノディクタス(Lv45)(賢さ)(SR)
このゲーム、恒常ガチャのピックアップが2週間変わらないせいで、全体的に見てあまり優秀とは言えないメジロパーマーとイクノディクタスの凸がやけに進んだ(イクノディクタスに限っては3枚くらい蹄鉄になった)んですけど微妙な気持ちですね。おかげで根性教とデバフ教に入信することになりました。
初めに言っておくんですけど、このサポートマジで弱いです。自分は完凸してますが、こういった特殊な育成における運用でない限りまず起用しません。競合相手のマーベラスサンデーとマチカネフクキタルが強いのも向かい風ですね。
完凸しても賢さ友情練習の回復ボーナスが伸びないというのが有名な話ですが、それに輪をかけてヒントレベルも上がりません。所持スキルも差し中距離のデバフネイチャと噛み合ってこそいますが、「鋭い眼光」以外は弱め。しかもヒントLv1なので重い。デバフ育成においてもこいつのヒントだけは追わなくていいです。絆ゲージが上がるイベントだと思って頂ければ。
では何故、採用しているのかと言うと、このサポートもイベントが一番大きいです。
段階イベントの「イクノ式友情メソッド」→「イクノ式サポートメソッド」では「逃げ駆け引き」と「追い込み駆け引き」のヒントを選択して入手することができ、ランダムイベントの「イクノ式マネジメント論」では「トリック(後)」のヒントが入手可能となっています。
もう一つのランダムイベントの「イクノ式万全メソッド」も選択肢下でスキルpt+30とかなり良好なので、強さの大半がイベントに集約しているサポートとなっております。これはイクノディクタスに限らずですが、イベントが強いキャラは凸が進んでなくても起用しやすい傾向にあります。
その他適正のあるサポート
●エイシンフラッシュ(スピード)(SR)
最強SR筆頭。所持スキルが差し適正なので是非運用したいところですが、いくらヒントレベルが高くても末脚などの強力なスキルさえ取れないほどにスキルPtがギリギリなことに加えて、編成のかみ合わせの都合上、スピードサポートの起用が難しいので外しました。
●スイープトウショウ(スピード)(SR)
最強SR筆頭。エイシンフラッシュに同じくスピードサポートであることが理由で不採用になりましたが、エイシンフラッシュより優れているのはデバフスキルを所持していること。7分の3がデバフですが、トリックは(後)のみ使用可能なので実質7分の2。スキルPtの重い「ささやき」の介護と入手難の「トリック(後)」は優秀ですが、採用しない理由の方が僅かに上回ります。
●スーパークリーク(スタミナ)(SSR)
こちらも最強SSR筆頭。全体的な性能が高いのに加えて、所持スキル5個の中に「先行ためらい」をしっかりと所持している。デバフ育成における低いステータスでの育成目標達成に「円弧のマエストロ」は強力な味方で、長距離レースの多いネイチャでは尚のこと需要の高い存在。……しかし、スキルPtが足りるはずもなく、順当に解雇。
●ファインモーション(賢さ)(SSR)
こちらも最強…(以下略)デバフネイチャ育成において最も重要な賢さサポートの最強格にも関わらず、不採用になっている理由は三つ。一つは強力な金スキルである「スピードスター」が取れない(そもそも先行用のスキル)こと。そしてもう一つは、メインの練習が賢さになる都合上、コンディションの「練習上手」があまり活かせないこと。三つ目は単純にデバフを持ってないこと。
ただし、この三つを踏まえた上でも噛み合わなさを補って余りあるほどに練習性能が高いので、凸が進んでいる場合は積極的に採用しても良い。
●桐生院青(友人)(SR)
二次創作でヘイトが高い人間のメス。
たづなさんとの差別化として上げられる「遊ぶ」コマンド選択時に発生するイベントで貰えるスキルPtがかなり多く(最大で約250pt)、スキルptを盛る際に有用とされていることからデバフ育成においても噛み合ってはいます。
また、「追込ためらい」や「逃げけん制」といったデバフスキルも入手可能なことから、巷ではデバフ育成に有用とまで言われているそうな。
結論から言うと、個人的にはあまり噛み合っていないと感じる要素が多いです。そもそも友人キャラの強みは、「練習時の体力消費低下」と「やる気上げ」の二つですが、前者は前述したファインモーションの「練習上手」と同じく賢さトレーニングを踏みまくるデバフ育成のコンセプトにおいては恩恵が薄いです。後者のやる気上げに関しても、勝敗はさておきスキルPtの為にひたすら試合に出馬するムーブを取る今回の育成では、レース後の記者イベントでやる気を上げることが出来るので、やはり恩恵が薄いです。
何より適当なレースに出て貰えるスキルPtが約40前後であることから、桐生院のイベントを踏んで貰おうと、レースに出て貰おうとあまり数値的に変わらないのです。強いて言うならば、体力消費がないことがメリットですが、賢さ編成で体力はあまり気にする必要が無いのでこれも微妙。
入手できるデバフ2種も、片方が追い込みメタである上に両方とも不確定。トドメとばかりに、遊ぶコマンド5回目のイベントは成功失敗判定があり、確率も渋く失敗すると1ターン無駄になる始末。
完凸していても無凸のマチカネフクキタルの下位互換だと考えていますが、これもどうしても手持ちの駒が薄ければギリギリ採用しても良いライン。
●サトノダイヤモンド(スタミナ)(SSR)
アグネスタキオンの採用理由でも少し触れましたが、「逃げ焦り」に「束縛」と強力なデバフスキル持ちで尚且つイベントでは「逃げためらい」も入手可能なスタミナサポート。完凸でもヒント率とヒントレベルが上がらないこと、イベント内容が弱いことがネック。金スキルが弱いことに関しては、デバフ育成においてのみ弱みになり得ないのが噛み合っているポイント。
●シンボリルドルフ(賢さ)(R)
Twitterのフォロワーに教えて貰って初めて気付いたのですが、この人なんか5種類もデバフ持ってるんですよね。
そもそも、ウマ娘はかなりSRが強い部類に入るゲームですが、Rのパワーは全くの未知数で、採用しようとも考えたことがありませんでした。通常の育成ではやはり性能が物を言うのでまず使わないと思いますが、今回のような特殊な育成ならワンチャン……?
尚、完凸してもヒント発生率とヒントレベルは上がらない模様。賢さ据え置きでSSRシンボリルドルフの実装が待たれますね。金スキルが「独占力」だと尚良い。
因子について
結論から言うと、パワー4のスピード2、もしくはパワー5のスピード1のどちらかが理想。(すべて星3)
赤因子は当然、芝、中距離、差しがあると強い。
適正はスピード、パワー、賢さへのステータス補正に影響するらしく、Sを狙うのであれば賢さに補正が掛かる「差し」の因子が一応は最適解かと思われます。
白は強力なG1因子があればあるほど良いです。デバフスキルの白因子が沢山付いた親を用意出来れば最高ですが、流石にそこまでやり込むのは相当のド変態だと思います(正論)
今回のサポート編成がスタミナ2枚の賢さ4枚であることから、因子で補うべきはスピードとパワー。
特にパワーは、スタミナ練習でも賢さ練習でも上昇しないステータスです。差し育成でパワーが皆無だと目標レースが悲惨なことになります。(馬群ブロック最強)
ナイスネイチャはメインのステータス補正(20%)がパワーなので、本来であればパワーのサポートを起用したいくらいなのですが、デバフ育成に噛み合うサポートがないので、泣く泣く因子で補いましょう。
デバフネイチャという存在において一番噛み合ってない点を挙げるのであれば、ここだと思う。
立ち回りについて
まず目標ですが、【金デバフ2種を含めたデバフスキル12個の習得】と【ステータスBBBCSS】この二つを達成すること。自分の凸状況だとかなり上振れしてギリギリ届くか届かないかですが、一応目標としてはこのくらい。
基本的な優先順位は、
未入手デバフのヒント>賢さ3人以上の友情練習>レースでスキルPt稼ぎ>スタミナ2人の友情練習
必ず編成しているサポートが何のデバフを持っていて、自分は何のヒントを入手している状態なのかを常に把握しておきましょう。それによってヒントの優先度も変動します。
ジュニア期は可能な限りスタミナと賢さ練習で絆ゲージを稼ぎましょう。4人くらい固まっていたり、ヒントが出てる場合は他の練習でも可能です。
クラシック級に移行する辺りで賢さ練習がLv4くらいだとかなり順調。
賢さ練習に対してスタミナは練習レベルが上がりにくいので、合宿中は意識的にスタミナを踏めると不足せずに済むかと思います。
出馬するレースは、ジュニア級12月後半のホープフルSとクラシック級4月前半の皐月賞。ほぼ負けないG1というだけの理由で固執する理由はないので、かなり美味しい練習があればそっちに行っても大丈夫です。
※最終的に20レース前後は出馬しないとスキルPtが足りなくなるので注意。
基本スキルPtを稼げればなんでも良いので、練習が渋ければ脳死で出馬しましょう。適正さえ合っていれば本当に何でも良いです。
あと、お正月の選択肢は極力スキルPtを取りましょう。回復は賢さ練習で!
最後に
実際にかなりデバフに特化したナイスネイチャを作ることに成功しましたが、やはり現実はそう甘くなく、せっかくの金デバフである「誘惑のささやき」と「八方にらみ」が両方発動する試合は皆無であり、なんなら片方さえ発動しないなんてこともザラにある始末です。
今はまだただの自己満足で完結しているデバフ育成ですが、いつの日か最強になることを願って……。
勢いで書き殴った駄文ですが、ここまで読んで頂きありがとうございました。興味を持って頂けましたら、是非ともデバフネイチャの育成にチャレンジしてみてください。