味方の見方
HPを作るにあたり「POWDER AROMA」について、言語化している時のこと。デザイナーはこの時、もちろん私たち側に居る味方として、改めて、というか、何度も何度も「これはどういうこと?」と尋ねてくれる。
ある時には、第三者的に俯瞰的意見も聞かせてくれるから、伝えたい事と伝えないといけない事のズレに苦しんだりすることもあり・・・ 一番の理解者であるはずの創造者も、その渦中に在ると、かかってしまったバイアスが外せなくて、ある意味生みの苦しみに近いものを味わったような気もしていました。
味方の見方によって気づけた「POWDER AROMAの利点」は、「最後の1滴まで精油を無駄にせず使いきれる」というもので、これはSDGsが定める持続可能な開発のために必要不可欠な、向こう15年間の新たな行動計画にあたるということ。
大切にしていた精油。使ってもいないのに瓶の中身が空っぽになっている事が何度かあって、それが「揮発性」という精油の性質によるものと知ったのは、それから何年も経ってからのこと。これって、在庫を抱える側からすると不良在庫になりかねないのです。
お客様からのクレームのお電話に対応させて頂いた経験もあり、POWDERにすることで揮発を抑える事が出来るのは、実はこれ、ユーザーだけでなく管理する側にとっても非常に有難いことなんじゃないかと思うのです。 「つくる責任、つかう責任」 アロマと言うカタチにした以上、その様に使って頂けることへの責任を果たしたいと思います。
アロマオイルの原料は、自然界の植物です。 柑橘精油にあるように、産業廃棄物となる果皮を利用するならまだしも、オイルを臭出するために植物を利用することについては、自然への影響を心配されるご意見もあり、やはり、その目的のために利用されるなら、その目的のためにしっかり使われないといけないのではないでしょうか。
植物セラピーあろあろは、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。 そういうモノづくりをこれからも継続させるためにも、ご縁を繋ぎ、味方が増えていって、視野を広げる。 そして、癒しの力が偉大だという事に気付いているからこそ、「手軽に使える商品」を作らないといけない!そんな想いから生まれたパウダーアロマの様に、目的を持ち必要とされ愛される商品を作っていきたいと思います。
長引く停滞に決して心穏やかではないけれど、GWの終わりと入梅というニュースには時の流れを感じ、明日からの毎日が皆さまにとって幸せな日常であります様に、と願います。