つくる責任、つかう責任
シンプルに云うと、「精油とは、植物から抽出した香り成分」のことで 抽出には写真のような蒸留器を使用します。
抽出された油溶性の成分を「精油、エッセンシャルオイル」 その他の水溶性成分はほのかに香る「芳香蒸留水、フローラルウォーター」
商品化された液体香料の精油は、普通は茶や青色の遮光瓶に入っています。
価格は容量だけで決まるものではなく、採油率なども関係します。 1瓶の価格は決して安価とは言えず、また、その使用にも少し知識が必要。 興味はあるけれど、購入をためらう、使い続けられない・・・ そういうお話を伺う中で、容量を変えるのではなくカタチを変える必要性を感じ、生まれたのが「POWDER AROMA」です。 植物から抽出された香り成分が粉末になり、商品化されています。
これは「精油を最後の1滴まで無駄にせずつかう」事を可能にし、瓶のキャップから揮発してしまう心配もなくしました。 何より、 「色々な香りを楽しみたい」「手軽に楽しみたい」というお声にお応えでき アロマの楽しみ方の可能性が広がっています。
「つくる側の責任」は資源を大切にすることをベースとし、そこから生まれた商品に備わった手軽さが「つかう側の責任」を果たすことを可能にする。
楽しい、美味しい、簡単、面白い、そんな要素がプラスされることで、ヒトは動き易くなったり、続け易くなるのだと思います。
少しずつ販路も広がり、粉末香料としてお役立て頂くことも増え、今日も新しく生まれた商品がお客様のお手元に届けられます。
新しいモノづくりが、1人でも多くの方のお役に立ちましたら幸いです。