【元アドバイザーが教える】ショールーム見学時の3つのポイント
こんにちは。
元ショールームアドバイザーの美紀です。
住宅を購入する方やリフォームを検討している方はショールームに行く予定の方も多いと思いますが、こんな不安を抱えていませんか?
「ショールームの見学では何を確認すればいいの?」
「実際に行く意味ある・・・?」
私は以前パナソニックのショールームで、お客様にキッチンやお風呂などの商品の説明や、希望に合わせた商品の提案をするアドバイザーをしていました。私自身も中古マンションを購入しリノベーションをするときに、様々なメーカーのショールームを利用しました。
ショールーム見学時はヒアリングのときに要望を伝えて、見積もりも一緒に依頼してください。
この記事ではの見学時のチェックポイントを、私がアドバイザー時代に案内してきた商品を中心にお伝えするので、是非参考にして見学へ行ってみてください。
ショールーム見学時の3つのポイント
1.ヒアリングのときに要望や目的を伝える
事前に予約した方はショールームに到着後、担当のアドバイザーによるヒアリングがあります。間取りがあればお渡しして、 予算やイメージ、お困り事などあらかじめ伝えてください。イメージを共有することで、条件にあった提案をしてもらうことができます。確認しておきたいことが決まっている場合は、ヒアリングのタイミングで伝えておくと安心です。
2.見積りを依頼する
ヒアリングのときにアドバイザーに見積作成を依頼しましょう。ショールームに行って実際に見て、イメージ通りだったものや気になった商品を現段階の要望で構わないので選定します。一度作成してもらえると設計の方に伝わりやすく、他社との比較もしやすいです。
その場で作成してもらえる場合と後日メールや郵送で送ってもらえる場合があります。住宅メーカー経由で予約されている方は、ショールームから住宅メーカーへ直接送ってもらえることもあります。そちらも確認しておきましょう。
3.商品を体験する
ヒアリングを終えて見積りの希望を伝えたら、アドバイザーにショールームを案内してもらいます。カタログやサンプルではわからない、質感やサイズ感などを見て触って体験できます。実際に使うことをイメージしながら体験しましょう。見学時のチェックポイントをお伝えします。
キッチン
カウンター、シンク、IHやガスコンロのトップ、レンジフードを触ってみて質感を確認
体験できればカウンターやシンクのお掃除性、レンジフードを開けてみる
引き出しは全て開けて、取っ手の開けやすさ、中の収納量を確認
システムバス
床や浴槽、カウンターを触ってみて質感を確認
体験できれば浴槽に入ってみる
洗面台
ボールを触ってみて質感を確認
水栓周りのお掃除性を確認
ミラーに収納が付いている場合は開けてみて、収納量を確認
トイレ
トイレ本体を触ってみて質感を確認
リモコンのサイズ感や押しやすさを確認
体験できれば座ってみる(実際にショールームのお客様用トイレで体験できる場合もあります)
床材
床材を触って質感を確認
靴を脱いで靴下や素足で歩いてみる(スリッパがある場合は履き替える)
建具
ドア本体を触って質感を確認
ドアハンドルの開けやすさを体験
枠や蝶番との収まりを確認
収納家具
面材を触って質感を確認
開ける方法と開けやすさを体験
希望のサイズに対応できるか確認
ショールームは思った以上に時間がかかります
実際にショールームに行くと思った以上に時間がかかります。アドバイザーに依頼して予約をすると、商品数によって1-3時間までと時間が決まっています。それでも時間が足りない場合が多いです。ゆっくり確認できなかった場合は自由見学が可能であれば、自由見学をしてご自身でゆとりを持って検討することをおすすめします。
まとめ|ポイントを押さえてショールームにいこう
担当アドバイザーとのヒアリングのタイミングで、要望や目的を伝えて、見積作成の依頼をしましょう。
ショールーム内をまわるときはチェックポイントを押さえて見学します。見て触って体験することは、カタログやサンプルだけではわからない気づきがたくさんあります。
そのため思った以上に時間がかかります。可能であれば予約でアドバイザーに案内してもらった後、自由見学でゆとりを持って検討することをおすすめします。ショールームを上手く活用して素敵な住まいを実現させましょう。