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「ロテリア」とは?メキシコのカードゲームの歴史と遊び方を解説🇲🇽

メキシコで知らない人はいないくらい、子供の頃から親しまれているカードゲーム「ロテリア」🃏
伝統的なこのゲームは今でも遊ばれていますが、時代の変化と共にアートやオリジナル雑貨、タトゥーとしても幅広く使われています◎

このnoteではロテリアの歴史から遊び方を解説していきます🇲🇽


ロテリア(LOTERIA)って?

ロテリアで作ったアート

メキシコで愛される伝統的なカードゲームです。
ちなみに『LOTERIA (ロテリア)』はスペイン語で「宝くじ」という意味で、「メキシコのビンゴ」とも呼ばれたりします。

ロテリアの歴史

ロテリアの起源は15世紀のイタリア王国で始まったとされています。
その後、スペインの征服者(ヌエバ・エスパーニャ副王領)たちが1769年にスペインからメキシコに持ち込み、メキシコの植民地時代の上流階級の間で楽しまれていました。
やがて、全社会階級に広まり、19世紀から20世紀にかけて小さな町や牧場に移動式のフェリア(祭り)が設けられ、ロテリアを楽しむために多くの人々が訪れたそうです。

その後、メキシコにおいて宗教的な伝統と深く関連したカードデザインが発展し、現代のロテリアとして親しまれるようになりました🇲🇽

ロテリアの遊び方

↑最後にLoteria!と叫ぶの忘れていたので結局勝負つかず…(笑)遊び方は伝わると思います😂

【ロテリアに必要なもの】
・読み上げるカード:54枚
・タブラ:10枚
※縦4×横4の計16個のイラストが描かれたボード
・豆やトウモロコシ、瓶のキャップ(目印のために使用)

カードが読み上げられたら、タブラの中に絵柄がないか探します🔍
同じものがあれば目印になる豆を置き、タブラに描かれるの16個の絵柄が全て埋まったら「ロテリア!」と言って上がります。
※地域や家庭によっては縦・横・斜めのいずれかの列を最初に埋めて上がるパターンもあるそうです◎
(色んなメキシコ人にどうやって遊んでいるか聞いてみたい😂)

ちなみに上級者は、カードの名前を読み上げずに、イメージに関する短い詩やフレーズを読み上げて遊ぶみたい😇

オンラインで遊べるGoogle Doodle「ロテリア」

2019年12月9日にGoogleがロテリアを記念したGoogle Doodle(ミニゲーム)を公開していたそうです👀

プレイするとTHEメヒコ〜なBGMと共にテンションの高いスペイン語が飛んできます😂
※⚠️動画は後からBGM入れているだけなので実際とは異なります

ランダムに対戦もできるし、友達を誘って遊ぶことも◎
スマホからも遊べるので気になった方はぜひ、遊んでみてください。

「ロテリア」でGoogle検索すると右側に表示されるナレッジパネルにロテリアのイラストが表示されます。このイラストをクリックするゲームSTART!

終わりに

現代でも、メキシコの文化や象徴として、または教育ツールとしても広く使われているロテリア。
欧米ではバイリンガル教育の教材としても使われているそうです◎

255年も前から遊ばれていたロテリアが、現代でも遊ばれ続けているのは何だか不思議な感じがしますね💭
ロテリアを遊ぶ時は家族や友達を誘ってぜひ、何かを賭けて遊んでみてください〜(笑)
シュールだけど白熱すること間違いなし!

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