【平沢進】Global Trotters インストアイベント(1999.04.03.SAT HMV新宿高島屋SOUTH店)
【概要】
HMV PRESENTS
Global Trottersインストアトークイベント
1999年4月3日(土)新宿高島屋SOUTH店イベントスペース
START:16:00~
*アルバム「Drive」を同店で購入するとイベント整理券&サイン入りポストカード引換券が貰えた(発売日は3/25)
*このHMVは現在の「新宿SOUTH店」ではなく、新宿高島屋の南館(SOUTH)にあったほうの店舗
■出演
平沢進(P-MODEL)
小西健司(P-MODEL、4D)
Hans-joachim Roedelius(ハンス=ヨアヒム・レデリウス)(CLUSTER)
■Global Trotters(グローバル・トロッターズ)
── 地球を駆けめぐる馬たち ──
64歳のテクノ翁レデリウス氏(クラスター)の呼びかけに応え、日本テクノ・ポップ界の重鎮、P-MODELの平沢進、小西健司をはじめ、世界各地から特異な才能を放つミュージシャンがネット上のバーチャル・スタジオに集結!
E-mailでお互いのアイディアを交換し、MPEG-3という音声圧縮技術を用いてオーディオ・ファイルを行き来させることにより、国籍も、世代も、音楽的バックグラウンドも異なるミュージシャン同士が、制作過程において一度も顔を合わせることなく完成させた、音楽の新たなる可能性を示す作品である。(アルバム「Drive」告知より)
▼アルバム発売告知(出典:平沢博物苑)
http://www.pinkytrick.com/p/img/flier/thum/1999glotro_2a_th.jpg
http://www.pinkytrick.com/p/img/flier/thum/1999glotro_1_th.jpg
▼インストイベント告知
【オープン】
ドイツ・つくば・大阪にそれぞれ在住している大御所3人が、まだ出回り始めたばかりのMP3技術を使ってオーディオファイルをやり取りし、アルバムを1枚作り上げたという、1999年当時としてはかなり、相当、いや大変革新的なユニット、Global Trotters(グローバルトロッターズ)。
アルバム発売のインストアイベントが行われ、何とこのためにハンス・レデリウスさんも来日されるということで、会場はとにかく人でいっぱい。何しろクラウトロックの雄、アンビエント・ミュージックの元祖も元祖ですものね。
日本になじみがあるカタカナ表記は「レデリウス」ないし「ローデリウス」さんだと思いますが、平沢さんも小西さんも司会の方も「ハンス」さん呼びだったので、記事中もそれに倣います。
テレビカメラ収録なども入りつつ、アルバムの発売元であるバイオスフィア・レコードの男性の司会でインストアイベントがスタート。
【大御所登場】
お隣に通訳さんを従えたハンスさんはベージュ色のジャケットに水色シャツ、平沢さんはいつもの黒の上下(いつものとか言ってやるな)、小西さんは、MacExpoイベント以来の赤スーツ。こんな「ド真っ赤」なスーツ似合うの、あとはルパン三世ぐらいではないですか…。
改めて見ると、こんな人が前から歩いてきたら目逸らすわ。平沢さんは上下に合わせて靴下も黒でしたが、小西さんも靴下がちゃんと赤でしたね。(アーティストの靴下情報を後世に遺すあすび)
ヘッダー画像で既にお察しいただけると思うのですが、全体的にいい写真が無く、ハンスさんのちゃんとしたお写真は、私がテレビカメラで殆ど見えない位置にいた為ありません…。平沢さんは小さいのでMacに隠れてしまってて同様に無いです。小さいので。(?)
なお、当時も「テクノは毛根に悪い」説がありましたが、長髪はロックのものだからいいんですよ!!わかったかこら!!!
【平沢さんとハンスさん】
小西さんとハンスさんは大阪で1度会っていますが、平沢さんとハンスさんは何と今日が初顔合わせ(!)。きちんと挨拶せねばと宿泊されているホテルに向かった平沢さん、ハンスさんが見当たらず「?」と思っていたら、いきなり後ろから「ちょん」とつつかれたそう。
何ですかその微笑ましい光景は。
当時63歳と45歳になったばかりのおじさま2人だぞ。
国際電話すらもしたことが無かったというお2人でしたが、初めて会った平沢さんに対する印象は「平沢さんの音楽と同じで、とても良い印象」だったとハンスさん。平沢さんもニコニコ。ハンスさんはドイツ語と思いきや、ほぼ英語で喋ってましたね。
【出会いの場所はそもこのインターネット】
もともと小西さんの元には、外国から音楽関係のメールが届くことが多かったのですが(小西さんの個人サイト自体も英語が多かったような)、プロモーションに混じって曲の感想なども届くことがあり、それが小西さんとハンスさんとの出会い。
その時はまだGlobal Trottersをやろうという話にはならなかったものの、交流のきっかけになったとのこと。Global Trottersは2年以上に渡って続いていたプロジェクトなので、細かい話は正直あまり覚えていないそうですがw、活動に至った経緯はハンスさんから郵送で届いた1本のカセットテープ。
小西「聴いてどう思うかという事と、加えてみたい音があったら、加えてみてくれないか?という事が書いてありました」
これがGlobal Trottersの発端になったそうですが、当のハンスさんは全く覚えてないそうですw。自分が過去にやった作業全然覚えてない人、お隣にも座ってらっしゃいますね…。その人も前髪無いですね…。(?)
カセットテープからの音源作りは大変なので、途中からDAT(デジタルテープ)に変更してもらい、平沢さんが参加するようになってからはMP3に切り替えたとのこと。
【平沢さん参加の理由】
司会の方から、ユニットに途中参加した動機を聞かれた平沢さん、
平沢「まず、小西が同僚であるということです」
同僚!間違ってないけど!
ハンスさんと小西さんがやり取りしている音源も、小西さんがMP3に変換したものを聞いたのが初だったそうですが「海外ミュージシャンのハンスさんと制作している」という認識でしかなかったそうで、
平沢「ある日「レデリウス」という単語が出て来て、ようやくCLUSTERの人だと気付きました」
早く言ってよー?!ってなったでしょうねこれはw
ハンスさんと音楽的なセッションをやってることもそうだけど、インターネット起源で交流と作品作りをしているということに興味を持ち、是非とも混ぜて欲しいと参加したとのこと。
2020年から見ればネットで相談して…というのは普通のことですが、1996後半~1999年初期の出来事としては、ネット交流で作品作りというのは、かなり先進的ですからね。インターネットと音楽の在り方を模索していた平沢さんが関わらないわけがありません。
【制作について】
司会の方に「自分の作品を他人に預けてしまうことに恐れはなかったんですか?」と訊かれたハンスさん
ハンス「まったく無いよ😊」
当時としても「多作」で知られるハンスさん。
長年に渡りたくさん作品を作り、同様にたくさんの人とコラボレートをしているので、良い意味で作品の執着が無いため、このようなことが出来るのだと小西さん。
1つの作品に執着しないという点は、平沢さんも小西さんにも通じるところがありますね。
最初にハンスさんからの音源を聞いた時、完成されすぎてて、これに手を加えたら壊してしまうのではないか…と思った平沢さんも
平沢「我々にあえて音源を提示してくれているのだから、我々の解釈を加えて良いのだろうと判断しました」
戻ってきた音源を聞いたハンスさんも、本当に素晴らしく思ったし、こういうセッションで完成されたことをとても嬉しく思ったとのこと。
【MP3という技術について】
※以下、回線速度が128Kbps程度でもめちゃ速いとビビられた時代の話です(テラでもギガでもメガでもなく、キロですキロ!)
※MP3って何だろう🙄の時代です
すぐ聴けるテープなどと違って、MP3はダウンロードの手間がありますが、作業的なストレスなどはありませんでしたか?と司会の方に言われ
平沢「1分の曲で10分ぐらいで落とせます。長いと3時間かかりますが、お互いが遠い場所に住んでいると考えれば、この3時間は非常に短いです」
ビットレートが分かりませんが、インターネットを介して仕事している人の環境ですら、おそらく1MB程度のファイルに10分かかってたの、ほんとえげつないですね1990年代後半って…。しかもこの時代だと、専用サーバーのストレージなどではなく、一般的なプロバイダーのメールサーバーからのDLですよね…。
とはいえ、これは「国籍も距離も超える」と言われていたインターネットが、いよいよ現実味を帯びてきたエピソードでもあるのです。
【MP3を聴いてみましょう】
当時はまだ「音楽産業廃棄物」の宣言もまだされてない頃のため、存在は知っていても、まだまだ目新しい技術です。という訳で実際にMP3を聴いてみましょうのコーナー。
この時バイオスフィア・レコードの準備したPCがMacだった為、
小西「小西が作業をするよう、平沢から申しつかりました」
平沢さんが自分でMacを触るとアーティストイメージが悪くなるけど、小西さんならダイジョブだろうということだそうですが、何気に小西さんに失礼だったりしないのですかw
さらに操作中にウィルススキャンが始まってしまい、
司会「あ、中止します」(近寄る)
小西「(操作方法ぐらい)知っています」(冷たい)
他にも「では、Macを操作します」(例のアジテーションのようにハキハキと喋るあの感じです)など、やたら好戦的でわろた。なお、平沢さんがMac嫌いなのはただただ「Amigaのほうがすごいもおん。マイナーだけどCG作れるもおん」なので、2020年のお若いMacユーザーの皆様は全然気にしなくて大丈夫です。(言ってやった)
【試聴:「Drive」の元曲】
ハンスさんが一番最初に小西さんへ送ったバージョン。平沢さんが仰ってた通り、本当にこれだけで完成しているかのような曲。
デジタルビートのリズムがあり、どちらかというとハンスさんよりもずっと下の世代の人たちの音という印象を受ける曲なので、若い人の音楽を聴くことはあるのでしょうか?と司会の方。
この当時64歳だったハンスさん、忙しくて今の曲をしっかり聴く機会が無いけど、カーラジオで聴くので、世の中の傾向はある程度解っていますとのこと。誰かさんたちと一緒ですね…。平沢さんもこの前年、車に乗った時にインターFMは聴くと仰ってたような。(※当時のインターFMはMCが英語メイン、流れるのは原則洋楽のみ)
CD版もそうですが、後半から聴こえてくる女性ボーカルは、メキシコ出身で当時イギリス在住のアルキミアさん。既に以前からハンスさんとコラボをしていたそうで、
ハンス「次のグローバルトロッターズになるかもしれない新曲にも参加してます」
次の…。
64歳やぞこの人…(2020年、66歳で活発なおじさまを思いながら)
【試聴:「Parallel Motives」元曲】
【試聴:上記の小西さんが返した版】
CD版だと平沢さんの「木遣りボーカル」が特徴的な作品ですが、それが入る前のバージョン。元曲に比べると、小西さんが返した版はすごく小西さんっぽい(2020年で言うとすごく改訂Pっぽい)音がたくさん。
なるべくハンスさんと音が被らないように意識していたけど、入れようと思った場所にはもう音が入っている事が多く「互いに同じものを見ている」のだろうと小西さん。いい話。
小西さんが入れた音はベースとシンセと短波ラジオですが、それぞれ曲に合わせて生で弾いた(操作した)という意味で「生短波ラジオ」という単語を使ったので、通訳の人が困惑w。日本人でも普通「生短波ラジオ」とは言いませんからね…。
平沢さんの入れた「木遣り」とは、元々はとび職の労働歌ですが、町火消(町内の消防団)に身軽なとび職の人たちが多かったということで、消防の仕事をしてる人たちに受け継がれた、独特な節回しの歌です。
平沢さんが火消しの息子ということで、木遣りのアイデアを返したところ、ハンスさんは「ヨーデルのようだ」と感じてましたが、後に実は非常に日本的な手法であると知り、同時に、オーストリアの文化特有のヨーデルとも似ているという文化的共通点を発見できて、嬉しかったとのこと。
ハンスさん、その火消しの息子は美術館に火をつけようとした奴なのでご注意くださいね…。
こういう絶妙な思い違い(?)は他にもあって、この曲中盤から後半にかけてテンポアップする時の、当時の平沢さんっぽいドラムも、ハンスさんは「お、日本の和太鼓だ」と思ったけど、実は平沢さんは「ドイツ産の音源使おうっと」だったりして、ちょっと面白い。
【試聴中のおじさまたち】
司会「平沢バージョンはCDから聴いてみましょう」
小西「アップルCDプレイヤーですね。では、アップルCDプレイヤーを操作します」(※「アップル」の発音がわざと強い関西訛り)
司会「1曲目の途中くらいから…」
小西「(段取りぐらい)知っています」(冷たい)
仲良くして!w
でも平沢さんの為にわざとMac操作に対して冷酷に徹しているのですよね。そして曲の試聴中は、ハンスさん平沢さん小西さんの3人で何度となくナイショ話。イチャイチャしやがってありがとうございます。
曲を聴いてる時のハンスさんは、両足でぽんぽんとリズムを取ってて、何とも可愛らしかったです。脚の高い椅子が苦手な平沢さんも見習ってくださいね。(相変わらずソワソワしていた)
【ハンスさんのご家族の反応】
イベントスタート時からめっちゃ写真撮ってる外国の方は記者の方…?と思ってましたが、なんとハンスさんの奥様マーサさんでした。めちゃ美人。
今回の作品については、
ハンス「妻は今回の音楽を聴いて「天と地がひとつに合わさったようだ」と言いました」
奥様なんと詩的な表現をされるのでしょう…!キリストの降臨を思わせますが、奥様は中国と日本の哲学を長年学んでいるというお話だったので、そういったニュアンスで受け取るといいのかもしれません。
旬の『計算上のKun Mae』を聞いたタイのSP-2が「神様が来る」と言ったという話もありますが、確かにこの御三方が持つ「神秘さ」だったり「力強さ」だったり「繊細さ」だったりするものが1つになって「全く新しく美しい世界が見える」作品として仕上がっているというのは、作品を聴いた人なら感じると思います。
司会「(今の感想を聞いて)どうですか平沢さん」
平沢「ขอบคุณมากครับ(コップンマカッ). どうもありがとうございます。」
とっさの外国語がタイ語なのですかw。通訳の人も一瞬困惑したことでしょうが、おそらく我々の前ではセンキュー(Thanks so much)などと言いたくなかったであろう反ロックおじさま…。タイ語の訳は続いて喋った日本語の通り。「コップンカッ」のもう少し気持ちのこもった言い方ですね。
【今後について】
Global Trottersとしての今後はまだ何も予定がないけれど、今回使ったMP3という技術は、ミュージシャンの立場を大きく変える可能性を持っているし、これを知っていると、今後のP-MODELの活動がより面白くなると平沢さん。
これが、この3か月後に発表される、メジャーレコード会社離脱、P-PLANTでのMP3配信など「音楽産業廃棄物~P-MODEL OR DIE」シリーズへ繋がって行くことになります。
ハンスさんは、ケルト音楽を電子音楽ファンの人々にも知ってもらおうとコラボしたり、先述のアルキミアさんともコラボ、U2ともコラボ。あとは今月にウィーンでフェスティバルに参加とのことで、64歳(半年後に65歳)とは思えないアグレッシブっぷり。
司会「今後、色んなリミックスバージョンも発売されるかもしれないので、期待していてください」
当時は「へえー🙄」としか聞いていなかった、この色んなリミックスバージョンとやらは、このエピソードへと繋がっていったようです。
▼博物苑顛末録
「Black in White ~ Global Trotters European issue [四方山話]」
https://vistoron.blog.ss-blog.jp/2011-08-08
黒盤のエピソードひどいw。
2020年現在も、音源は日本で出たいわゆる白盤と、ヨーロッパで発売された黒盤のみとなりますが、黒盤は「GLOBAL TROTTERS PROJECT VOL.1」とありますし、続編も可能性はあるとしていて、そしてバイオスフィアも自分とこでも出すつもりだったんでしょうかね…。
【不幸のプロジェクト】
思い返せば1987年、平沢さんと小西さんがフロッピーディスクを往復書簡として音源をやり取りした「不幸のプロジェクト」。1996年10月に音源が『不幸はいかが』としてCD化された際は、下記のような文章が掲載されました。
当時「不幸のプロジェクト」はこの遊びに、二人とも共通した期待感を持っていた。「何度往復させても、劣化も誤差も生じない題材を、距離を隔ててた者同士が同時に共有する」というこの関係を、将来もっと便利な形で実現する日がくるんだろうなあ、と。飛脚よ、インターネットを見たか?
(不幸のプロジェクト「不幸はいかが」ライナーノーツより抜粋)
今回のインストアイベント時に平沢さんが仰っていた通り「MP3はミュージシャンの立場を大きく変える」ことになりました。過ぎてしまえばあっという間の技術の進歩ですが、何十年も前から、平沢さんも小西さんもハンスさんも、ずっとずっと先の未来を見据えていたんですね。
ネットのみで完結する宅録が当たり前になった今では、もう意義や役目は果たした、ということになるのかもですが、時代の転換期を見る(聴く)ことが出来たGlobal Trottersは、本当に素晴らしいプロジェクト・ユニットだったと思います。
【クロージング】
最後にイベント特典のサイン入りポストカードを、何と手渡しして貰えることに。どのような受け取り方だったか忘れてしまいましたが、1列に並んで3人の前を通って、受け取れるメンバーからさっさと受け取る、だったような。
とにかく終演後に出口でフライヤーを配りまくるミュージシャン感が凄かったことだけは確かw。私は小西さんから貰いました。近くで見るとスーツの色がまた鮮烈💓
※上記、最初1996年となってしまってましたが直して頂きました🙏
※大量に資料を送り付けた際、補足テキストにコピペで1996年と書いてしまったのは私ですごめんなさい🙏
ポストカードの左隅には「愚露吐弄」(グロトロ)
こら!ハンスさんに日本のワルの文化を教えたんじゃないでしょうね!それにしてもハンスさんのサイン、頭文字が顔になっていて何ともキュート☺
ちなみに印刷では無く、手書きなのですよこれ…。
▼サインのサイズ感などが異なる版(出典:平沢博物苑)
http://www.pinkytrick.com/p/img/flier/gtpost.jpg
イベント前に3人でせっせと回して書いたのかと思うと笑えますn…いえありがとうございます御三方。
手渡しが終わった後で、再度一言ずつ喋っていましたが、終わったと思ってだいぶステージから離れてしまっていた(人が多くて戻れなかった)ので、詳細不明。でも「今後の為にMP3を覚えましょう」ってなことだったかと。
代わりに、去り際の平沢さんのバックショットをパチリ。(ここのHMVは店内を通らないと裏に引っ込めないアーティスト殺しの仕様)
相変わらず後れ毛がちょっと巻いててキュート…。あとステージ下りるとほんと身長(省略されました)
平沢さん、小西さんはさっさと引っ込んでしまいましたが、ハンスさんはずっとファンと喋ってたり、奥様も着物で来たファンとの2ショット写真を撮ってあげたりしてて、おふたりとも本当に良い雰囲気でありました。どうぞ我々と同様に、楽しい思い出になっていますように。
という感じで改訂レポを終わります。
【お知らせ】
田村指圧治療院
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ライブ前後でここで治療を受けておくと、遠征や長時間のスタンディングでも身体のラクさがほんとに違うので、馬骨の皆様も是非。何故かTB-303(シンセ)、TR-909(リズムマシン)も完備しているぞ!
先の見えない状況でストレスが多くなると、心身にも影響が出やすくなりますが、治療をすると緊張した身体がラクになり、心も落ち着いてきます。肩こりや腰痛など慢性的なお悩みのある方も、一度相談してみてください。
ニューウェーブ周りの音楽にも大変詳しいですが、2014年『パラレル・コザック』(赤坂BLITZ)の時に、カフェ「Gazio」で楽屋弁当を食べながら限定ライブ中継を観た伝説の先生なので、お話もしやすいと思います。
■田村指圧治療院
https://tamura-shiatsu.com/
☆茨城県:取手治療室…JR常磐線/関東鉄道常総線「取手」駅より徒歩6分
☆東京都:上野治療室…JR山手線/京浜東北線「御徒町」駅より徒歩2分
※診療時間など詳細は上記URLへ