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頑張ってるヤツにもっと目を向けてもいいんじゃない?

久しぶりにnoteを書いてる。土曜日のランチ時、代々木のガストは混みだしてきた。俺がここにいる理由は、電源があるから、それだけだ。

例のごとくツイッターを見ているとこんな記事広告のツイートが目に入った。

別にはじめしゃちょーをディスる気は全くないし、いじめなんてなくなるべきだと心から思ってる。

中学生の時、習字の時間、クラスの明るいやつらが1人を袋叩きにして馬鹿にしている中、それを気にかけず書くことに集中しているやつもいれば、同調して笑ってるやつもいる、先生は不在。そんなことがあった。

それが気持ち悪すぎて、憤ったのことを覚えている。いきなりなんの当事者でもない俺が声を荒げたので、みんなびっくりしただろう。

かっこつけたいわけでも、そいつをどうしても守りたいわけでもなく、ただただその状況が気持ち悪かった。

そのくらい、人並みに正義感はある方だとわかった上で俺の主張を読んで欲しい。


落差で勝負するヤツが嫌いだ


元引きこもりとか、いじめられてたとか、それを肩書きかのように濫用してるのを見ると、少し違和感を覚える。てかあんま好きじゃない。

そういう表現をしてる人に「なぜか」と聞いたこともある。「自分と同じ境遇の人の希望になりたい」そう言っていた。素敵なことだ、否定する気は毛頭ない。

俺はいじめられてもいなかったし(たぶん)、引きこもったこともない。だから理解しようとしても理解しきれないのが正直なところだ。これは仕方のないことだと思ってる。

でも時たま、過去の苦渋をステータスかのように、今とのギャップを大きく見せようと誇示している人も見受ける。上手く言えないけど、それがあんまりかっこいいと思えない。それに感動する人も「なんでなんだろう」って思っちゃう。こんな強い主張する必要ないけど、ブログってそういうものだから赦して欲しい。


挫けずに頑張ったヤツ、めっちゃいない?


落差、つまり過去の経験と今の状態のギャップが大きければ大きいほど、すごいことなのだろうか。俺はあんまりそうは思わない。

それよりも、死ぬほど辛かったり、嫌だったり、苦しかったり、折れそうになったけど、それでも這いつくばって頑張ってきた人ってたくさんいる気がする。それは敷かれたレールの上を歩いてるだけかもしれないよ、でもレールの上を歩くだけでもめちゃくちゃ努力が必要だと思う。予め描かれた線の通りに、同じ太さの線を引くことがどれだけ難しいことか。

それなのに、その人達が幸せになれない世界の方が俺は嫌だ。ちゃんと頑張ってきた人が、ちゃんと自分の幸せを見つけて、それに向かっていける世界がいい。

でも日本教育の至らなさと、学生のうちに社会と接点を持つ機会が少なすぎて、「頑張ってきた人がどう頑張ればいいかわからなくなってる状態」が生まれてると思ってる。これもよっぽど大きな社会問題じゃない?


じゃあ俺はどうしたいのか


何が言いたいのか。いじめや引きこもりの人やその社会問題を否定したいわけではない。

その社会問題に目を向けてる人はもうたくさんいるから、俺はそうじゃなくていいと思ってる。経験してないからわからないというのもあるけど。

なんとなくちゃんと勉強して、大学に入って、就活する。悲しいことに、まだこのルートが日本では”普通””当たり前”と考えられていると思うし、その道を進んでいる人は多いと思う。

でも、就活がうまく行かなかったり、働いていても楽しくなかったり、なんか変えたいと思っていても一歩踏み出せなかったり。学生、社会人に関わらずこういう人ってめちゃくちゃたくさんいると思う。

これがめっちゃ悔しい。だって、今までの人生めっちゃ頑張ってきたじゃん。なのに、なんでオトナになってからも苦しいの?

元いじめられっ子が、いじめられっ子の希望になるなら、俺はそういう頑張ってきたけどモヤモヤしてる人たちの”何かのキッカケ”になりたい。

ちゃんと頑張ってきた人たちが、ちゃんと報われる、幸せになれる、いい選択ができる、そういう世界にしていきたい。

周りになんか言われても挫けなかったこと、遊ぶことも寝ることも惜しんで勉強したこと、辛い悲しいことがあっても前を向き続けたこと、あなたのその努力は、その姿勢は、その心は、決して無駄なものではなく、尊いんだ、そうやって生きてこれてるだけでもかっこいいんだ、素晴らしいんだ、強いんだ、大丈夫だ、もっと幸せになる権利があるんだ、と伝えたい。叫び合いたい。


これを仕事を通して、生きることを通して、人生を通して伝えていきたい。それでも大丈夫なように、俺自身がそう生きていきたい。

そして、この日本ならではの巨大な社会問題を解決できる一つの手段は、「教育」だと思っている。

もしかするとそんな大げさな言葉じゃなくていいかもしれない。

学生だろうが、社会人だろうが、なんだろうが、俺みたいなヤツが居るってことを知って、「私もそう思う」「俺はそうは思わない」その尺度が増えれば、未来は広がると思う。


たぶん俺はちゃんと頑張ってきた人なんだと思う。そりゃ挫けそうになったこともたくさんあるさ。でも這いつくばったんだと思う。そんなこと忘れたけど。だからちゃんと幸せになりてぇ。これを読んで共感してくれたあなたにも、マジで幸せになってほしい。

モヤモヤしてたり、何かに迷っていたり、しっくり来なかったら、俺でよければ何でも聞く。役に立てるかわからないけどさ。


結局はいじめられっ子に希望を与えたい元いじめられっ子と気持ちは同じだ。向き合ってる問題と境遇が違う。それだけだ。



努力がちゃんと報われる、幸せになれる世界を創りたい。まずは身の回りから。


幸せになろう。頑張ってきたんだから。



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RYO KAWANO
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