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第4章 ~This is Africa~

シカモ〜、マラバ〜。
新井 伸です!目上の人に対して使う挨拶で登場したんですけれども、

今回のアフリカ物語は..
モンバサからMorrisの住むティカに戻った新井 伸。自給自足?アフリカの大自然、発展する都市部!どんな景色が新井 伸の目に映ったのか。。

この章では、僕が何度もThis is Africaって言っちゃいます、先んじて謝罪させて頂きます🙇‍♂️

それではケニアへLet's go🏃‍♂️

(まだ第3章をご覧になってない方は下の記事をタップ↓↓)

第4章 ~This is Africa~
 ①アフリカの水
 ②お金の存在しない村
 ③アフリカンサファリへLet's go!
出典 : This is Shin

①アフリカの水

みんなで川遊び🤙

ミリティーニ村で5日間過ごして、10時間かけて我が家であるティカに帰ってきた。

旅の疲れを癒して次の日。
Morrisと酒飲むついでに、滝を見に行こう!となったのでBlue Post Hotelに行った。

Blue Post Hotelでご飯を楽しむMorris

ご飯は最高に美味かった、観光客には人気なホテルなので、ヨーロッパ人がたくさんいた。

滝を楽しむMorris

アフリカといえば水が抹茶色。
飲み干してしまいたいほど美味しそうな抹茶色の水だが、とても汚れているので飲んではいけない。

アフリカの常識、This is Africa.

人間みたいに普通に歩いとるダチョウ

このホテルは小規模な動物園があったので、Morrisと行くことにした。
すると、檻に入ってない動物がちらほらおる。いや普通ですけど、みたいにおる。
This is Africa.

可愛い動物やヘビが入ったたくさんのビンを眺め、檻に入ってない猿と遊んで、酒飲みに行った。

Tusker Tシャツだから3割引!
(後ろの人まで羨ましがってる)

ケニアではお酒は18歳から飲める。
したがって僕とモリスは合法でお酒が飲める。ケニアで1番人気のビール、Tuskerを片手にMorrisと熱く語る。

まさかアフリカで飲み会する日が来るとは思ってもなかった。
楽しい宴も終わり、その日は家に帰った。

またある日、たーーくさん滝がある場所に行こう!と言われMorrisと向かったのは、、

Fourteen Falls

やっぱり抹茶色だ。
なぜ同じ滝なのにこうも日本と違うんだろうか。

カヌーで水面を漕ぎながら抹茶色の水をこの目に焼き付ける。(近くで見たら美味しそうじゃないw)

14瀑ある大きく偉大な滝に圧倒され、現地の女の子にアジア人が珍しいか写真を撮られ、14 Fallsを後にした。
(滝の数え方は瀑って言うらしい)
(アフリカ人から逆ナンパ、気分が良いねえ)

ケニアの水って安全なの?
みんな疑問に思うだろうが、写真を見て分かる通り川の水は飲めない。
したがって、家ではケニア山から取れた水を飲料水として、水道水は食器洗いや車洗いに使う。

アフリカでは水が貴重なのだ。

②お金の存在しない村

ものすごく簡単に素手でアヒルを捕まえた子供

またある日は、Morrisの祖父母宅に行った。Morrisのおじいちゃんはケニア山の周辺に住んでいて、分かりやすいイメージで言うと富士山の6,7合目に人が住んでいる感じ。

そこは小さな村で雨が降ったら道はなくなり、赤道直下なのに夜はクソ寒い。
(いや高山地帯と言っても、赤道は灼熱地獄だと思うやん!)

家は意外と大きく、そこには牛・羊・アヒル・鶏など色んな動物が共存していて、キャベツやじゃがいも、コーンなどの野菜類、マンゴー・バナナ・りんご..全ての果物をこの家で育てていた。

まさに自給自足、家も自分の手作りで、商売せずに暮らしている。まるでマインクラフトのような世界がアフリカに存在した。
This is Africa.

そしてその夜、火を焚いて部屋を暖かくし、夜ご飯を待っている。(平和)

ただ夜ご飯を作っているのを見るだけでも学びがあった。

食材には、固くて食べられない部分や人間にとって毒になる部分が存在する。したがって僕達は生ゴミとして可燃ごみに入れる。だけどここでは違った。

食べられないものは動物の餌に。
果実の皮、とうもろこしのコーンが無くなったあのカサカサの状態でさえ、畑に投げれば肥料になる。

ゴミと言う概念がこの村ではなかった。

普通に考えれば、全てのものは自然に帰る。たとえ人でさえも、死んでしまえば自然に帰る。当たり前でも分からなかったこの事実。

原始的な暮らし?そんなことを言う人がいるだろうが、僕には全てを理解したスマートな生き方に感じた。

そして夜ご飯を頂いた。
くそ美味かった。全ての食材がオーガニックで添加物一切なし。Morrisのお父さんや添加物が入った食べ物を嫌う理由が少し分かった気がする。

キャベツ食べる時最初に何枚か捨てるあれ。
あれはアヒルの餌になる。

何やら楽しそうに家族で夜遅くまで話をして、ものすごく暗い道を通って家に戻った。(街灯も無く僕には全く見えない道だが、Morrisのお父さんは楽勝に見えるらしい)

文明が発達し続ける理由はなんでだろう。色んな疑問が滝のように流れては落ちて、ぶくぶくとクラムボンのように湧き上がってくる(クラムボンは泡であると熱弁していた5年生の頃が懐かしい。)

④アフリカンサファリへLet's go!

都市の中に広大な自然!

ケニアでは動物は身近にいる。圧倒的に日本よりは身近にいる。

例を上げるなら車を運転していて、車かと思ったら牛が道路を歩いている。みたいな事が普通にある。This is Africa.

Morris父曰く、これより何十倍も動物が近くで見れる場所があると言った。

それが、ナイロビ国立公園だ。

凄まじいスピードで発展をする首都ナイロビ

ナイロビ国立公園に入ったら最後、正規ルートなど存在せず、自然の中で生きる動物を車で探し回る。

これこそがサファリ。
よく富士サファリパークとか、大分にもアフリカンサファリがあるけど、それとは全然違う。

朝5時からライオンを追っかける人間

ナイロビ国立公園に入った。
僕たちの目標は、BIG5を見つけること。

BIG5とは、ライオン・バッファロー・サイ・ゾウ・ヒョウのこと。

このBIG5を見つける旅、これこそがアフリカンサファリだ!

昼になると動物は寝てしまうので、朝5時にナイロビ国立公園へ向かった。

早速Morrisのお父さんが車の列を発見、
そこには家族で散歩しているライオンがいた🦁

それからサイ、キリン、シカなど順調に色んな動物と遭遇した。

10時間が経って、、
ゾウにまだ会えていない。。

「Dad, ゾウはどこにいるのかな?こんなに会えないものなの?」

するとMorrisのお父さんは。
「ゾウはこの公園では見れない、絶滅させられたんだ」

密猟者によって、ここ数十年様々な動物が絶滅してきているのだ。

1989年には、ゾウの保護側はケニアの大統領が、ゾウの絶滅側は密猟者。長年戦われて来たものに終止符を打つかのように、当時のケニア大統領は5,400kg以上もの象牙を燃やした。

1989年に建てられた記念碑

近年は着実にゾウの頭数は増えてきてはいるが、僕がサファリに行った時は姿を表すことはなかった。。

そんな歴史を感じるアフリカンサファリも終わり、今日もMorrisの家に帰った新井 伸であった。

次回 新井 伸のアフリカ物語
第5章 ~スラムの生活~
アフリカで最大のスラムに行くお話

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