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フェニックス・ライジング・ヨガセラピー(PRYT)との出合い

私が現在研修を受けている「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」(Phoenix Rising Yoga Therapy; PRYT)と出合ったのは、ヨガに関する論文で見つけた「クリパルヨガ」について調べていたときのこと。

クリパル・ジャパンのホームページで、ヨガセラピー無料体験会が紹介されており、そこに書かれていた文章に目に留まりました。

"セラピーと言えば、「好ましくないものから、より好ましいもの」へ「治す」というイメージを持つ人が多いと思います。しかし、1986年にマイケル・リーが創設した「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」(PRYT)は、クライアントの「治してもらう」という受身的な姿勢から、本人の主体性をサポートするセラピーとしてスタートしました。ヨガによる身体的な体験を促し、そこからの気づきによって自分が「どうしたいのか」、「何が大切なのか」といった答えを、自分自身の内に見い出していく力をエンパワーします。"(クリパル・ジャパン ヨガセラピー無料体験会 引用)

このセラピーについてもっと知りたい!これまで精神疾患を持つ人たちを支援する仕事をしていて、本人の力を引き出していくことエンパワメントがとても大切だと感じていた私(自己紹介)は、ほとんどひらめきのように、2019年3月の体験会に申し込みました。

クライアント自らが答えを見つけていく。それはどんなセラピーなんだろう。体験会では、セラピーの説明、自分の体に起きていることを感じ取り他者とシェアするワーク、最後に、参加者の中からクライアント役を募り、簡易版ながら、実際のセッションを行いました。

ほんの短い時間のセッション。はじめに少し対話をする。クライアントが今人生のどんなところにいるか。仰向けで脚上げのポーズを行うことになり、セラピストが補助しながら、クライアントの片脚を上げていき、十分なストレッチを感じるところで保持する。呼吸と共に体に感じる感覚に意識を向ける。セラピストがクライアントに尋ねる。<今何が起きていますか?>

決して大きな体の動きではありませんでした。しかし、その体の動きから、クラアントとなったその人の、確かな心の動きが引き出されたのです。そのパワフルさとリアルさ!!

本当にすごいと思いました。体から引き出されてくるものの力強さ

体験会でPRYTのパワフルさを目撃してから、ほとんど迷いなく、2019年5月一般コース基礎1・2、9月一般コース応用に参加。今年2020年1月から、1年間の養成コース研修を受けています。

ひとつひとつセッションを積み重ね、技術を磨く日々。私たちの土台であり、居場所である体。それこそが、私たちの真の拠り所であり、道標です。PRYTの経験を積み重ねる中、その実感をますます深めています。

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