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AOA マナリアウィッチ

AOAマナリアウィッチについて、言語化練習のため、自分の理解を書きました。

デッキ骨格



勝ち方

『双姫アン&グレア』をプレイし、『双姫の大魔術』によるOTKを狙うデッキです。先攻ならば8ターン、後攻ならば7~8ターンの勝利を狙うことになります。『双姫の大魔術』以外では『マジックミサイル』や『マナリアの秘術』程度しか空中打点がなく、勝ち筋がかなり限定されたデザインのデッキとなっています。『双姫アン&グレア』『詠唱者クレイヴ』等の回復によるコンシード勝ちが発生することがありますが、発生頻度はかなり稀です。

負け方

  1. 『双姫アン&グレア』をプレイできない

  2. 『双姫の大魔術』で十分なマナリアフォロワーを展開できない

  3.  7ターン目以前にライフを削りきられてしまう

勝利方法を『双姫の大魔術』に完全に依存するいわゆる「詰ませ」デッキであるため、弱点を露呈しやすいデッキでもあります。特に『反転する翼』『フォーリンショット』等の変身系カードに弱い点、『双姫アン&グレア』のプレイが必須であり 5/5~7/7の的が必ず発生してしまう点から、 "チェスウィッチ" "セブンスウィッチ" に明確に不利をとっています。

また、ほとんどのゲームで相手に7ターン目のプレイを許すため、"狂乱ヴァンパイア"等のOTKに敗北するゲームも多いです。また、『双姫アン&グレア』プレイ後は体力回復手段が不安定であり、"葬送ネクロ"のような進化ターン以降に大きく体力を削ってくるデッキにも注意が必要です。

1.に関しては、直近の能力調整によって進化時能力が大幅に向上したため、「引いているが出せない」という場面はほとんどなくなりました。


構築について

●『フレイア』⇔『マナリアメイド・ハンナ』
『マナリアメイド・ハンナ』の強みはマナリアフォロワーであることです。『始祖・マナリア』進化でコストが下がる点、『クレイヴ』の各トリガーになる点が優秀といえます。また、進化時に『マナリアの秘術』を加えられる点は特筆すべき点です。

一方、『マナリアメイド・ハンナ』の弱みもまた、マナリアフォロワーであることです。『マナリアパーティ』からのサーチが鈍る点、『双姫の大魔術』の抽選に該当してしまう点がデメリットとなります。(『双姫の大魔術』から出る点については、進化時に『マナリアの秘術』を加えられることから見た目以上に打点貢献してくれますが、『光魔法の教師・ミラ』と同時に出ると、その優位性も無くなってしまいます)。
特に『マナリアパーティ』のサーチ先に該当してしまうため、1ターン目に『マナリアパーティ』『知恵の光』のような手札を持った際に、『マナリアパーティ』プレイを保留しづらくなるという点は気になるところです。

●『精彩の魔導・アン』
3/3のスタッツを持ち、かつ『アンの大英霊』を回収できる点が優秀です。『双姫の大魔術』のみで20点を出すには、 3 + 3 + 2 + 5 + 5 (+進化2点)が必要となり、これは『アンの大英霊』が絡むことで達成できます。もっとも、上記の内訳は『精彩の魔導・アン』『始祖マナリア』『結びの紅蓮・グレア』『双姫アン&グレア』『アンの大英霊』になるわけですが、『光魔法の教師・ミラ』『詠唱者クレイヴ』をプレイしたゲームでは抽選が発生するため注意が必要です。

進化時効果で『双姫アン&グレア』をサーチすることができるため、事故防止の役割も担っています。場を離れたマナリアフォロワーを増やす意味でも優秀で、1枚挿しが光るカードという印象です。


対戦について


対狂乱V
先攻なら8ターン、後攻なら7ターンにOTK勝ちを狙いたい相手になります。相手に8ターン目を渡してしまうとOTKパターンがかなり増えるため、注意が必要です。対戦においては、上記を意識して、先7ターンで回復よりも優先して『双姫アン&グレア』をエンハンスプレイする(『アンの大英霊』を出すため)など、割り切りながら択選択する必要があるという印象です。
できれば、相手に7ターン目を渡すタイミングで『マナリアパーティ』で守護を立てておければベストであり、そのため、マリガンでは『マナリアパーティ』をキープせず山に枚数を残した方が良いように思っています。

対マナリア(ミラー)
互いに『反転する翼』『チャームマジック』によるリーサル回避があり、非常におもしろいゲームになります。『双姫アン&グレア』はなるべく『堕天使』に変えてしまいたいですが、"変身させなければ自軍の『双姫アン&グレア』と相撃ちにできる…" というケースもありゲームに応じた判断が要ります。体感、後攻の方が選択肢が豊富になりやすく有利な印象です。

対葬送ネクロ
"『ミロエル』+7ターン目の打点"をリーサル圏外に流せるかがポイントですが、狂乱Vと異なり、後半はあまり守護の利点がないためひたすらライフを高く保つことを意識することになります。後手5で『双姫アン&グレア』をプレイ、相手先6で『ミロエル』、となると面処理が難しくなる場合があるので、手札と状況によっては、『双姫アン&グレア』を6ターン目に回すことも検討する必要があります。


マナリアウィッチについて、言語化してみました。 プレイミスや理解不足をなくせるよう、言語化練習は頑張ってやっていきたいです。

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