美容学校とは?
今日は美容専門学校について書いていきます。
こんばんわ村井力です。
まず、美容専門学校は国家資格である美容師免許を
受験するための課程をこなす場所です。
専門学校の卒業資格(見込み資格)がないと
美容師国家試験は受けられません。
美容学校は2年間(通信制は3年)の課程を経て
卒業することができるのですが、
内容は国家試験の練習や勉強がメインで、
学校によって特色を出しつつ様々な課程をこなします。
なので巷に溢れている美容学生は髪は切れません。
僕自身、調子こいて友達の髪を切ったりしてましたが、
ほぼ雰囲気で適当に切ります。めちゃ下手くそです。
だって美容師になってもカットできるようになるまで
2〜5年はかかりますもんね。当然です。。
美容学校は大学とは違い、フル履修のカリキュラム
なので、高校と同じくらい毎日行きます。
大学生が羨ましくなります。でも毎日飲みに行きます。
国家試験の練習は正直先の見えない戦いなので飽きます。
先が見えなすぎて100人いたら20人は辞めます。
美容師の離職率以前に、美容学校辞める人もかなり多いです。
でもそんな見切りの速さは僕は好きです(煽り)
美容学校では、ワインディング(パーマ巻く作業)が
上手だとイキることができます。
実習得意なやつのグループはとても偉そうです。
僕は2年途中までガチのドベでした。
美容学生には、各種コンテストがあります。
参加する人たちはキラキラしてて、すごいです(語彙力)
こういう人が素敵な美容師になるんだなって思いました。
そんな中僕は毎日酒飲んで友達と遊んで、
誇張なく毎日死ぬほど遅刻しました。
遅刻の罰(補習)もキレながら受けたりしてました。
色々あって停学になったりもしました。
専門学校って停学とかあるんやって思いました。
1番落ちこぼれで、1番不真面目だった僕ですが、
誰よりもキラキラしたカリスマ美容師になるという
自信だけはめちゃくちゃありました。
これに関しては完全に根拠のない自信で、僕以外は
誰もそう思っていなかったと思います。
小学校の頃から根拠の無い自信だけはありました
何しても自分が1番できるし、自分が1番かっこいいと思ってました。けっこうがちで。
でも2年目の後半に差し掛かって、
「あれ?ちょっとやばくね?」
って思いました。そこからまあまあ練習しました。
あるときの実習で、全体練習に順位をつける、
結構シビアな模擬試験みたいなのがありました。
なんか知らんけど実習は全体5位まで上がっていました。
やっぱり天才だと思った僕は練習しなくなりました。
でも、国家試験はすぐそこまで来ていました。
無駄に自信をつけてしまった僕は、前日すら
ウィッグ(マネキン)に触れることなく試験に挑みました。
結果落ちました。
とはいかず、普通に受かってしまいました。
座学に関しては満点取る始末。ああ天才すぎる。
学生生活を勘違いしたまま終わることになった僕は、
そのままスター街道まっしぐらな予感と、
5年後にテレビに出ている自分しか想像できませんでした。
これが僕の美容学校生活、そこそこ楽しめました。
今思えば美容学校の中での競走なんてなんの意味もなかったです。
実習の得意不得意なんて美容師には関係ありません。
今美容学校に通っている子達は、得意不得意で悩んだり
一喜一憂しているかもしれませんが、
学生時代は美容師の免許さえ取れれば何しててもいいです。
次から、美容師になった後のことを書いていきます。
つづく