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同情するなら、見逃してくれ!!コンチキショウ!!

こんにちは。
コロナウイルスワクチンの副反応で、例に漏れず魘されていました。
倦怠感でやる気が出ず、映画を見ることぐらいしか出来ませんでしたわ!
以前観た映画を見返そうと思い何本か観たのですが、David  Fincher監督の「Panic Room」が見返してもかなり面白かったです。家に強盗が入ってくるというシンプルな内容なのですが、タイトルにあるように「パニックルーム」という緊急避難用の部屋がこの映画の面白さを底上げしてくれています。
我々のような平和ボケした日本人には馴染みがないですが、海外の豪邸では結構備え付けられているようですね〜

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ストーリーは言わずもがな、主演のJodie Fosterと娘役のKristen Stewartのビジュアルが良過ぎます。
「Kristen Stewartが演じるサラの髪型、タイタニックのJackに似てるな〜」と思いませんでした?劇中で彼女はモールス信号をタイタニックで学んだと描かれているので、David  Fincherは意図的にこの髪型にしているのでしょうね。

犯人の三人組の中でも一際印象的なのがForest Whitaker演じるバーナムです。犯罪に手を染めている悪者なのは分かるのですが、理由なき暴力を嫌ったり、なぜか少し同情してしまうんですよね。
悪者が少しの親切を見せただけで、感謝の念が生じ好意的な印象をもつようになることってありますよね。この感覚には「ストックホルム症候群」と呼ばれています。

一般的な言い方をすると、「誘拐や監禁などにって拘束下にある被害者が、加害者と時間や場所を共有することにより、加害者に好意や同情、信頼や結束感を抱くようになる現象」らしいです。
実際に名前の由来となった事件があります。

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「ノルマルム広場強盗事件」

1973年、ストックホルムの銀行で2人組の強盗が4人の人質をとって立てこもる事件が発生しました。4日間以上に及ぶ監禁状況のなかで、被害者である人質は次第に犯人らに共感し、犯人の代わりに警察に反抗する行動をとるようになり、解放後の証言では犯人をかばう発言をする者も現れました。この事件がきっかけとなり、こうした極限状況で起こる一連の心理的な動きと行動が、ストックホルム症候群と名づけられました。

反対に、犯人が人質と長時間過ごすうちに、人質に対して親近感を抱くようになる「リマ症候群」というのもあるようです。
「ストックホルム症候群」、善人に比べて、極悪非道の不良が良いことをすると、すごく評価される現象と少し似ている気がします。
では、ここらへんで、、、




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