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心動かされる瞬間
おはようございます。
毎日のメダルラッシュで盛り上がっている東京オリンピックもいよいよ終わりを迎えますね。
自分の専門の競技を幼いころからずっと続けて、勝ち上がっていく。
そして、ついに国の代表となってオリンピックへ出場する。
競技人生の「一瞬」のために、途方もない練習と準備を繰り返して結果を出す。
アスリートは本当にカッコいいなぁって改めて思いました。
こんな風に物事に触れたときや体験したときの「心動かされる瞬間」をもっと増やしていきたいですね。
さて、本題。
この「心動かされる瞬間」を体験してきたので、アウトプットしてみようと思いました。
某月、平日にお休みがあったのでずっと行きたかった「リッツカールトン」のアフタヌーンティーへ行ってきました。
以前、上司の薦めで「リッツカールトンが大切にするサービスを超える瞬間」を読んだことをきっかけにいつか行ってみたい、サービスを体験してみたい、と思っておりました。
本書では、宿泊客にまつわる素晴らしいエピソードがたくさん載っているのですが、予算の関係上、私はアフタヌーンティーに落ち着きました。
書籍URL:
https://www.amazon.co.jp/dp/B00J7K41EA/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
向かうは東京ミッドタウンに位置する「ザ・リッツ・カールトン東京」
出発前から、何着ていけばいいの?と勝手に一人でソワソワしていました。
カジュアルすぎても浮いてしまうし、かといってスーツ着てったら、落ち着いて時間過ごせなさそうだなぁと思い、以下の服装で出発しました。
服装:白カットソー/紺ジャケット 黒スキニー/スニーカー
※半袖短パンの方もいたのでビックリしました。
歩いていける距離の赤坂見附へ到着後、美容院へ寄って髪をセットしてもらい、準備万端!(笑)
徒歩で10分程度、ミッドタウンへ到着。45階にあるロビーラウンジへ向かいます。
エレベーターも全面鏡張りでスタート前から緊張感とワクワク感を高めてくれますね。
到着後、5人用の丸テーブルとふかふかの椅子へ案内されて飲み物を注文してアフタヌーンティーを(ソワソワしながら)楽しみました。
ざっくりとした流れは上記の通りでここからは、リッツカールトンってやっぱりすげぇんだなぁと思ったエピソードだったり、私自身が学んだことを書いていきたいと思います。
まず、前提として先ほど紹介した本書で、たびたび出てくる「クレド」について。
本書ではクレドを「リッツカールトンの理念や使命、サービス哲学を凝縮した不変の価値観」と紹介しています。
確かにリッツカールトンのクレドを改めて見返すと記載されいている言葉は抽象的なのですが、実際に私が体験したサービスとリンクすることが多くて驚きました。
リッツカールトンのサービスが目指すべき旗印とそれを体現する従業員一人一人への浸透度合いが「深い」んだと感じました。
印象に残っているシーンをあえて一つ取り上げると、「食事中の座席移動」です。
私のアフタヌーンティーがスタートして30分ほど経過した際に、窓際の景色が良く見える席を利用していた方がチェックをされて空席になりました。
私は「あぁ、席空いたなぁ。次の時間帯に来る人はラッキーだな」くらいしか思わなかったのですが、最初に席を案内してくださった従業員の方が、「窓際の席」への移動を提案してくださいました。
その時、私の頭の中では、「え、、席移動ってアリなの?」
頭の中で混乱しながら、有難く提案を受けて移動し、東京の街並みを一望できる座席を堪能しました。
※タイトルの写真
移動後、声をかけてくださった従業員の方に「なんで、席移動を提案してくれたんですか」と聞いてみると、
「今回、初めてのご利用とお伺いしてましたので、より良い場所でお食事を楽しんでいただければ」という言葉を頂きました。
お店側からすると、お客さんが席移動することによってプラスの効果より、無駄な作業が増えてむしろ、マイナスなことが多いはず。
ところが、対応してくださった方の「言葉遣いや微笑み、余裕のある所作」そして、これがリッツカールトンの「当たり前」なんですよ。と良い意味で私に伝わってきたのが非常に印象的でした。
冒頭でお伝えした「心動かされる瞬間」ってこういうことなんですね。
これ以外にも、リッツカールトンってすごいと思った体験がたくさんあるのですが、今回は割愛。
私がこの体験を通して仕事へ生かしたいなと思ったことは2点。
1.私が提供するサービスは「どこ」を向いて行っているのか。
2.私の仕事内の一つ一つの細かい作業に対して付加価値をつけていくこと
書いてみると当たり前なんですけどね、当たり前のことを体験して、言葉にして、行動して、これから身体に染み着かせていきたいなって、思いました。
リッツカールトンのサービスを受けて、私が感じたことと、ミスチルの「彩り」の歌詞が似てる!と思ったので最後に歌詞の一部分を抜粋して終えたいと思います。
「僕のした単純作業がこの世界を回り回って、まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく。そんな些細な生き甲斐が日常に彩りを加える」
雨だけど、今日も元気におわりーまん